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睡眠負債はどうすれば返済できるのか?【その2】

まだ睡眠負債は返せていない・・・

睡眠負債を返すために体内時計を正常に戻すということで、慌ただしい時でも「今」を意識するようにするとか、寝る前に強い光を見ないようにするといったことをしてみましたが、それだけでは睡眠負債を返せているという感じにはなりませんでした。ということを前の記事で書きました。 

seege.hatenablog.com

今回は、その続きです。

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心拍数が高い

体内時計のベースは心拍数ではないのか?ということをふと考えました。

心臓の鼓動というのはリズムを刻んでいるようなものです。

緊張すれば心拍数は上がり、平常時は下がります。

精神状態と心拍数に関係性がないはずがありません。

スマートウォッチの心拍数モニターを見ました。

僕の心拍数は平均90回/分でした。

定期的に通っている病院の担当医の方に相談すると、血圧は平常値なのに心拍数が高めなのは気にはなっていましたということでした。

ちなみに、心拍数が速いというのは、100回/分以上だということです。

午前中が平均90で午後になると平均80に下がり、15時を過ぎるころからまた平均90になるという感じです。

GABAが効果がある?

「ネルノダ」という睡眠の質を向上させるという飲料のテレビCMが、その頃、よく流れていました。

何となくふざけた感じのCMで、疑いの目でしか見ることができませんでした。

CMの最後の方で「GABAが睡眠の質を向上」と言われてました。

GABA?グリコのチョコレートでGABAでストレスを低減するとかいうものがあったのを思い出しました。

ネルノダのホームページを見て見ました。

GABAが睡眠の質を向上させるということは書いてありますが、どのような仕組みで向上させるのかは書かれてないようです。

次に、グリコのホームページを見ました。

GABA for Sleep というGABAの含有量が増えたものも出されています。

GABAこと、γ-アミノ酪酸には、副交感神経を優位にする効果があると書かれています。

【出典】GABA(ギャバ)|グリコ

GABAは、トマト、アスパラ、じゃがいも、ナス、かぼちゃ、発芽玄米、蕎麦といった自然食品にも含まれているものです。

化学物質ではないので安心です。

ネルノダは1本約130円で、GABAが100mg

コンビニでも販売されている、GABAフォースリープ<ミルク>は、1袋約150円で、標準5粒にγ-アミノ酪酸28㎎を配合。標準で1袋に23粒だということなので、1袋で約128g

残念ながら、グリコのGABA for Sleepを販売しているところを見たことがなかったので、どこのコンビニでも販売されている方で比較しました。

寝る前にチョコレートを23粒も食べるのは太りそうなので、ネルノダをドラッグストアに買いに行きました。

ドリンクタイプ6本セットのものを購入して1週間、寝る前に飲んでみました。

心拍数に関しては変化はなかったのですが、途中で目が覚めることが、ほぼなくなりました。

90分サイクルの睡眠も安定している感じです。

何より起きた時のスッキリ感が戻りました。

よく寝たぁ~って感じです。

睡眠負債が少し返せているような気がします。

しかし、まだ、目の奥が痛い感じが残っていますし、日中の頭痛もあります。

ネルノダの6本を飲み切り、その後、一旦、飲むのを止めてみました。

すると、前の辛い状態が戻ってきました。

GABAが僕には効果があったということになります。

ネルノダを再購入するに際して、考えました。

GABAの量を増やす

もっと、GABAの量を増やすと睡眠の質が更に良くなるのでは?ということです。

でも、安易に量を増やして弊害がないのだろうか?という心配もあります。

GABAの1日の摂取量というのは決まっているのかを調べてみました。

  • 1日に100~300mg程度の摂取が望ましい量です。例えば、ギャバを含んだお菓子やサプリメントが販売されていますが、含有量の少ないものもありますので表示を良く確認しましょう。笹塚クリニックでは、サプリメントとして300mgを分包にしています。
  • ギャバは脳内の血流を活発にし、酸素供給量を増やし、脳細胞の代謝機能を高める働きがあることがわかっています。頭脳や神経の働きを安定させ、頭脳や神経の疲労回復にも有効な成分です。つまり、脳を癒してくれる物質といえます。
    また、更年期障害、自律神経障害などにみられる不定愁訴(不眠、いらいら、めまい、のぼせ、怒りっぽい、全身倦怠感)の緩和にも効果が認められています。

【出典】笹塚クリニック メディカルサプリメント GABA ギャバ ストレス対策のサプリメント

上記によると、1日300mgまでなら問題はなさそうです。

で、1日300gを手軽に摂取できるものがないかと探し、見つけたのが以下のものです。

製薬会社が作ったものです。

1カプセルにGABAが300㎎配合されているので1日1カプセルなら60日分です。

これで、1527円です。

つまり1カプセル25円程度です。

ネルノダよりもかなりお手軽な価格で続けられそうです。

注文したら翌日届きました。

その日の夜から服用を始めると・・・

1日目からネルノダを飲んだ時と同等以上の効果が感じられ、更に目の奥の辛さ、日中の頭痛がなくなりました。

正直、目覚めた時の、よく寝たぁ~というスッキリ感は何年も経験していません。

それが、1カプセル飲んだだけ、それも1日でこんなにも違うんです。

睡眠モニターを見ても飲む前日の深い眠りの時間合計が20分だったのが、1.5時間です。

4日後には2時間近くまで増えました。

心拍数については、大きな変化は見られませんでした。

何より日中の頭痛、目の奥が辛い状態がなくなったことには感激しています。

(GABAは、脳内神経伝達物質で神経興奮の抑制系物質として脳内で作用するので、片頭痛にも効果があるようです。)

やはり深い眠りの時間をいかに長く取れるのか?ということが重要だということがわかりました。

何回も目が覚めるというのは深い眠りに入れていない証拠です。

何にでも個人差がある

僕の場合は、GABAで劇的な睡眠の改善が得られましたが、あくまで個人的なものなので、誰にでも効果があるのか?ということはわかりません。

ネルノダには、以下のようなことが書かれてあります。

  • 「降圧薬を服用されている場合には、医師・薬剤師に相談してください」

同じGABAを服用されている方のレビューを見ると、効果が感じられないという方もいます。

何にでも個人差があるものです。

症状が同じであっても、なぜ、その症状が出ているのか?と言えば千差万別です。

僕の場合は、日中が慌ただしくなり体内時計に乱れが出たことで睡眠が浅くなったことに気がつきました。

それでも夜、横になれば直ぐ眠ることができました。

でも人によっては、なかなか眠れないほど脳が興奮している方もいると思います。

そんな場合に、GABAを300㎎服用したから効果があるのか?というとわかりません。

それほど重症であれば、専門医に相談するべきだと思います。

日中の生活が一番重要

結局は、日中をどのように過ごしたか?ということだと思います。

僕は慌ただしくなってから睡眠が浅くなったと思っていましたが、GABAを服用して目覚めた時の感覚は何年も経験していなかったと感じたということは、ずっと睡眠は浅かったということになります。

 

具体的な症状として現れていないから気がつかなかっただけで、睡眠を浅くするような要因が日中の生活にあったのだと思います。

もう少し、日々の生活で睡眠を浅くするような要因に気がつくことができて、更に対処できていれば、日中に頭痛や目の奥が辛いといった症状も出なかったはずです。

GABAを服用して目覚めがスッキリした、頭痛がなくなったというのは普通の状態ではないので、日々の生活にもっと注視し、敏感にならないといけないのでしょうね。