人は寝ると夢を見ます。
いや、人だけでなく、動物も見ているのではないかと思う時があります。
以前、犬を飼っていましたが、寝ているときに、唸ったり、吠えたりしていているときがありました。おそらく夢でそういうシーンを見ているのだと思います。
夢にも色々ありますが、悪い夢を見ていて突然、目が覚めて、夢で良かったぁ~と思うこともあれば、凄く楽しい夢を見ていて、途中で目が覚めてしまい、夢だったのかぁ~と残念に思うこともあります。こんな時は、もう一度眠ったら続きが見れないのかな?と思ったりします。
外出自粛で旅行に行けませんが、夢なら外出自粛は関係ありません。
どこにでも自由に行って構いません。
しかし、旅行にいっている夢をみたいと思ってみれるものなのでしょうか?
夢には、夢であることを自覚しながら見る「明晰夢」というものがあるそうです。
そして明晰夢は夢の内容を思い通りに操れる可能性があるということです。
【出典】
明晰夢テクニック
上記によると夢なのか現実なのかを区別できるようにするということが大切で、そのためには、1日に数回、自分が夢の中にいるのかどうかのチェックをする習慣を身につけることがテクニックとして有効だとあります。
そして夢はレム睡眠中にみることが多いということから、夜中に目が覚めたら、一旦、起きて、夢を自覚するという意思を強く持ち、「次に夢を見る時は、自分は夢の中にいると自覚する」という言葉を何度も唱え、数分間してから再度、寝ることでレム睡眠へと誘導し易くなるそうです。
実験で、テクニックを使ったグループと何もしないグループ分けて明晰夢をどれだけ見ることができたのかを調べたところ、テクニックを使った場合は、46%の成功率でしたが、何もしないグループでは変化はなかったということです。
注意しないといけないこと
注因性障害・心理的トラウマ・睡眠障害のある方は、明晰夢の中で、ネガティブな経験に繋がる可能性があるので明晰夢テクニックは試さないでくださいということです。
レム睡眠中に夢を見るというのは嘘?
夢はレム睡眠中に見るということを調べていると、以下のような記事を見つけました。
睡眠中に眼球がキョロキョロと急速に動くことがあります。
この状態のことをレム睡眠、レム睡眠以外の状態をノンレム睡眠と命名しています。そしてレム睡眠中は、筋肉の緊張が低下して体動がほとんどなくなります。
そして、レム睡眠中に夢を見ているということは、レム睡眠状態の時に外から刺激を与えて覚醒させると、約80%の人が夢を見ていたと回答したことからレム睡眠中に夢を見ているということになったようです。
しかし、これだと、レム睡眠中に夢を見ている確率が高いことはいえますが、ノンレム睡眠中に夢を見ていないという証明にはなりません。
実際に試してみると、ノンレム睡眠中でも20~60%の人が夢を見ていることがわかったそうです。
しかし、自然に目が覚めた時に、夢を思い出せるのはレム睡眠中に見た夢が多いということなので、夢だと意識できる必要がある明晰夢を見るのであれば、やはりレム睡眠中の方がよさそうですね。
そして、明晰夢を見るためには、夢を見たという自覚をもつこと、そしてどんな夢だったのか思い出せるようになることは必要な感じがします。
夢を記録する「夢日記」をつけることで習慣化にも役立ちますし、あの時、こんな夢を見ていたんだという振り返りにも役立ちそうです。
まずは、起きたら夢を思い出すというところから始めてみようかと思います。