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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

行列を減らすビジネス

がっちりマンデー!!」を久しぶりに見た。

日曜日に勉強!、月曜日から実践!のがっちりマンデーだ。

最近、ずっと見ていなかったが、放送時間にテレビをつけると偶々チャンネルがTBSになっていて、がっちりマンデーが始まったので、何となく見てしまった。

テーマは「儲かる混雑ビジネス!」

混雑を緩和するためのビジネスらしい。

番組のコメンテーターによると混雑している場所→印象が悪い→来てくれないという仕組みになるらしい。

まぁ、その仕組みが成立するのは代わりがある場所の場合だろう。

東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオみたいなオンリーワンの場所は代わりがないので人が集まるのは避けられない。

疑問を感じた点が一つあって混雑している=話題の場所ということ。

話題の場所だから行きたくなるのではないだろうか?これが話題になっていなければ、行く人本当に好きな人だけで話題になってるから行ってる人達は行かなくなるのでは?という気がした。

行列のできるラーメン店のファストパス

番組の最初に紹介されたのは「行列のできるラーメン店に並ばずに入れる」という「テーブルチェック・ファストパス」。

これは予約ページから手数料を支払うと人気店であっても並ばずに入店できるという仕組み。

高級レストラン等は予約ができる場合が多いが

ラーメン店などは通常、予約という仕組みはない。

しかし、テーブルチェック・ファストパスは店に手数料を支払って優先席を確保してもらうというもの。

長い行列を尻目に並ぶことなく悠々と店内に入りラーメンを食べられるというのは魅力的なので多少、手数料が高くても利用したいという人は多いと思う。

手数料は、大阪の上方レインボーというラーメン店の場合だと1人390円で全6席のうち、2席まで予約まで予約可能に設定されていた。

また東京のラーメン店、八五では、最大6時間待ちの場合もあるような人気店なので午後は「テーブルチェック・ファストパス」専用で1人500円に設定されていた。

八五では以前にも記帳・予約といった仕組みを取っていたこともあるが戻ってこない客がいて時間・スープ・食材が無駄になってしまっていたのでやめてしまったようだ。

しかし、「テーブルチェック・ファストパス」は手数料はクレジットカードによる先払い制なので来ない人は、ほとんどいないということだった。

このサービス、まだ始まって間もないこともあり知らない人が多かったのではないだろうか?

予約ができる店でも、なかなか予約が1年待ちなんて店も少なくないので「テープチェック・ファストパス」も周知されてくると利用者が更に増えて既存の予約店同様に予約がなかなか取れなくなって食べたい時に食べられないということになってしまうような気がする。

実際、4月14日時点で銀座八五は、1週間後の日曜日でも既に予約が取れない状態だった。

きっと、その場合は、更に手数料をあげていきもしかすると、ラーメン一杯より手数料の方が高くなるなんてこともあり得るのではないかと思った。

バーコード不要のコンビニ

次は高輪ゲートウェイ駅構内にあるコンビニ。

通勤時間の駅のコンビニなんて凄い混雑でレジ待ちの時間が見えないので自分は利用しようとは思わないが、このコンビニならレジ待ち時間も見えるので利用してみたいと思った。

どんな仕組みなのか?というと一言で言うと、入店して商品を取るとバーコード等の読み取りが不要でレジ前に立つだけで合計金額が表示されて会計を行うだけで済むという仕組み。

どのように実現しているのか?というと、入店時に天井に多数設置されているカメラで入店者をロックオンする。

その後、カメラはロックオンした人を追いかける。

そして商品棚には重量センサーが設置されており商品を取り出すと何を何個取り出されたのかがわかる。

商品を誰が取り出したのかはロックオンしているカメラ映像で取り出された商品に1番近い人を判別して決定する。

このため、カメラに見えないように商品を取り出しても重量センサーで判別され近くにいればカメラで取り出した人が特定される。

そして、店内で必要な商品を取り出してレジ前に行くと料金が表示され支払いを行うだけという仕組みだ。

そこには店員もいなければ、バーコードを読み取るという作業もない。

キャッシュレス決済であれば、10秒程度で支払いが完了してしまう。

利用する際に、事前に登録する必要などもないので手軽に使えるのもありがたい。

空き駐車場を利用する

豊田スタジアム名古屋グランパスエイトの本拠地ということで試合が行われるときには、周辺地域の駐車場不足によりスタジアム周辺だけではなく、周辺の道路まで渋滞してしまう。

これを解消するために「アキッパ」は豊田スタジアム周辺の個人宅で使ってない駐車場、土日が休みの市役所や会社の駐車場と契約し1300台以上の駐車場と契約している。

そして、駐車料金は、「アキッパ」と駐車場の持ち主で半分ずつ分け合う仕組み。

そしてこれだけでは混雑はなくならないので、全ての駐車場を予約制にした。

更に、全ての駐車場料金が同じだとスタジアムに近い駐車場に殺到するため、スタジアムからの距離によって駐車料金を変えるようにした。

徒歩6分の距離だと1日3900円、徒歩17分だと1日2500円、徒歩31分だと1日1500円といった具合だ。

これで駐車場利用者が、ほどよく分散されるので渋滞が緩和される。

個人宅で使用していない駐車場を探すのは大変なため、自動車保険の会社と連携して保険を解約した人だと免許を返納している場合が多いことを利用してピンポイントで交渉できるような仕組みも取っている。

他にも、イベント会場などでの女性トイレの混雑解消のために、女性トイレと男性トイレの仕切り用の壁を可動式にしてトイレの数を増減できるようにするといった仕組みも紹介されていた。

久しぶりに見た、がっちりマンデーだったが、色んなことを考えるものだと、かなりの刺激を受けた。