今週のお題「いも」
「いも」と聞いて最初に思い付くのは、「コロッケ」です。
僕の中では、いも=コロッケと定義しても良いくらいです(笑)
子供の頃、近所にあった肉屋に「お使い」で肉、コロッケを買いに行った時のことを思い出します。
店内に入ると、コロッケの微かに残っている良い香りがお迎えしてくれます。
僕は、肉屋に行っても肉には興味がなくて、コロッケが関心の中心でした。
肉屋に行くのは、決まって夕方です。
肉はグラム数とか指定されているので渡されたメモを店員さんに渡すと対応してくれました。
コロッケは、注文してから揚げてくれるので、暫く待つことになります。
目の前には肉が沢山ならんでいます。
しかし、店内がコロッケの香りが拡がっていくように僕の頭の中ではコロッケが拡がっていきます。
最近は近所に肉屋というのがなくなり、コロッケもスーパーで買ってます。
そのため、揚げたてというのはなかなか食べられなくなりました。
パックに入ったコロッケでは香りが弱いです。
冷凍食品も結局は温めるだけなので、揚げたてコロッケとは言えません。
クリームコロッケ
コロッケは全てが揚げたてが美味しいかというと、例外もあります。
クリームコロッケです。
それ、じゃがいもが入ってないと言われそうですが、そこは大目に見てください。
なぜかクリームコロッケは常温の方が美味しいんですね。
常温であって、冷たいのはダメですよ(笑)
冷めているので香りはありませんが、中の具については冷めた方が味がまろやかになる感じが個人的にします。(あくまで個人の感想です)
コロッケそば
コロッケ好きの僕ですが、食べたことのないものがあります。
それは「コロッケそば」です。
東京に行った時に、立ち食いそばでよく見かけるのですが、カラッと揚げたコロッケがそば汁で浸される姿を見るのが忍びないのです。
そばとコロッケを別々に出してくれるところもあるようですが、それだとコロッケの衣もサクッとしたままで、おかずとして食べられそうです。
コロッケそばが好きな人に言わせると、汁がコロッケに染みていくのが良いということなので、好みは人それぞれってことですね。
考えてみると、「いも」って日本人の食には欠かせない材料だと思います。
家庭料理の人気ランキングがあれば、ジャガイモが使われた肉じゃがといった料理がランクインするのではないでしょうか?
ポテトチップス
いもは、お菓子でも大人気です。
僕も好きな、ポテトチップスです。
日本が発祥だと思っていたのですが、米国が発祥のようですね。(色々と説はあるようですが日本ではなさそうです)やっぱり、「ジャガイモ」と「揚げる」というのは最高の組み合わせなんでしょうね。
五郎島金時
ここまで加工品ばかり取り上げてきましたが、金沢で「いも」というと「五郎島金時」が有名です。
金沢の五郎島・粟ヶ崎地区や内灘砂丘で生産されている、さつまいものことです。
土というより大粒の砂で栽培するので、水はけもよく肥料もちも良いということです。
収穫量を抑え作りすぎないことで栄養をしっかりと吸収しながらストレスなく成長させる栽培なので、糖質系の、ほくほく感の強いさつもいもができます。
五郎島金時は加賀野菜にも含まれています。
そんな五郎島金時なので現在は、品薄でなかなか手に入らないようです。