日清 どん兵衛の過去CMが再放送
2020年5月末になって流れているどん兵衛のCMですが、新型コロナウイルスの影響で新作の撮影ができないため、約3年前に作られたものを放送しているようですね。
最初、新作?と思っていたのですが、見た記憶があるんですよね。
調べてみたら、案の定、2017年に作られたCMでした。
しかし、2017年の頃と現在、放送されているCMは微妙に違います。
それは、星野さんが、天ぷらをサクサクと音を立てて食べると、吉岡さんが、「裏切りの音がする!」と言って耳を押さえるのですが、現在のものは、「裏切りの音」で切られています。
確かに、「がする!」は不自然な感じがするので、良い判断だったと思います。
どん兵衛CM どんぎつね篇
さて、吉岡さんと星野さんによるどん兵衛のCMですが、これまで以下のものが作られています。
- どんぎつね出てきません篇
- どんぎつね篇
- どんぎつねの嫉妬編
- 耳は正直篇
- 耳は正直篇(フェルト)
- 編んでいる篇(星野さんのみ)
- ふっくらマフラー篇
- 一番好きなもの篇
- ツキを招く月見そば編
- 月見ポケット篇
- あげキッス篇
- 大晦日のうそ篇
- おおみそかのうそ篇(子役)
- 恋七味篇
星野さんが、TBSのドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でブレークした翌年から始まったCMです。
どん兵衛は種類が豊富
このどん兵衛ですが、「きつねうどん」と「天ぷらそば」以外にも沢山の種類が販売されています。
- かき揚げ天ぷらうどん
- 鴨だしそば
- 肉うどん
- 汁なしどん兵衛釜たま風うどん
- ラー油香るラーそば
- きつね焼うどん
- あさりとはまぐりのW貝だしうどん
- 焼うどん 担担花椒仕立て
- きつねうどんソルトオフ
- 日清のあっさりおだしがおいしいどん兵衛 5種の具材が入ったきざみ揚げうどん
- 日清のあっさりおだしがおいしいどん兵衛 5種の具材が入った揚げ玉そば
- 日清のあっさりおだしがおいしいどん兵衛 4種の具材が入った肉だしうどん
- 京風あんかけうどん
- 淡麗塩だしそば
僕は、この中で食べたことがあるのは、鴨だしそば、かき揚げ天ぷらうどんだけです。
そして、肉うどんというのは、コンビニやスーパーでよく見かけるのですが、僕は買ったことがありません。
しかし、どん兵衛肉うどんは、広告しなくても売れているというのです。
その理由は以下の通りです。
詳細は、是非、リンクより参照願います。
理由1:原価が高い
理由2:ニクニ謎はいらない
理由3:ジューシーではなく、ジューシィ
理由4:茶色はアースカラーで、しかも凄く落ち着く
理由5:店長さんが棚に置いてくれる
理由6:きつねは出ない
理由7:肉という字は、人と人が方車をして壁を越えようとしているように見える
理由8:日清の広告はそもそも広告じゃないので、広告しているかは関係ない
理由を体験したい方は、肉うどんを買ってみてください。
どん兵衛の肉うどんの肉は、きつねや天ぷらより原価が高いので、良い素材を使っているということだそうです。
日清といえば、カップヌードル、カップヌードルと言えば、謎肉です。
しかし、どん兵衛肉うどんの肉には謎はなく、普通に本物の肉です。
そして、広告しなくても売れるのは、スーパーやコンビニの店長さんが魚好きより肉好きが多い(日清の推定)ので、肉うどんを棚に置いてくれるということです。
こんなような、本気とも冗談とも取れる内容が、上記の「試し読み」ボタンをクリックすると書かれてありますので是非、読んでみてください。
どん兵衛は、僕は昔ほど食べなくなりました。
理由が2つあります。
1番は、2008年に天ぷらそばが、ぴんそばに変わり、2010年には3層太ストレート製法で、さらに太く、つるっともっちりとしたうどんに変わったことです。
真っすぐな、そばや、うどんでのど越しを楽しみたいというのであれば、カップタイプはそもそも食べません。
どん兵衛の良さは、麺と汁が、うどんでも、そばでもなかったという点であり、どん兵衛という新種の麺だったんです。
そして美味しさの秘密はスープであって、スープを引き立てるのに、絡みやすい縮れ麺がベストだったんです。
これがストレート麺に変わったことでスープは麺に絡むことはなくなりました。このため、薄味に変わり、どん兵衛ではなくなってしまったんですね。
これに対して、マルちゃんの赤いきつね、緑のたぬきは、昔ながらの縮れ麺です。しかし、残念ながら、マルちゃんの赤いきつねは、なぜか薄味で、麺にスープが絡んでも今のどん兵衛ストレート麺と互角です。
しかも、きつね部分(油揚げ)に関してはマルちゃんは日清の足元にも及びません。
どちらが、昔のどん兵衛に近いか?というと、若干、赤いきつねの方が近い気がしますので、赤いきつねを食べる機会が増えたことで、どん兵衛を食べる機会が減っただけです。
どん兵衛が、ストレート麺にするまでに凄く苦労されたということは知っています。
しかし、苦労したからといって、ストレート麺に変わったことで、僕にとっては、どん兵衛でなくなったのですから、その苦労は無駄でしたよと言いたいです。
それでも、どん兵衛を全く食べなくなったということではなく、頻度が減っただけで、どん兵衛に似たカップ麺を食べたくなることはあるわけです。
僕の中では、本家のどん兵衛は2010年で無くなって、今、あるものは偽物のようなものだけなんです。
日清さんは今でもストレート麺押しですが、ストレート麺がどん兵衛にとっては失敗だったことに、早く気が付いて欲しいものです。
実際、2016年のシェアでは、赤いきつねがカップヌードルに次いで2位ですが、どん兵衛きつねうどんは7位という事実が証明しています。
まぁ、どん兵衛は種類が豊富なので、共食い状態でシェアが分散されている可能性もありますね。
ストレート麺は苦労して開発したというので、力を入れたい気持ちはわかるのですが、どん兵衛は種類が豊富なのですから、昔ながらのどん兵衛としてもう1種類販売しても何の問題もないと思うんですけどね。