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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

恐怖の学習と興味の学習

爬虫類が苦手

ヘビ、トカゲ、イグアナ、ヤモリ、カメレオン、ワニ・・・

爬虫類が苦手だという人は多いと思う。

見た目や動きが受け入れられないということからなのか?

人類の本能としてなのか?

いや、人類の本能なら爬虫類が好きだという人がいるのは矛盾する。

子供の頃から、爬虫類=気持ち悪いということを親から知らず知らずのうちに教わってしまっているからではないだろうか?

恐怖の学習

爬虫類がテレビに登場すると親が「気持ち悪い!」とか本気で怖がっていると、子供は最初は何の感情もなかったものが、爬虫類=気持ち悪い!ものなんだという情報がインプットされてしまう。

そんな目で繰り返し見るようになれば、爬虫類に対するイメージは完成されてしまうことだろう。

これを「恐怖の学習」というらしい。

興味の学習

逆に、親が爬虫類好きで、同じように爬虫類がテレビに登場すると、親は「かわいい!」と本気で喜んでいると、子供は同じように爬虫類=かわいいものなんだという情報がインプットされてしまう。

これを「興味の学習」という。

逆戻り

しかし子供が学校に通うになり周囲の同級生たちの多くは爬虫類が苦手なので「恐怖の学習」を繰り返し行うことになる。

その結果、爬虫類が苦手になってしまうという場合もあると思う。

人間なので「苦手」「嫌い」「気持ち悪い」という感情は当然ある。

この感情自体は尊重されるべきものだと思う。

差別といじめ

しかし問題なのはこれらの感情から生じる「差別・いじめ」という行動だ。

欧米では身勝手な奴隷制度、植民地制度から生じた有色人種に対する差別が今も根強く残っている。

日本でも、白人や黒人の人をみたら怖いと感じる人もいる。

しかし差別なんてことはしなかった。

いやいや、日本も朝鮮人に対する差別をしているじゃないか?と言われるかもしれない。

しかし今は、どうだろうか?

反日感情が強いことから嫌いだという感情を持つ人はいると思うが差別する人はいないのではないだろうか?

それどころか、韓流スターにあこがれる人もいるのだから欧米人による人種差別の比ではない。

マイノリティ

欧米を中心に、LGBT、性的マイノリティの社会的需要を求めた活動が行われている。

元々、人は男と女、結婚は男女が行うものだという前提で整備されてきた法律なので、新しい考え方が必要になるのであれば、それは受け入れるしかない。

そして法的に整備する必要があるならそれは整備するべきだと思うし反対する理由はない。

ただ、苦手なこと、嫌いなことを得意になれとか、好きになれと言われるなら、それは断固拒否したい。

好き・嫌いは強要されることではない。

性的マイノリティに人格や感情があるようにマジョリティにだって人格や感情はある。

多様性だ、LGBTだとか言われても子供の頃からうけてきた「恐怖の学習」を簡単に切り替えることなんてできない。

差別やいじめとは違う

怖いとか、気持ち悪いと差別は別物なので、この点は勘違いしないで頂きたい。

人には、本音と建前が存在する。

本音は違和感を感じていても、それは表面に出ないように愛想笑いをしたりして、何とかうまくやっていこうとするもの。

嫌いなものは嫌いだし、気持ち悪いことも気持ち悪いというのは、どうしようもないことなので、この点だけは理解して頂きたい。

ここを、変えろと言われてしまうと、それは勘弁して欲しいとお願いするしかない。

繰り返しになるが、本心では受け入れることができていなくても、だからといって差別やいじめようなんてことは思わないし、法的に不都合があるのであれば改善すべきだとも思う。