免許・資格・検定の違いは?
就職する際に、資格を持っていると有利だからという理由で、色々な資格試験にチャレンジしている人は多いと思う。
今だとファイナンシャルプランナー、根強い人気の「簿記検定」、職に直結する、宅建士、ITスキルを証明するための「ITパスポート」も人気のようだ。
資格試験というと、免許・資格・検定の3つに分かれる。
それぞれの違いはというと、
免許・資格に関連する行為を行った時に、証明書を持っていないと法的に処罰されるのが免許、処罰されないのが資格。
そして、資格の場合は能力や知識を証明するだけのものもある。
検定は、能力や知識を証明してくれるものになる。
免許や資格は、関連する行為を行う場合に、必ず必要になるものなので、難易度は高くなる。
手軽に勉強できるのは検定
就職する際に有利になるからという理由で免許や資格を取る人は多いと思うが、現在の職で、新しい知識や能力を高めたいとう場合だと、検定レベルの方が気軽に挑戦できるのではないだろうか?
検定試験のテキストというのは、系統的かつ合理的に構成されている場合が多いので、
自分は検定試験は受けないがテキストを技術書代わりに購入している。
技術書は内容が偏っている場合が少なくないので、検定試験のテキストだと多くの場合、そんなことはないので、最高の技術書と言える。
どうせ勉強するなら、試験を受けても良いのでは?と思われるかもしれないが、検定試験だと会社の資格手当の対象になっていない場合が多いので、合格しても受験料やテキストは結局、個人負担になる。
更に、受験料が何万円もするような高いものが多い。
なぜ、こんなに高いんだ?と思ってしまうので、単に知識や能力を高めたいだけなら、試験を受けなくても、テキストだけ購入して読むだけで個人的には十分満足できている。
最近だと、AI検定、Python試験、G検定(ディープラーニング)といったものはテキストだけ購入している。
統計検定に注目してみた
そんな中、統計検定にチャレンジしようと思っている。
検定なのに試験を受けようとしている?言ってることと違うと思ったかもしれない。
検定受験=高いというイメージしかなかったが、統計検定は受験料が比較的安い。
- 統計検定3級 一般価格 6,000円
難易度の高いものだと、それなりの価格になるが、単なる、スキルアップのためのレベルだとこれくらいになる。
「統計検定」は、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。
データに基づいて客観的に判断し、科学的に問題を解決する能力は、仕事や研究をするための21世紀型スキルとして国際社会で広く認められています。日本統計学会は、国際通用性のある統計活用能力の体系的な評価システムとして統計検定を開発し、様々な水準と内容で統計活用力を認定しています。
これからデータを取り扱うことが益々増えていくと考えている。
AIを活用してデータ分析を行うという場合も増えていくと思うが、やはり自分で適切な分析ができるようになっているというのは自分が生きている間はまだ、必要なスキルだと思っている。
統計学は一度、セミナーに参加した程度の知識しかなかったので、もう少し、真剣に取り組んでみたいという気持ちがずっとあった。
何より、統計学の考え方が合理的で自分に合っているので、勉強していても苦痛ではないということもあるので、久しぶりに試験を受けてみようと思った。