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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

しっぽの具?

ネットニュースを見ていると、農経高生開発 「しっぽくの具」綾川で販売開始という四国新聞のタイトルが目に入った。

「しっぽの具」って何だろう?

よく見ると「しっぽくの具」だった。

しかし、これで更に、わからなくなった(笑)

記事を読んでみると・・・

高校生がレトルト商品を開発?

農業経営高校(綾川町北、池田宏樹校長)の生徒が開発したレトルト商品「みんな大主基農経しっぽくうどんの具」の販売が15日、同町滝宮の道の駅滝宮で始まった。

【出典】農経高生開発 「しっぽくの具」綾川で販売開始 16、17日試食会|47NEWS(よんななニュース)

どうやら高校生がレトルト商品を開発して来年早々に販売されるということはわかった。

しかし、「みんな大主基農経しっぽくうどんの具」?ってなんて読むんだろうか?

大主基?

大主基?しっぽく?、「みんな大好きしっぽくうどんの具」を打ち間違えたのだろうか?

続きを読んでみたくなったので、「記事全文を読む」をクリックしてみると有料記事だったので、それ以上は有料会員登録が必要だった・・・

自分が疑問に思った「みんな大主基」については、2023年1月15日、約1年前の記事に掲載されていた。

この商品の前に開発したのが「みんな大主基 農経オリーブうどん!」だった。

商品を開発した高校の前の校名が「主基(しゅき)高校」という名前だったので、「大好き」と「大主基」をかけていることがわかった。

商品名は、同校の前校名(主基高校)から「みんな大主基 農経オリーブうどん!」と名付けた。

【出典】オリーブの葉でうどん 農経高生 剪定後に活用、商品化 | うどん関連ニュース | 讃岐うどん遍路 | 四国新聞社

しっぽくって?

次に「しっぽく」の疑問。

漢字だと「卓袱」と書く。意味はネットで調べると以下の2つの意味があるようだ。

  • 中国風の食卓
  • うどんやそばにまつたけ・しいたけ・かまぼこ・野菜などを入れて煮たもの。

香川県で秋から冬にかけてとれる数種類の野菜と油揚げを煮干しの出汁で一度に煮込み、ゆでたうどんの上から具材とともにかけてつくる料理が「しっぽくうどん」ということなので、今回のレトルト食品は、しっぽくうどんを簡単につくれるように具の部分をレトルトにしたものになる。

開発の経緯は1か月ほど前(2023年11月10日)の記事が掲載されていた。

しっぽくうどんの具は、道の駅滝宮から新商品開発の打診を受けて企画。同校農業クラブのメンバー5人が中心となって4月から試行錯誤を繰り返し、10月に試作が完成した。
 具の里芋、大根、ニンジンは、すべて校内で生徒が栽培したものを活用。これに鶏肉を合わせてレトルト加工し、パック詰めした。袋から出して温め、だしと一緒に麺にかけるだけで、しっぽくうどんが簡単にできる。

【出典】しっぽくの具、レトルトに 農経高生、栽培の野菜活用 あすイベントで試作品販売 | うどん関連ニュース | 讃岐うどん遍路 | 四国新聞社

素晴らしい企画だと思う

商品開発の打診を行った道の駅は綾川町が民間企業に運営を委託しているもの。

公営施設の案件を民間企業に委託するより地元の高校に委託することは、商品開発の難しさを身をもって体験できて、自分達が作ったものをお金を出して買ってもらうことで、率直な反応が返ってくるので、忖度ないリアルな意見で自分達の成果を実感できる。

これは税金の使い方としては素晴らしいと思う。

国も民間企業と政治資金パーティで、仕事と金の怪しいやり取りをするのではなく、世間に堂々と発表できるように学生の経験になるようなことを積極的に行って欲しいものだ。

そうすると、健全に税金が使われて政治と金といった汚い報道を連日、聞かなくても済む。