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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

【訂正版】どん兵衛はストレート麺にしたことが失敗だったのでは?

どん兵衛のストレート麺に汁は絡みやすい?

約2年前に、どん兵衛のストレート麺に変えたことが失敗ではないか?ということで以下の記事を書いた。

そして美味しさの秘密はスープであって、スープを引き立てるのに、絡みやすい縮れ麺がベストだったんです。

これがストレート麺に変わったことでスープは麺に絡むことはなくなりました。このため、薄味に変わり、どん兵衛ではなくなってしまったんですね。

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上記記事の中で書いた「スープを引き立てるのに、絡みやすい縮れ麺がベストだったんです。」という部分が間違っているとの指摘をコメントで受けていたことを知り確認してみた。

認知バイアスだった・・・

これが、認知バイアスだった。

2013年12月8日放送の「所さんの目がテン!」袋麺の科学の回で実験が行われていた。

実験は以下の内容。

生の縮れ麺とストレート麺をそれぞれ茹でて、およそ一口分(30g)を取り分けて、醤油ラーメンのスープに5秒だけ浸し、重さを測るというもの。

結果は、縮れ麺が30g→34.9g、ストレート麺が30g→37.2gで、ストレート麺の方が多く麺にスープが絡んだという結果だった。

これは、麺が束になった際に、縮れ麺よりストレート麺の方が麺と麺の隙間が少なくなるので毛管力(細い隙間を液体が入り込んでいく現象)がより強く働き、多くのスープが麺に絡むため。

また、以下のYouTubeの動画では同様の実験を更に太い麺と細い麺についても行っており、細い麺の方が多く絡んでいた。

以下「【一発描き】キャラクター」のチャンネルより。

結果は12分30分当たりから。


www.youtube.com

それでも、汁の味は薄いと思う

しかし、ストレート麺になってからの、どん兵衛の麺に絡んだ汁の味が以前より薄くなっているのは間違いないと思っている。

このため、何か他に理由があるのではないか?と考えて調べてみた。

どん兵衛が最初、縮れ麺になっていたのは製造工程で麺同士がくっ付いてしまうことを防ぐためだった。

くっ付いてしまわないように、わざわざウェーブをかけていたようだ。

しかし、新しくストレート製法を開発して問題がクリアになった。

ストレート麺は以前のものより表面がツルツルしている。

このため、麺をすするとスルッと喉の奥に吸い込まれていく。

もしかすると、縮れ麺の方が口の中に残る時間が長いから味が感じられるからかな?と思った。

しかし、これでは認知バイアスを繰り返すことになる。

この点については、もう少し時間がかかりそうなので、原因がわかり次第、別記事で書いてみたい。

最強のどん兵衛

最後に、最強のどん兵衛のことについて触れておきたい。

2022年に「最強のどん兵衛」ということで「きつねうどん」と「かき揚げそば」が発売された。

どちらも食べてみたが、「かき揚げそば」に関しては「最強」の名に偽りなしで、麺とつゆのバランスが、よく、出汁も効いていて素晴らしい出来だと感じた。

よく、コンビニやスーパーで販売されている蕎麦よりも美味しいと思った。

唯一残念だったのは、かき揚げで、スナック菓子の域を脱していなかったこと。

その後、通常版のどん兵衛「天ぷらそば」も、久しぶりに食べてみたが、ぴん蕎麦と汁のバランスが良くなっていて、最強のどん兵衛に匹敵するレベルになっていた。

生卵を落としてお湯を注いで食べると更に美味しかったので、これがキッカケで、どん兵衛の蕎麦はよく食べるようになった。

しかし「きつねうどん」の方は、ぱっとしなかった。

正直、普通のどん兵衛と最強のどん兵衛の違いは「厚い油揚げ」しか感じられなかった。

汁の味が薄いと感じるのは変わっておらず、これなら普通のどん兵衛「きつねうどん」で十分だと思った。

ブログの記事を書いてから「きつねうどん」は自分で買って食べることは、しなくなったが、時々、食べる機会はあった。

最強のどん兵衛だということで、最初に、汁だけを飲んでみたが、やはり味が薄かった。

どん兵衛のうどんについては劣化が酷いので、カップ麺でうどんが食べたくなった時には、「マルちゃん赤いきつねうどん」を選ぶようにしていたが、今後も継続しそうだ。

確か、どん兵衛は「うどん」と「蕎麦」で開発チームが異なるということなので、「うどん」チームには改善を期待したい。