弁当箱がない!
前回、100年以上持つ弁当箱について書いていて、ふと家に弁当箱がないことに気が付いた。
まぁ弁当箱を使うことがなくなってしまったので、仕方ないと言える。
しかし、たまには弁当を作って出かけるというのも悪くない。
「尾鷲わっぱ」は注文しても1年程度かかるというので、そんなに間が空けば、弁当を持ってでかけてみようという気持ちも薄れてしまうことだろう。
そんなことから、弁当箱を買ってみようと思った。
これまで、弁当箱を自分で買った記憶はない。
弁当箱を買う時のポイントは色々あるようだ。
「FOOD MAN」
そんな中、最強の弁当箱と言われているのが、シーピージャパンの「FOOD MAN」
蓋とゴムパッキンが一体化されていて、ゴムパッキンと蓋の間に隙間がないので水が入り込むことがないのでかびない。
仕切りの部分にもゴムパッキンが付いているので弁当箱が密封できてしまう。
このため、水平に置かないと汁がこぼれ出たりする心配があったが、FOOD MAN」は縦にしてカバンに入れることができてしまう。
BPAフリーで、残念ながら蓋が保冷材になっていないが、別売の弁当箱包みを購入すると保冷剤を入れるポケットがある。
電子レンジ・食洗器にも対応しているので、自分のように弁当箱はどれを買おうか迷っている人には最適な弁当箱だという。
個人的には、やはり温かいご飯を食べたいので、残念ながら「FOOD MAN」では満足できそうな感じではなかった。
象印ステンレスランチジャー
FOOD MANの弱点は保温機能が弱かったので、購入には至らなかった。
そこで保温機能があるものに絞ってで探すことにした。
サイズは1.2合程度(ご飯茶碗3杯分)のもの。
数字的には最強は象印のステンレスランチジャーシリーズだった。
なんと保温効力が6時間で69℃以上となっている。
保温効力とは、室温20℃±2℃において、製品に熱湯を満たし、縦置きにした状態で湯温が95℃±1℃の時から一定時間経過したときの湯温のこと。
象印のステンレスランチジャーはこれが6時間経っても69℃以上だというのだ。
例えば、みそ汁の適温が65から75℃なので朝6時に作っても昼休みにはまだ、69℃以上を維持していることになる。
サーモスのステンレスランチジャー 約1.3合(JBG-1801)が保温効力(6時間):68度以上、パール金属のダブルステンレスランチジャーHB-254約1.2合が保温効力(6時間):65℃以上で、タイガーのステンレス ランチ ジャーLWU-A172が、1.4合ではあるが、保温効力(6時間):69℃以上で象印と同じだった。
ただ、1.4合ということもあり象印より一回り大きい感じだ。
- 象 印:13.5 x 15 x 21 cm(幅×奥行×高さ)
- タイガー:15.0×14.7×21.4cm (幅×奥行×高さ)
保温性能の数値的にはわずかの差ではあるが、象印が最強だと言える。
弁当と言えば冷たいものというイメージがあったが、これなら温かいご飯やおかず、みそ汁が食べられそうだ。
ということで、現在は象印のものに心が傾いている。