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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

吊るしとたたみ

吊るしで仕上がってきた

10年位前の話になるかもしれない。

いつもと違う店でYシャツのクリーニングを依頼したときに、仕上がってものを見ると、ハンガーに吊るされていた。

たたんでないんですけど?と確認すると、指定がなかったので「吊るし」で仕上げましたと言われて、そこで初めて「吊るし」という選択肢があることを知った。

そして、たたむ仕上げ方は「たたみ」と呼ぶ。

「吊るし」は、クリーニングしたあと、ハンガーに吊るし、ビニールで全体が覆われた状態で渡される。

このため「ハンガー」と呼ぶ場合もあるようだ。

「たたみ」はA4クリアファイル程度の大きさに、たたんでビニールに入れられて渡される。

いつものクリーニング店では、黙って出すと「たたみ」で仕上がってきたが、この店は逆になって「吊るし」で仕上がってくる。

Yシャツのクリーニングを黙って依頼すると「吊るし」がデフォルトが当たり前で、「たたみ」という仕上げがあることを知らない人もいた。

なぜ、吊るしがデフォルトなのか?

クリーニング店は、預かった洗濯物(ワイシャツ)を数十枚まとめて洗う。

洗い終わると、仕上げのための機械でプレスを行い、ハンガーにかけて作業終了。

しかし、たたみの場合は、更に工程が追加される。

例えば、手作業でアイロンがけを行なって、その後、たたんで、袋に入れるといった具合だ。

このため、どうしても「たたみ」の方が手間がかかるので価格も高くなる。(この時、利用したクリーニング店だと、たたみが40円弱高かった)

ビニール袋からは出して保管

そして、仕上がったものは、通常、「吊るし」でも「たたみ」でもビニール袋に入れて渡してくれる。

しかし、このビニール袋は、家に帰ったらすぐに外して欲しいそうだ。

自分は、ビニール袋に入っているので、汚れや埃が付かないように、次に使うまではそのままにしていた。

ところが、これは良くない保管方法らしい。

なぜか?

  • ビニール袋はクリーニング店内での汚れや埃から守るためのものであり、通気性が、よくないのでビニール内に湿気がこもってしまってカビや臭いの原因になってしまう可能性がある。(※吊るしの場合にビニールの下部が開いていても湿気はこもる)

この時に「吊るし」について考えてみた。

普段、着ているものであれば、吊るしの方が、ハンガーにかけておけば、長袖か半袖かも見ると直ぐにわかる。

しかし、出張に出かける時には、たたんでカバンに入れないといけない。

しかし、たたんでカバンに入れるのは、出張先で、着替えた時には普通に行っていること。

1回増えるだけ。

普段のことを考えると、吊るしの方が楽になるのではないか?

「たたみ」にすると、「吊るし」の2倍になるクリーニング店もあるようなので、「吊るし」で済ませられるようにするのも大切かもしれない。

洗濯で一番、面倒に感じるのが「たたみ」なので、これを機に「たたみ」が面倒に感じないように努力してみるのもありなのかな?と思うようになって、たたむことに興味を持つようになり、覚えていったことをふと、思い出した。