ビュッフェで下図のような内容で取ってきたとします。
どんな順番で食べますか?
まず、僕の場合は、まず「トースト」2枚あれば2枚共に急いで食べきります。次に「スクランブルエッグ」、「スープ」、「コールスロー」そして最後に珈琲になります。
きっと、おかしな順番だと思われた方が多いのではないでしょうか?
これ、理由があるんです。
冷めたら美味しくない順番に食べているんです。
「トースト」は焼くのであれば、焼けたタイミングが一番美味しんです。
ここから時間が経つに連れて美味しくなくなりますし、何より硬くなります。
硬くなったら、トーストはおしまいですから、急いで食べきる必要があるんです。
次がスクランブルエッグですが、冷たくても普通に食べることはできるんですが、スクランブルエッグは目の前で調理してくださる場合があるんですよね。せっかく、調理したばかりの美味しい状態のものが頂けるのに、そのタイミングを遅らせるというのはチャンスを逃したような気がするんですね。
このため、気持ち的には本当はスクランブルエッグを先に頂きたいところですが、トーストが硬くなることと比較した場合、トーストを選ぶことになります。
「トースト」「スクランブルエッグ」「スープ」の中では「スープ」が一番、冷めるのが遅いので3番目がスープです。コールスローは温めてないので最後になります。
おいおい、珈琲が冷めてしまっていると言われるかもしれませんが、スープから珈琲、コールスローという順番は流石の僕でも抵抗があります。
しかし、僕は、まず上図のように一緒には持ってきません。
やっぱり、いきなりトーストより、スープから飲みたいですし、次は野菜という感じで身体の中をウォームアップしてからトーストやスクランブルエッグを食べたいですからね。
このため、食べる順番に持ってきます(笑)
例えば、以下の順に食べるのであれば、
まず、スープだけを取ってきてスープを飲んでしまいます。
そして、トースト、これ上の図では2枚になっていますが、1枚だけ焼いて持ってきます。
そして、もう1枚食べたい場合は、もう一度、焼いて持ってきます。
トーストを食べたら、スクランブルエッグを取ってきて食べて最後に珈琲という感じです。
1品ずつ持ってくるのは、もう一つ理由があります。
ゆっくりと味わって食べたいという気持ちがあるんです。
冷めると美味しくない、だから急いで食べないといけない。
これでは、食事を楽しむことなんてできないです。
それを言うなら、1品ずつ持ってくるのも、落ち着かないと言われそうですが、その通りです。
まとめて持ってくる場合は、温かいものではなく、そのまま出されているものを優先して持ってくるようにします。
別に、冷めていたら食べられないというわけではないんです。(笑)
でも、急いで食べたり、1品ずつ取りに行くとか、冷めたものを優先して食べるとか、こういうのが嫌になってビュッフェは利用しなくなりました。
それなら、コンビニで買ってきて食べた方が色んなことを気にしないで済むので変なストレスも感じないので、むしろご馳走に見えるます(笑)
食事でストレスを感じるなんておかしいですからね。
毎日、会社で次々に仕事が入ってきて時間に追われていると、「ゆっくり」する時間の方が大切に感じられます。
このことについては、以下の「ささやかな幸せ」でも書きました。
急いで食べてばかりいると美味しいか不味いかしかわからず、微妙な味を感じなくなるんですね。
あと、昨日の昼は何を食べたのかもわからなくなったりもします。
ちゃんと、只、口に入れているだけで味わっていないんですから 口に入れば何でも良いんです。しかも、仕事のことを考えたりしているんですから、これで何を食べたかを覚えている方が不思議かもしれません。
でも、最近、やっぱり食事の時くらいは、ゆっくり味合うようにした方が頭の休憩にもなるので最終的には良い結果につながるんじゃないかな?と思うようになってきました。
歯医者さんの定期メンテナンスで言われるのは、一口で30回噛んで食べるってことです。
噛むことで虫歯や歯周病のリスクが減るそうです。
噛むことで唾液の分泌の促進につながるんです。
唾液が少ないと虫歯になりやすい口内環境になるので噛むというのは大切です。
そして噛むことで歯茎の血行が良くなります。
噛むと言っても歯を食いしばるというような噛み方ではないのでお間違いなく。
更によく噛むと良いのは満腹感が早く得られるのでたくさん食べなくても満腹感が得られるということです。
つまい、ダイエットにもつながるので、よく噛んで食べるというのは、良いことばかりなんです。
で、よく噛むように最近、心がけているのですが、30回数えながら食べるというのが精神的なストレスになるんです。
だからもう噛めないというくらいに咀嚼するようにしています。
そして噛むことに集中するのではなく、食べたものの味、食感を感じることに集中しています。
あと、飲むときも一気にガブガブと飲むのではなく、少しずつ、味を感じながら、ゆっくりと喉に流し込んでいく感じで飲むようにしています。
これって、マインドフルネスの「今を意識する」ということに通じるものだと思います。
マインドフルネスということだと、チョコレートの瞑想というのが、お勧めです。
よく噛むということからは、外れてしまいますが、チョコレートを一口サイズにして口に入れます。
そして、噛まずにじっと、チョコレートが溶けていくことに集中するだけです。
これを休憩時間に行うと頭がスッキリします。
食べる・飲むと生活の基本的な行為から始めて行く方が、いきなり呼吸を意識するという方法より生活に密着するので長続きするのかもしれません。
今を意識するって、全てのことに通じる基本なのかもしれませんね。