Androidに限界を感じた
ずっと、Android端末を使ってきたのですが、Android端末の面倒なのが、使い続けるとシステムの更新と共に、メモリーの消費量が増えていき、空き容量が数年で無くなってしまう。
不要なアプリを消してくださいと表示されると候補が表示されるのはよいが、チェックが入った状態なので、そのまま、削除してしまうと、チェックが入ったアプリ全部が削除されてしまい、知らない間に、アプリが削除されていて困ることもある。
知らない間に、アプリが削除されるということだとスマホがポケットの中で動き回るうちに、メニューからアイコンが無くなってしまうということもある。
そんなことから、前のAndroidでは8GBのメモリーだったのを次は倍の16GBにしたが、結局、数年でメモリが不足してアプリを消さないといけなくなってしまう。
Androidに失望のような限界を感じてきました。
iPhoneを検討してみる
そんなことから、会社の昼休みにスマホをiPhoneに変えようかなと携帯大手3社のオンラインショップで簡単見積もりを作成しようと思いました。
auの「かえトクプログラム」
auのオンランショップで「5G機種変更おトク対象機種」「かえトクプログラム」という文字が見えました。
分割支払いが、「かえトクプログラム」と「通常」で2種類あるんです。
仮にiPhone 12 Pro Max 128GBで価格を見ると、以下のように表示されます。
- 端末代金:141,900円
割賦払金:141,900円(3,300円/月×23回+[最終回]66,000円)
かえトクプログラムご利用時:実質負担金75,900円(3,300円/月×23回)
じゃあ、一括払いだったら?と確認すると・・・
- 端末代金:141,900円
一括払いの方が高い?どういうこと?
じゃあ、普通の分割払いだと?
- 割賦払金:141,900円(3,965円+3,941円/月×35回)
一括でも分割でも利子は付かないのはわかりました。
でも、かえトクプログラムだけが、実質負担金75,900円で、約半額になってます。
どういうこと?
もう一度、かえトクでの価格を確認しました。
すると、「実質負担額」という文字の下に小さな文字で、以下のようなことが書かれてあります。
- 分割支払金の最終回分がお支払い不要
- ※機種ご購入後、25ヶ月目までに新しい機種へ買い替えし、 本プログラムで購入された機種を当社が回収した場合
かえトクプログラムは24回払いで、最後の1回だけが、66,000円となっていてこの金額が不要だというのです。
- 141,900円-66,000円=75,900円
なるほど、そういうことか・・・
なぜ、かえトクプログラムだと最後が不要になるの?
もう1行下を見ると、「機種ご購入後、25ヶ月目までに新しい機種へ買い替えし、 本プログラムで購入された機種を当社が回収した場合」とあります。
つまり、25か月までに新しい機種に買い替えると共に使用していた機種はauに返却しないと、「かえトクプログラム」の対象にならず、全額支払うことになるってことです。
かえトクというのは、4G機種から5G機種に変える「かえトク」ではなく、2年後には新しい機種に変えるという意味のかえトクだったのです。
天下のKDDIが、こんな詐欺のような表記で騙そうとしているのかと思うと落ちぶれた会社になったものだと呆れてしまいました。
これで、完全に、au は選択肢から外れました。
SOFTBANKの「トクするサポート+」
ソフトバンクでは、同じような内容の割引が、「トクするサポート+」という名前になっています。
ソフトバンクも見てみました。
- 端末料金の総額:151,920円(税込)
- 割賦払金:75,960円(3,165円/月×24回)
※48回払いで購入し、25ヵ月目※1にソフトバンクで回収・買い替える場合
24回払いと48回払いの違いはありますが、25か月目に買い替え・回収というのは全く同じで、この場合の総額価格も75,960円とほぼ、au 同額になっています。
おいおい、ソフトバンクもかい?
NTT docomoの「スマホおかえしプログラム」
と思いつつ、NTT docomoを見ると・・・
スマホおかえしプログラムだって?(笑)
で、NTT docomoも見てみました。
- 端末料金の総額:142,560円
- 割賦払金:95,040円(3,960円×24回)
※24か月目にプログラムを利用する(25か月目に端末をご返却いただく)場合
3社とも同じような仕組みが・・・
結局、3社とも同じような割引サービスを実施していて、返し忘れたりすれば、端末料金は全額支払うことになるので、25か月目に返すことを覚えている人が、どれだけいるんですか?ってことを利用した黒とは言いませんが、限りなく黒に近い灰色の仕組みだと思います。特にauは、5G機種に乗り換えと、端末返却を勘違いさせるような言い回しな点で一番、悪質だと言えます。
これはスマホの端末を購入するということだけについて書いたのですが、更に月額料金についても色々と気をつけないといけません。
月額xxx円と書かれてあっても、実際は、2年間だけでその後は金額が上がる場合もあるでしょう。
携帯電話会社は、全てが勘違いさせる仕組が構築されているように感じました。
以前に格安ブランドを作るのか?ということで格安ブランドについても調べましたが、やはり勘違いの仕組みが見事に組み込まれています。
それはそうです。
格安ブランドは、携帯電話会社3社が作ったものなので、当然の結果です。
オンラインショップは危険
そして、今はコロナ渦ということでオンラインショップで契約したりすると手数料が発生しないといったことを前面に打ち出しています。
手数料というのは、契約手数料というよりは、店員さんが長い時間をかけて説明する時間が無くなるためのものです。
オンラインショップを利用してもらえば、長い時間をかけて説明してもらうことを全てオンラインショップに書かれている内容を熟読しないといけないということなんです。
オンラインショップの内容はしっかりと、全ての文章を確実に理解しないと勘違いが生じて、思っていたのと違うということになります。
それで、大きな損をするくらいなら、3,000円を支払って説明してもらった方が結果的に損をする可能性が減るので得策とも言えます。
以上より、携帯電話を変える場合には、オンラインショップを利用するのは上級者向けだと思います。