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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

クレジットカードは何で成り立っているか?

クレジットカードの20代から60代の保有率は、86.6%だそうです。

100人のうち、約90人がクレジットカードを持っていることになります。

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  • 株式会社ジェーシービー(以下JCB)は、全国の一般消費者を対象に、クレジットカードを中心とした消費活動の実態を調査した「クレジットカードに関する総合調査」2020年度版の調査結果について発表します。
  • 本調査は、JCBが2000年以降毎年、日本全国の一般消費者3,500人(20代から60代の男女。JCBカード保有有無は不問)に対して、インターネットにより行っているものです。
  • クレジットカードの保有率が昨年より2.1P増加し、86.6%となり、2015年以降では最高となった。
  • クレジットカードで支払いを行っている業種は、「スーパーマーケット(35.6%)」、「オンラインショッピング(34.8%)」「携帯電話(32.2%)」が多い。また、昨年から特に「スーパーマーケット(+3.8P)」「コンビニエンスストア(+2.1P)」などの日常的なカード利用が増加した。

【出典】JCB、「クレジットカードに関する総合調査」2020年度版の調査結果を発表|JCBのプレスリリース

クレジットカードをオンラインショッピングよりスーパーマーケットで使用しているというのにも驚きました。

電子マネーだとチャージしないといけませんが、クレジットカードなら不要です。

最近は銀行で小銭を両替してもらうのも有料の時代なので、カードなら小銭が返ってくることもありません。

コロナ渦では現金の受け渡しが不要になれば、衛生面でも、双方(店員・客)が安心です。

それにクレジットカードであれば、スーパーのポイントとは別にクレジットカードのポイントも加算されるので、現金で支払うメリットは確かにないので、意外でもなんでもなく当然の結果なんですね。

便利なクレジットカードですが、随分前は初年度年会費無料で、次年度以降は有料という場合が多かったのですが、今は永久無料というカードが目立ちます。

これは、どのようなことからでしょうか?

また、一般企業がクレジットカードを発行する場合も増えていますが、クレジットカードのポイントは発行した会社の製品購入やサービスを利用した場合でなくても付与されるので、クレジットカードの発行会社は何を目的に積極的にクレジットカードを発行しているのでしょうか?

 それは、クレジットカードを利用した場合の手数料ではないかと思います。

下図は、クレジットカードを利用した時の手数料を分配する流れになります。

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  • イシュア(企業が運営しているカード会社)・・・カード利用者の窓口
  • アクワイアラ(国際ブランドとの仲介会社)・・・店舗側の窓口
    ※イシュアとアクワイアラは同一会社が行っている場合もあり

【出典】経済産業省 キャッシュレス・ビジョン(一部省略)

上記によると、店舗で発生する手数料は、売り上げの約5.5%になります。

クレジットカードで1000円の買い物をすると店舗は約55円を手数料としてアクワイアラとイシュアに支払うことになります。

クレジットカードを利用する際に年会費が必要だった頃は、クレジットカードの利用者が少なかったので手数料だけでは経営的に成り立たなかったのでしょう。

しかし、今はAmazon楽天といったオンラインショッピングが普及したことでクレジットカードの利用者が増えて年会費なしの手数料等のみで経営が成り立つようになったので年会費が永久無料になったということになります。

上手には書きませんでしたが、実際には分割払い、リボ払いだと金利も得られます。

国際ブランド

クレジットカード会社の大元といった感じです。

VISA、JCB、MASTERカードといった国際ブランドがあります。

イシュア

私たちに一番関わりがあるところです。

クレジットカードの発行、会員の管理、ポイントの付与、サポートといった業務を行ってくれます。

現在、色々なクレジットカードが企業から出されていますが、年会費無料でも店舗から売上金額の2.3%が入ってきますので利用者が増えれば増えるほど、イシュアは潤うことになるので、クレジットカードを作って利用してもらいたいわけです。

アクワイア

イシュアがカード利用者の窓口だとすると、アクワイアラは店舗側の窓口です。

クレジットカードを利用してくれる店舗が増えれば増えるほど、アクワイアラには手数料が入ってきますので、加盟店舗が増えるほど、アクワイアラは潤うことになります。

 

どのクレジットカードが得か?

僕は、結局は、どこで、クレジットカードを金額的に一番使うのか?ということに尽きると思います。

クレジットカードのメリットは、やはりポイントやマイルだと思います。

例えば、AEONグループをよく利用される方であれば、AEONカードが、やはり一番よいのではないかと思います。

ポイントについて

つまり、イオングループでの買い物は、通常100円で1ポイントということになります。

他にも以下のような割引も受けられます。

  • 毎月20日・30日は全国のイオン、ビブレ、マックスバリュなどの各店舗でお買い物代金が5%OFFに!
  • 5日・15日・25日 毎月5のつく日はWAON POINTが2倍!
  • AEONシネマのチケットをAEONカードで購入すれば、いつでも300円オフ
    ※同伴者も1名まで割引対象

しかも、AEONカードの凄いところは、AEONカードで直近年間カードショッピング
100万円以上でGOLDカードを発行してくれます。(年会費永久無料)

これが本人だけでなく家族のカードもGOLDカードに年会費無料でしてくれるのも、嬉しいですね。

ただ、GOLDカードになったからと、ポイント付与率が上がるといったわけではなく、通常のGOLDカードに付帯するサービス(空港ラウンジの利用・国内・海外旅行の傷害保険・・・etc)が追加されるというイメージです。

このため、毎月クレジットカードでの支払いが多い人だと、年会費を支払って他のGOLDカード等にした方がポイント付与率が上がります。

ほとんど、AEONでしかクレジットカードは使わないというのであれば、AEONカードがお得です。

もしも、Amazonでの利用が多いのであれば、Amazonカードという選択肢もあります。

Amazonは一般カードでも年会費が発生しますが、初年度は年会費無料で翌年以降は、前年度に1回以上の利用履歴があれば年会費は無料になります。

プライム会員であればAmazonでの利用で2%、Amazon以外でも1%のポイントが付与されます。

このように、どのカードがお得か?というと、どのようにクレジットカードを使うのか?で選択するクレジットカードが変わるということです。

ポイントより、割引重視という場合もあるでしょうから、その場合だと1枚のカードではなく、利用する店舗毎にクレジットカードを所有するという選択もあるかもしれません。

このため、クレジットカードをどう使うのか?ということを事前に考えた上で、クレジットカードを選ぶというのが大切なのではないかと思います。

クレジットカードを選ぶ際は、よく利用する店舗等のクレジットカードを入念に調べた上で、他のカードと比較していくと混乱が少ないのではないかと思いますので、時間のある時に、クレジットカードを選んでみるのも楽しいかもしれません。