極力、紙での保存はしないように努力はしていますが、それでも紙で保存する場合というのはどうしてもあるんですよね。
紙の資料というのは、自分がいくら努力しても、紙で渡されてしまうと、どうしようもありません(笑)
今、行っていることが終われば不要になるので、わざわざPDFに変換して電子化するとしても意味がありません。
このため、1か月間だけとか短期的に紙で持つことがあります。
そんな時に、紙のままだと紛失してしまいますからファイリングすることになります。
しかし、近くにある2穴パンチに用紙の位置合わせ用のゲージが付いていないんですよ。
位置合わせゲージが付いている立派なパンチは離れた場所にあるので、わざわざ穴をあけるためにだけに行くのも面倒なんですよね。
で、仕方なく、紙を半分に折り曲げて中心がわかるようにしてパンチの中心位置に折り目を合わせて穴をあけてました。
これだと資料に折り目がついてしまいますが、まぁ1か月もすれば捨てるものだからと諦めていました。
しかしレイアウト変更があり、更に位置合わせゲージ付きのパンチから離れることになりました(泣)
僕にとっての新生活の始まりです。
しかし、紙の資料を頂く頻度が増えた時期とも重なり、紙を折り曲げながら、パンチするということが、徐々にストレスになっていきました。
これだけ、2穴パンチのことを考えないといけないのであれば、手元に1つあっても良いだろうと思ってAmazonで検索してみました。
900円くらいで買えるようです。
新構造で驚きの軽あけ
その秘密は"中空刃"。刃を工夫することで軽い穴あけを実現しています。
新設計である『中空刃+押し出し棒』機構により、シャッキリ感覚による軽あけとなっています。
『中空刃+押し出し棒』機構は、
1.穴あけ途中は押し出し棒が上がり切った紙をいったん取り込む
2.穴が開いた後押し出し棒が下がり、紙を押し出すという段階を踏んでおります。
これにより、従来品に見られる紙をつぶしながら一気にちぎり切る、刃先に紙を溜め込む 為に最後に強い力が必要といったことがありません。
これ、小型なのに25枚まで大丈夫だというですから凄いです。
価格も安いので、これなら問題ないと思ったのですが・・・
しかし、これだとハンドル部が飛び出ているので、机の中に入りません。
頻繁に使用するものではないので、使わない時は机の中に入れておきたいんですよね。
使わない時はハンドル部分が飛び上がらないタイプのものがないかを探していると、何と折りたたみのパンチが見つかりました。
・ 携帯、収納に便利なコンパクトな形状から、ワンタッチで本格派パンチにトランスフォーム(変形)
・たたむと凹凸のない箱型になるので、オフィスのデスクにもペンケースにもきれいに収まります
・従来の金属製の穴あけパンチに比べると軽量で携帯しやすいのでノマドワークにも最適
・一度にコピー用紙5枚まで穴をあけることができます
これなら机の中に入ります。価格も700円弱。
うん、これいいと思ったのですが、肝心の位置合わせゲージのようなものが見当たらないので買い替える意味がなくなります。それに「コピー用紙5枚まで?」5枚までだと少ない・・・
せめて10枚は1回であけて欲しいです。
カタログだと、コピー用紙10枚分くらいの厚みになるんですよね。
ちなみに、携帯性だけならポケットに入るようなパンチもありました。
厚さは何と7㎜です。
書類と一緒にファイリングできるので位置合わせゲージも不要になります。
バインダーが離れた場所にあって、バインダーに追加する時でもパンチを持って行ったり、バインダーをパンチのところまで持って行く必要がなくなるので簡単です。そして価格は400円弱。
穴あけの最大枚数は3枚ですが、正直、バインダーと一緒にファイリングできるメリットに心がかなり動きました。3枚ずつでも3回で9枚穴あけできるんです。
【厚さ7mm】薄型なので書類と一緒にファイリングができます
【穴あけ枚数】コピー用紙最大3枚
【12cm定規】メモリが付いているので定規としても使用できます
しかし、いや、きっとまだ良いものが見つかるはずと信じ探すのを続けました。
意外と探すとなると、なかなか、見つからないものですね。
諦めてかけていると・・・
気になるものが見つかりました。
ハンドルがロックできるので、ロックすれば35mmの厚さになります。
そして10枚まであけられます。
しかも、アルミ製で軽そうです。
価格は1300円弱ですが、これで紙の資料を頂く都度、ファイリングの憂鬱から解放されるなら安いものです。
シャープな切れ味で美しい仕上がり、洗練されたフォルムのアルミ仕様の日本製2穴パンチです。
今までのパンチにない高級感のあるカラーリングで、デスクのPCやタブレットに調和し、インテリアにも馴染みます。
ハンドルロック機能で、コンパクト収納。サイドゲージには、用紙サイズが記載されて用紙合わせが簡単にできます。
【穿孔枚数】10枚 【穴あけ寸法】穴間隔80mm
カール事務器でパンチ製品でよく見かける会社名です。
2017年に、国際的なプロダクトデザイン賞であるレッド・ドット賞を受賞しているだけあって、とてもオシャレなデザインです。
ハンドル部にアルミ素材を採用し従来までの穴あけパンチのデザインを一新。そのハンドルにはアルミをアルマイト処理した美しいカラーを採用しました。生産は安心と信頼の日本製“MADE IN JAPAN” です。機種展開は、穴あけ枚数 10枚/20枚/30枚 に応じた計3機種。
これに決めました。
既に、生産中止となっているようですが、まだ購入できるようです。
注文し翌日、納品されたので早速、使ってみました。
とにかく軽い。パンチと言えば小さくても重いというイメージがありますが「ミスターパンチ」は200gを切ってます。
そしてお洒落です。
穴あけもストレスなく気持ちよく穴があきます。
ハンドル部が面になっていることもあり力を加えるのが楽です。
位置合わせゲージも、心地よい感触で引き出せます。
「捗る(はかどる)」という言葉には次のような意味があります。
- 仕事が順調に仕上がって行く。
- 物事がうまく進む。
購入したのは昨年ですが、「紙の資料を受け取る」だけで憂鬱(若干です)な気持ちになっていたのが、話に集中できるようになり、席に戻ったら直ぐに机から一時保管用のバインダーを取り出してファイリングすることができるようになり机の上や中に紙の書類が、そのまま溜まることがなくなりました。
別にファイリングしなくても仕事に大きな差は生じないかもしれませんが、ファイリングという作業が残ったままになるので、心理的な負担は多少なりとも生じているはずです。
1,300円弱で心理的負担がなくなるのであれば、投資すべきものだと思うんですね。
今回、発生頻度は高くないのですが、ファイリングという作業だけを考えても「道具」というのが重要な役割を果たすのだと改めて認識することができました。