カップ麺のカップは必要?
カップ麺の便利なのは鍋や器がない場所でもお湯を注ぐだけで食べられるということです。一斉休校ということで、お湯を注ぐだけのカップ麺は火を使わなくても済むので子供達だけでも安心して食べられるものです。(こればかりというわけにはいきませんが。)
そんなカップ麺のカップって今でも丈夫なプラスチックが使われていたりして、1回限りで捨てるのは勿体ないと思うことがあります。
特にカップ焼きそばの容器は丈夫なものが使われています。多分、紙などの曲がりやすい容器だと、湯切りの時に上蓋が外れてしまって中身がこぼれてしまうからなのかなと思っています。
容器は確かに器のない場所で食べる場合には、必要ですが、家や職場など決まった場所で容器が用意できる時には、不要になります。
世界的にはプラスチックの使用を減らそうとしているわけですからカップ麺についてもカップなしのものが販売されてもいいはずです。
日清食品が、2007年3月からリフィルタイプのものを販売しているということですが、僕はスーパーやコンビニで見たことがありません。
環境配慮だけでなく、コンパクトな商品形態は様々なメリットがあります!「9月1日・防災の日」に向けて、備蓄食料としてマグカップとともに、是非ご活用ください。[1]コンパクトに圧縮された商品形態だから、家庭での保管スペースを削減!
[2]袋タイプのインスタントラーメンと比べ、衝撃に対して強く、リュックなどで保存する場合にも、麺が壊れにくく、具材も入っていて、備蓄用食品にも適しています。
[3]持ち運びに便利で、アウトドア (登山等) の食事としても便利!
[4]賞味期限は6ヶ月 (通常5ヶ月のカップ麺に対して、1ヶ月長い)。
お湯を注ぐだけの、チキンラーメンがあります。
日清食品といえば、チキンラーメンです。日本初いや世界初のインスタントラーメンです。これは器にお湯を注ぐだけで作れるんですね。
しかも、最初のものは麺に味がついているので、粉末スープさえ不要だったのです。
しかし、今、現在、チキンラーメン以外にお湯を注ぐだけで食べられるインスタントラーメンが存在しません。
チキンラーメンも発売当初は、13社がパッケージを変えたものを販売していたそうです。しかも、13社を訴えると、逆に異議を申し立ててきたというので驚きです。
これら十三社は「全国チキンラーメン協会」という団体を作って、『チキンラーメン』の商標登録に対して異議を申し立ててきたのだ。
しかし、議申し立ては取り下げられ、日清食品は無事「チキンラーメン」の商標を獲得しています。
チキンラーメン以外には?
チキンラーメン以外にもお湯を注ぐだけのラーメンがありました。
その名も、ノンカップ麺。
トーエー食品が販売しています。ラーメン以外に、蕎麦、うどんもあります。
カップ麺は食後にカップがゴミになるのよね。でも袋麺は鍋が必要だし、火を使うから、お年寄りや子どもに作らせるのが心配。いっそのことカップに入っていないカップ麺があればいいのに
ノンカップ麺 製品一覧
ノンカップ麺の開発ストーリーがトーエー食品のホームページに掲載されていました。
従来のカップ麺からカップの部分をはずせばいい」という単純なものではありませんでした。樹脂製のカップに比べて、家庭でよく使われる陶器はお湯の温度が下がりやすいため、麺を低温でもほぐれやすく作り変える必要があります。また、人工合成添加物のかんすいを使わずに、コシとつるみのある理想の麺を作り上げることは、至難の業でもありました。
【引用】トーエー食品
カップから麺を取り出せば良いというものではない
どうやら、単純にカップから麺を取り出せば良いというものではないんですね。
カップ麺のカップは温度が下がりにくくなるように工夫されているということなのでしょう。ノンカップ麺の気になる価格ですが、20食3000円(送料・税込み)と書かれてありました。支払い方法は代引きのみのようですが、代引き手数料も料金に含まれているとのこと。
そうすると、1食当たり、150円なので普通のインスタント麺やカップ麺より高いかな?って感じです。
他にも、創健社という会社が、お湯かけ麺という名前で販売しています。
創健社 お湯かけ麺 コラーゲン味噌ラーメン 75g
国内産小麦粉を使用してかん水を使用せず植物油で揚げた麺と、野菜の旨みとスパイスやごまの香りが引き立つ味噌味の特製スープのラーメン。お湯をかけて3分のかんたん調理。国内産ポーク由来コラーゲンペプチド1000mg配合
こちらは1食200円(税込み)ということです。
ちなみに、チキンラーメンが1食、約120円です。
カップ麺よりも高くなってしまう
技術的には可能でも、意外にもカップに入れない方が高くなってしまうようですね。
まだ、需要がそんなにないからということもあるのでしょうが、需要が高まり、生産数が増えれば安くなるような気もしますが、現段階ではコスト面が障害となっているのかという感じです。
- 入荷予定がないと表示されています。
ノンカップ麺
お湯かけ麺