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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

金沢市はクリーン、石川県はブラック

石川県は暫くの間だけ金沢県だった

金沢市能登は知ってるけど、石川県は知らない。
金沢県だっけ?と言われたこともあります(笑)

しかし、これ以下の間であれば間違いではなかったのです。

明治2年版籍奉還加賀藩が金沢藩に変わりました。

そして明治4年7月14日に廃藩置県が行われて、金沢藩が金沢県に変わりました。

翌年2月2日に金沢県庁を石川美川町(現在の白山市美川南町)に移ったことで郡名である石川郡より、金沢県は石川県に変わりました。

金沢県と言ってた人が、そんなことを知っているとは思えなかったのですが、北陸新幹線が開通してからは、そんなことは、あまり聞かなくなりました。

 

金沢市に住んでいると金沢市役所や石川県庁に行ったり、問い合わせすることが偶にあるんですね。(内容は聞かないでください)

このため、金沢市役所と石川県庁をどうしても比較してしまうことになります。
下の写真は左側が金沢市役所、右側が石川県庁(左側:石川県警、右側が庁舎)です。

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昔は、道路を挟んた金沢市役所の前に石川県庁がありました。

今のしいのき迎賓館の場所です。

建物が老朽化したということで今の場所(金沢市鞍月)に写真のような立派な建物を建て引っ越しました。

金沢市役所も建物は老朽化が進み、更に手狭になっていることもあり、本庁舎裏にあった南庁舎を取り壊し第二本庁舎として建て直し、2020年3月に完成の予定です。

本庁舎と第二庁舎の連絡路を上空通路、地下通路にすると10億円以上要するので、税金の無駄遣いではないか?景観を損ねる、工事が難しいといったことが第二庁舎建設の話が出た時に問題になりましたが、結局は地上連絡ということで落ち着いたようです。個人的には金沢市役所の利用が多いこともあり、石川県庁より金沢市役所を先に移転して欲しかったと思っています。

そう思うのは、金沢市役所が著しく変わったからです。

金沢市役所ですが、以前は凄く評判が悪く、窓口が混雑していても、窓口の奥にいる職員の方は、お茶を飲んでいたり、応対も横柄で感じの悪い対応でした。

それが今は、劇的に変わりました。窓口、電話、メール、いずれの対応も凄く好感が持てるように変わっています。

電話で問い合わせを行うと17時を過ぎても連絡があったり、説明がわかりにくい部分があったからと電話がかかってきたりと誠意を感じる対応に変わっています。

反面、石川県庁はというと・・・

昔から何も変わっていません。

変わったのは建物だけという感じです。

金沢市と石川県のどちらに依頼すればよいのか、わからなかったので、両方に問い合わせたことがあるのですが、石川県庁の方は法律で決まっている内容なのでという回答だけで現地での確認もありませんでした。しかも回答があるまでに1週間以上要しました。

これに対して、金沢市は、実に迅速な対応でした。
現地でしっかり確認を行い、法的ではなく人道的に対処してくれました。
この間、3日でした。

このようなことが過去2回ありましたが、いずれも同じ結果でした。

石川県庁は昔から何も変わっていません。
変わっていないのは、県知事が26年間変わっていないことにも原因があるのではないかと思います。

同じ人が長年、同じ役職に就いていれば変化もなくなります。しかも妙な力を持つようになり、ワンマン状態になります。

2019年9月に文春で以下のような記事が取り上げられました。

bunshun.jp

問題になったのは財務省出身の石川県総務部長です。

健康福祉部長が関連予算の説明を総務部長査定の前に知事に説明をしたということで、その事に対して、「財務省主計局の了解なしに首相官邸に説明にいくようなもん。そんな愚かなことをしたところは、予算は悲惨なことになる。どう落とし前をつけるんですか!」と机を叩いたというのです。

しかし、実際は、知事側の要望で説明をさせたということで、総務部長の部下の方も同席していたそうです。

健康福祉部長に言わせれば、どう落とし前をつけるんですか?と言いたくなるような状況です。

話が大きくなったことで総務部長も謝罪を行い谷本知事も注意するといった会見を行っていた記憶があります。

総務部長に対して処分がなかったことから何らかの原因で、県知事側が総務部長に圧力をかける意味での情報リークだったように感じます。

なぜ、県知事には最大何期までという制限がないだろうか?という疑問を感じます。

そんな石川県の職員(50代男性)がコロナウイルスに感染したという報道が2020年2月22日にありました。

感染した方は、石川県が主催するセミナーが東京で、2月13日~14日の間、開催されたのですが、そのためにスタッフとして東京に行ったそうです。その後、16日に発熱の症状が出て、20日までに3件の病院で受診し最後に受診した病院で肺炎と診断されたことで検査を行い、コロナウイルスに発症していたことがわかったということです。風邪の症状(発熱)が続いた場合にはまず、保健所などの相談窓口に連絡して直接病院には行かないようにという案内が出されているにも関わらず県の職員が病院を転々としたというのは、いかがなものかと思います。

(これは、受診した病院が症状からコロナを疑い診てくれなかったという事情もあるようです)

石川県/新型コロナウイルス感染症について

14日缶以内に中国への渡航歴はないということですが、詳しいことはヒアリング中ということで、本記事を書いている時点では公開されていません。

このため、県の相談窓口には電話が殺到し、問い合わせの内容は「男性はどこの病院に行ったのか?」など職員の行動履歴に関するものが多いということです。

マスクをしましょう、マスクは買い占めなくても大丈夫という案内も出されていますが、金沢市内のドラッグストアなどを見ても店頭には全くマスクはありませんし、消毒用のアルコールなども消えています。

出来ないことを案内されても困るので、出来ることを案内して欲しいと県だけでなく国にも強く訴えたいです。

話がそれましたが、石川県の職員は酒気帯び運転で逮捕されるといったこともあり、今回のコロナウイルスと診断されるまでの行動といい、県職員は決められたことを守らないという印象を持っています。

石川県への不満はこれだけではありません。

北陸新幹線開通前から石川県は観光にばかり力を注いでいます。

力を注ぐということは税金を投入しているということです。

のと里山空港の搭乗率は、15年目までは70%を切っています。

のと里山空港建設の際に、搭乗率保証制度ということで70%を切った場合は不足分は県と自治体が保証するという契約を結んでいます。(70%を超えた場合は超えた分を地元に販売促進協力金を還元するという契約も同時に結んでいるようです。

ここ2年は何とか70%を越えているようですが、冬の能登に誰が来るのだろうか?と地元の人は今でも疑問を持っています。

ちなみに、のと里山空港の路線は羽田空港便だけで、1日2便だけです。
これだけのために約240億円の費用を費やして空港を建設する必要があるのかも疑問です。

他にも金沢城公園整備事業として継続的に税金が投入され、観光者向けのイベントの実施、観光案内所のオープン、北陸新幹線開業5周年記念キャンペーン、県外からの誘客推進と観光に関する内容が満載です。

観光客が増えることで観光に関わる事業については還元されるのでしょうが、それ以外の県民や市民にはメリットどころかデメリットしかありません。

観光客が増える時期になると金沢市中心部を避けて欲しいとか、中心部に来る際には公共機関を利用して欲しいという案内が道路の電光掲示板に表示されます。公共機関といっても金沢市にはバスしかなく、そのバスも満員の状態で、道路も混みあっているので時刻通りにバスは来ませんし、到着時刻も大幅に遅れます。金沢市は自家用車がないと生活できないといっても良い状態なので、公共機関を利用して移動しようとする目的地に直接行けることはほぼ無く、遠回りをすることにもなります。満員で到着時刻も見えないような公共機関を利用しろというのであれば、公共機関を充実させて欲しいものです。観光に力を入れて人を呼び入れても公共機関がこのような状態であれば観光客もうんざりするはずです。

公共機関については石川県だけの問題ではありませんが、石川県が税金を県民よりも観光者に費やし、県民の生活を不便にしていることを考えるとどうしても不満を持ってしまいます。

その不満は、どうしても悪い印象の石川県に向けてしまいます。

そんな石川県なので、まずは知事を変えないといけないと思うわけです。

もう少し、客観的な感じに書き上げたかったのですが、つい愚痴っぽい内容になってしまい申し訳ありません。