その他にも地域ごとに、ICOCA(JR西日本)をはじめ、色々なカードがあります。
ICカードなのでパスケースなどに入っていてもワンタッチで認識してくれチャージ式なので、クレジットカードとは違い、チャージした分を越えた額は利用できません。
また、ICカードということで料金は切符と異なり、10円単位ではなく1円単位なので若干ですが安くなります。
SuicaとPASMOは全国各地で相互利用が可能なので、持っていると便利なカードです。
では、SuicaとPASMOの違いは何で、どちらを持っていた方が良いのでしょうか?
Suica
Suicaは、鉄道、バス、買い物などで利用できるJR東日本のチャージ式のICカードです。モバイルSuicaというアプリも準備されています。モバイルSuicaだと、新幹線などはモバトクという割引が適用され、北陸新幹線のように割引切符がない場合でもモバトクで安くなるというメリットもあります。
Pasmo
Pasmoは、株式会社パスモという会社が発行する鉄道、バス、買い物で利用できるチャージ式のICカードです。こちらは、これまでアプリ版は対応していませんでしたが、2020年春にいよいよ対応するということです。Suicaで対応していないバスの定期でも使えるのでバスの利用が多い方にはメリットがあるかと思います。
株式会社パスモは、関東圏のJRを除く鉄道11事業者、バス19事業者が株主となっています。
SuicaとPASMOの比較
具体的に何が異なるのかを以下にまとめました。
SuicaもPasmoも全国の交通系ICカードと連携していますが、Suicaの方がやはり、対応しているものが多いですね。
個人的に財布を家に忘れてもスマホを忘れることがないので、交通系ICカードはスマホアプリにしておきたいということもあるのですが、それよりもチャージがスマホでできる利点は捨てがたいです。
駅に着いた時にチャージというのは時間のない時には困ります。
このため、今、現在、Pasmoはモバイルアプリがありませんので、Sucaの一択です。
関東圏以外でもSuicaは使えるんですね。先日乗った、金沢のタクシーでもSuicaに対応していました。それに新幹線もコンビニも交通系ICカードに対応するようになっていますので、今は、どこでも交通系ICカードは普通に利用できます。
新幹線 eチケットサービス
そして、2020年2月4日に以下のような発表がありました。
JR東日本・JR北海道・JR西日本の3社は、センターサーバにおいて予約情報の管理から認証処理までを行うセンターサーバ照会方式の新幹線IC乗車サービス「新幹線 e チケットサービス」を、2020年3月14日から開始します。
【引用元】
これまで北陸新幹線にはスーパーモバトクというモバイルSuicaのみの割引サービスがあったのですが、これが2020年3月13日で終了します。
その代わりになるサービスがeチケットサービスということなのでしょう。
スーパーモバトクは、「eチケット早得1」という商品に変わります。
残念ながら、スーパーモバトクよりは価格が上がっていました。
以下、東京ー金沢間の(普通車指定)料金です。
- スーパーモバトク:12,250円
- eチケット早得1:12,760円
スーパーモバトクは席数限定だったので所定数を超えると利用できなくなっていたのですが、eチケット早得も席数限定で同じでした。
eチケット開始を記念して、eチケット早得14という商品が期間限定で発売されます。
こちらは、なんと、東京ー金沢間の(普通車指定)が9,920円です。
- 利用期間:2020年3月14日(土)から6月30日(火)まで
※5月2日(土)〜5月6日(水)を除く
席数限定
詳細は以下を参照してください。
キャッシュレス決済化は今後、増々利用者が増えると思います。
利用者を増やしていく間は色々な特典もあるかと思いますので、目が離せませんね。