他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)
ネット検索していたら「デジタルデトックス」という言葉が目に飛び込んできた。
パソコンやスマホといったデジタルデバイスを使用しないことでストレスを軽減し、自然や人とのつながりを増やす・・・なるほど、そういう時間は必要かもしれない。
色々と気になる点はあるものの、とりあえずやってみるということも大切だ。
只、重大な影響が出てはいけないので、やることを前提に、いつやるのかを決めようと思った。当然、休日になるだろう。平日にデジタルデバイスを使用しないということはできない。
次に、どのくらいの期間行うのか?どうやら、何日も使わないという方法だけでなく、
デジタルデバイスの使用頻度を減らすということだけでも良そうな感じだ。
しかし、それでは、何となく、意味がないので、最低でも1日は使わない状況を作ってみたい。1日しかない休みで、デジタルデトックスを行ってデジタルデバイスが使えないということで逆にストレスが溜まってしまう心配もあるので、2日ある休みの内の、1日目にしようと考えた。
次の土曜日は出張なので、翌週の土曜日に決めた。
いきなり、失敗した(笑)
普段、スマートウォッチを使用していて、取り外すのを忘れていて、アラームで目が覚めてしまった。直ぐに腕から外した。
同時に、スマートフォンの電源を切った。
これ、休日と言っても、なかなか勇気が必要だ・・・
緊急の連絡が入ってこないだろうか?と心配になった。こんな状態で本当にストレスが軽減されるのだろうか?(笑)
いつもなら、ネットでニュースや、アレクサに話しかけて天気予報を確認しているが、今日はできない。テレビで確認しようかと考えたが、これもデジタルデバイスだと勝手に判断し対象とした。仕方なく、窓から外を眺めてみたり、新聞でニュースや天気予報を確認した。新聞の情報は遅いので天気予報もニュースも前日の情報だというイメージがあるので、最新の情報が知りたくて、普段はネットを最初に確認している。今のところストレスでしかないが、確かに自然や人と触れ合うことが増えそうな気がした。
家族にまで、デジタルデトックスを付き合わせるのは申し訳ないので家にいる時は自分の部屋に籠ることにした。
このため朝食は静かだった。普段はテレビを見ながらの食事だったが今朝は食べるだけで、何とも居心地が悪かった。
歯を磨き、着替えたものの何をするのかは決めていない。家にずっといては意味がないので外に出ることにした。目的がない時は本屋か図書館なので、どちらにするか迷ったが図書館はまだ開館前なので本屋に決まった。さて、ここでスマホを持っていくかどうか?色々悩んだものの、緊急時にないと困るので、電源も入れて緊急時以外は使わないという条件で携帯した。車に乗ると次はナビとテレビが(笑)ナビには何故か電源オフという機能がない。いや正確にはあるのかもしれないが方法がわからない。ここでナビを操作することはナビと触れ合うことになるので、ナビ設定さえしなければ音が鳴らないナビモードのまま出発した。家を出るまでに、こんなにも考えないといけないとは思わなかった。
本屋はアナログな場所なのでと思っていたが、困ることが生じた。普段は読みたい本を見つけた時に電子書籍になっているのかどうかをスマホで確認している。電子書籍がなけれは買うというのが当たり前だったのに今日は、それができない。仕方ないので今日は買わないことにした。
本屋から帰ったものの、普段、本を読むのに利用している電子書籍は使えないし、本屋に行っても読みたい本も買えず、ストレスばかりが溜まっている気がする。
デジタルデバイスが使えなければ、本も読めない、動画も見れない、勿論、インターネットも利用できない。部屋の掃除をすることに決めた。
掃除をしながら、デジタルデバイスを使わないことによる効果は、こういうことなのだと理解できた。
スマホやパソコンがあると、時間がある時には、条件反射的に手がスマホやパソコンに伸びてしまう。
そして、インターネットに接続して動画をみたりして余暇を楽しむことになる。
しかし、スマホやパソコンがなければ、他にすることを見つけようとする。
その結果、今回は部屋の掃除を選んだ。
部屋の掃除というのは意外と身体を使う。
普段、スマホやパソコンに時間を費やすから運動不足になる。その結果、ダイエットをしなければいけないとジムに通ったりすることになる。
しかし、スマホやパソコンがなければ、部屋の掃除をする。
これは身体を使う作業ではあるが、繰り返していると普通に行えるようになるはずだ。
わざわざ、ジムに行かなくても普通に生活していれば普通に身体を使うのでダイエットの必要がなくなる。
条件反射的に手が伸びてしまうスマホやパソコンがなければ、他のこと自然と見つけるってことか。
そしてもう一つが、既に生活の一部になってしまったものをデトックスだといって強制的に使わないということは、逆にストレスが溜まる。これは間違いない。
しかし、このストレスが持続するのか?と問われれば、「わからない」と答えざる得ない。デトックスを続ければ、慣れてきてストレスにならなくなる可能性だってある。
しかし、使わないと、仕事にならない、休日だけであっても、今回は書店に出かけるだけだったので、この程度のストレスで済んだ。しかし、外出した時にSUICA、電子マネーといったものでスマホ決済ができない、本は紙でしか読めないというのは困る。
これも間違いない。
多分、便利になったことを手放すということは自分には耐えられないからだ。
以上から、今後、一切、デジタルデバイスを使わないという選択は、仕事をしている間は少なくともできない。
しかし、定期的に月に1回、休日に行うということは可能な気がする。
まずは、できる範囲から初めていく内に、何かが変わり、デジタルデバイスに依存しない「自分」に変われる可能性もある。
ということを掃除をしながら考え、結論が出てきたことで今回のデトックスは終了した。