睡眠に悩んでいる人が増えている
ヤクルト1000を飲むと睡眠の質が向上するということで今でも品薄の状態が続いている。
それだけ、しっかりとした睡眠が取れない人が多いということだと思う。
自分が直ぐに思いつくのは、「スマホ」だと思う。
朝、起きてから寝る直前まで時間さえあれば、スマホをしている。
これでは、目も脳も休まる暇がない。
一日中、光を目から取り込んでいるのだから、目・脳には強い刺激が寝るまで入って来る。
これではカフェインを途切れることなく、接種しているのと同じで中枢神経を常に刺激していることになる。
これでは眠れない、眠れても眠りが浅くなっても仕方ないように思う。
眠ることは悩むことではない
睡眠というのは生理現象であり「普通」にしていれば「普通」に眠れるものだと感じるようになってきた。
「普通」にしていればってどういうことだよって思われるかもしれないが、外が明るくなったら起きて、暗くなったら寝る。
そんなことは、わかっているよ!
それが、できないから困っているんだ!という声が聞こえてくる。
本当にそうだろうか?
普通の生活をしているか?
人間というのは明るくなれば目が覚めて、暗くなれば眠くなるもので、眠くならないのは暗くならないからだと思う。
日中はパソコン・スマホ・テレビといった強い光を浴びて、暗くなっても変わらず強い光を浴びていれば、昼間と同じになってしまう。
これが人間にとっての「普通」と言えるだろうか?
布団に入っても、あれこれ考える。
これが、人間にとっての「普通」と言えるのだろうか?
布団に入ったらスマホは見ない。
これは、気持ち次第で何とかなる。
しかし、あれこれ考えないようにするというのは難しい。
ほら、みろ!って声が聞こえてきた。
そう、あれこれ考えないように考えることが既に考えてしまっているので、それでは目が冴えてしまう。
観察する
目を閉じて自分を観察する。
子供の頃に蟻の観察をしたことがあるかどうか、わからないが、自分は子供の頃に、地面を長い行列で自分の巣へ向かっている蟻を観察していると時間を忘れてしまうほど、好きだった。
人は同時に二つのことを行うのは難しいもので、自分が考えていることを観察すると考えることができなくなる。
もう一つ、自分事だと責任というプレシャーを感じてしまうが、他人事だと気持ちが楽になる。
自分を観察することで他人事のように見えてくるという効能もある。
スマホで動画やSNSを見たり書き込んだりする代わりに、自分を何となく観察する。
大切なのは、気持ち的には「監視」ではなく、「観察」するということ。
「監視」だとどうしても自分の非を探そうとしてしまうので、ありのままを見ようとする「観察」の姿勢が大切。
眠れないと悩んでいる自分、会社の人間関係で悩んでいる自分、仕事の期限が迫っていて心配している自分。
日によって色んな自分が観察できると思う。
大切なのは、ここでも「普通」にするということ。
寝る時だけでなく日中も観察
夜寝るときだけでなく、日中も頭を休めたい時に、自分を観察したり、外を何となく見るということは有効な時間だと思う。
無駄に考えるなら行動
部屋が散らかっているから掃除をしないといけないと長い間悩んでいても掃除はされない。それどころから気持ちはどんどん、嫌な気持ちが強っていく。
多少疲れていて、面倒だと思っても、掃除を始めてみると片付くにつれて意外とスッキリするもの。
何より、嫌だなぁと考えている時間があれば掃除ができてしまう。
面倒だと、急がないことを何でも後回しにしてしまって、あれこれと貯め込むと、考えることが増えてしまう。
そんなことで悩んだり考えたりする時間があるなら、さっさと片づけてしまった方が気持ちもスッキリする。
ありのままを受け入れる
「普通」にするというのは、ありのままを受け入れて行動に移すこと。
現実を受け入れずに、抵抗しても今が変わるわけではない。
まずは、今の状況を受け入れることが大切。
その上で、罪悪感を感じない選択をする。
普通かどうかの判断基準は、「罪悪感を感じない」こと
少しでも「罪悪感」を感じたのであれば、その選択は間違っている。