2019年9月11日に、安倍総理は第4次安倍内閣発足後、2回目の内閣改造を行いました。(13名が初入閣です。)
以下のようなことを期待しての改造のようです。
令和の時代が幕を開けました。新しい時代の国づくりに向かって、各閣僚にはそれぞれの分野で大胆な改革に挑戦してもらいたいと期待をしています。
【引用元】
以下は、内閣改造までの経緯です。
臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめた後、公明党の山口代表と与党党首会談を行い、菅内閣官房長官が閣僚名簿を発表しました。さらに、宮中において新任の国務大臣の認証式が行われ、第4次安倍第2次改造内閣が発足しました。
【引用元】
内閣改造の場合、閣僚に一度、辞表を提出させるということなんですね。
以下は、各両党名簿発表の映像です。(約14分後に始まります)
【参照元】
現ポストのままを「留任」、他のポストに異動することを、「横滑り」って言うんですね。
閣僚の名簿は以下の通りです。(派、グループ別に色分けしています)
石破派、石原派、谷垣グループからは一人も選出されていないというのは不自然な気がします。
以下は、安倍総理の改造内閣発表後の記者会見の映像です。(約8分後に始まります)
以下に記者会見の全文も紹介されています。
【参照元】
2019年9月5日の台風15号により被害を受けた方に対してのお見舞いの言葉が冒頭にありましたが、このタイミングで本当に改造しなければいけなかったのか疑問です。
そして、以下が新内閣の基本方針です。
1.復興・国土強靱化の推進
2.頑張った人が報われる経済成長
3.全ての世代が安心できる社会保障改革
4.美しく伝統ある故郷(ふるさと)を守り、次世代へ引き渡す
5.新しい時代のアジア太平洋の平和と繁栄の礎を築く詳細については以下の参照元に記載されています。
【参照元】
現在の衆参議員合算の各党の構成は以下の通りです。
自由民主党:397名
立憲民主党 :91名
国民民主党:61名
公明党:57名
日本維新の会:27名
日本共産党:25名
社会民主党:4名
れいわ新選組:2名
NHKから国民を守る党:2名
希望の党:2名
沖縄社会大衆党:1名
無所属:39名欠員:2名
【参照元】
現在、与党は公明党を含め、454名です。
対して、野党は、無所属を含めても254名です。
ここまで与党独占状態というのは、野党に期待ができる党がないことが、一番の原因なのでしょう。可能性があるとすれば、今回の内閣改造で1名も選出されなかった石破派、石原派、谷垣グループの46名が自民党を離脱して新党を結成することです。
そして、与党ではなく与党以外の254名に対して候補者を立てて無駄な野党を無くしていくことだと思います。