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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

立憲民主党ってやっぱり不要

また、立憲民主党が・・・

立憲民主党細田衆議院議長不信任決議案と内閣不信任決議案を相次いで提出した。

岸田総理は、これについて以下のように語っている。

  • 野党は、不信任、問責と政局至上主義でいろいろ言っているが、与党として、この有事とも言える状況の中で国民を守るという一点は譲れず、きぜんと対応していきたい

不信任決議案を提出したのは立憲民主党単独だったので野党の支持も得られなかったことになる。

立憲民主党泉健太代表は以下のように語っている。

  • 他党がどうこうではない。物価対策が今の国民生活に必要であると思うから不信任案を提出した

与党は当然のこと、野党からも支持されないものが、可決されるはずはない。

このため、即日否決されたが、なぜ、立憲民主党はこのような無駄なことを行うのだろうか?

理由は、参議院選挙が近いからということになるが、順を追って説明したい。

細田衆議院議長不信任決議

細田衆議院議長不信任決議案は、週刊誌に掲載されたセクハラ疑惑の件のようだが、もう一つ、1票の格差の面から国会議員を人口の多いところは増やし、人口の少ない地域は減らそうという動きがある中で、細田氏は反対している。

これは地方で強い自民党なので人口の少ない地域の自民党議員にとっては大きな影響が出てしまう。

そんなことから2022年5月10日に以下のような発言をしている。

  • 100万円未満であるような手取りの議員を多少増やしたってバチは当たらないと私は思っているんです。

内閣不信任決議

内閣不信任決議案を提出する理由は「物価高」に対応できていないという声は大きい。不信任に値するというもの・・・

では、仮に内閣不信任決議案が可決されたらどうなるのだろうか?

そもそも、内閣不信任決議案が可決されたことがあるのだろうか?

否決されることがわかっていてなぜ提出したのか?

立憲民主党が提出しても、与党の方が多い現状で、可決されることはまずない。

つまり、立憲民主党も、可決させるつもりはなく、別の目的がある。

2022年7月10日予定されている参議院議員選挙に向けて、国民へのアピールの場を作りたいだけ。

内閣不信任案は提出されれば、国会の審議を一旦、止めて、衆議院本会議を開催して最優先で採決しないといけなくなる。

そうすると、衆議院本会議で不信任決議案を出した理由を討論することができる。

参議院議員選挙に向けて国民にアピールする場を作りたいだけで、本当に国民のことを考えて行っていることではない。

国会の審議を止めれば、本来決めないといけないことが、遅れてしまうことになる。

それでも、国民にアピールしたいがために、内閣不信任決議案を提出する立憲民主党に国を預けることなんてできない。

内閣不信任案が可決されたこともある

そんな、内閣不信任決議案ではあるが、過去に4回、可決されたことがある。

4回共に、衆議院を解散している。

なぜ、可決したのだろうか?

1948年の解散は、当時の与党が少数派だったので、与党としては衆議院を解散して多数派に転じたいと考えていた。しかし、野党側にすれば、現状の方が都合が良い。

また、当時は、不信任決議なしでは、衆議院を解散することができないという事情もあって、野党からの不信任決議が必須だった。

与党は野党が主張する新給与法と同予算案を全面的に受け入れることを条件に内閣不信任案を提出してもらうことになった。

与党と野党の申し合わせで解散したことから、「慣れあい解散」と呼ばれている。

1953年の解散は、予算委員会の質疑応答の中で、吉田茂が小さな声で「バカヤロー」と呟いたのをマイクが拾ってしまい騒ぎになり、最終的には内閣不信任決議案が提出された。与党から約30人が離党し不信任案に賛成したことで可決されてしまった。

このことから、「バカヤロー解散」と呼ばれている。

あとの2件は、与党分裂によるもので、決議案の採決の際に欠席したりして可決したというもの。

通常は、不信任決議案を提出しても可決されるものではないので、ルールの見直しが必要な制度ではないかと思う。

それ以前に不要なものとして「立憲民主党」がある。

立憲民主党にこそ不信任決議

できることなら、立憲民主党に対して、不信任決議案を提出したいものだ。

コロコロ変わる政策、芸能レポーターのような活動しかしておらず、国会の審議を止めることしかしない。

こんなことをしてもらうために、国会議員になっているわけではないはずだ。

立憲民主党は国会議員の仕事をしっかりと理解してもらって「国会議員の仕事」をして欲しい。

誰も自民党のスキャンダルを知りたくて、立憲民主党の党員を選挙で選んでいるわけではないはずだ。

人のふりを正す前に自分自身を正して、やるべきことをやっていれば、国民は黙っていても立憲民主党を選んでくれる。

国民は立憲民主党が考えている以上に何をしているのかを見てくれている。