他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)
タクシー会社に電話等で自宅へタクシーを手配を依頼することがある。
今どき、クレジットカード払いや、電子マネー決済は使えて当然だと思っていると、
今でも現金払いのみという車が来てしまう場合がある。
現金払いのみならお釣りをちゃんと用意してくれていればいいのに、朝一の時間帯だと、お釣りを用意できずに来てしまう運転手がいる。
だったら、手配したときに、現金を用意しておいてくださいと言ってくれればよいのに・・・と恨めしく思ってしまうことがある。
こういう時、コンビニなどに寄ってもらってという話もあるが、目的地に着いて料金を払う段階で現金しか使えない、しかもお釣りも用意していないことがわかるので困ってしまう。
電子マネーが普及する前であれば、小銭(500円玉)をそれなりに用意していたので、小銭をかき集めて何とか支払うことができたが、今は、現金は必要最小限しか持たないし、小銭も合わせて1000円も持っていない。
お釣りは誰が用意するべきか?
では、運転手はお釣りを用意していない、客は1万円札しか持っていない場合、お釣りは誰が用意するべきなのだろうか?
客は、運転手に対して1万円札で支払うという。
これに対して、運転手が1万円札を受け取ってお釣りを返さなければ運転手は相談者に対して不当利得返還義務(民法第703条)を負うこととなる。
第七百三条 法律上の原因なく他人の財産又は労務によって利益を受け、そのために他人に損失を及ぼした者(以下この章において「受益者」という。)は、その利益の存する限度において、これを返還する義務を負う。
【出典】e-Gov 法令検索
客側は要求された金額をお釣りがないように支払わなければいけないという法律はないので、運転手は、義務違反にならないためには何らかの手段で釣銭を用意して渡すしかなくなる。
つまり、法律上は運転手が釣銭を用意しないといけないということになる。
クレジットカード払いは大変
東京でタクシーに乗った時に、さすがにクレジットカードや電子マネー決済が使えないというのは経験したことがないが、たまに交通系の電子マネーが使えないというタクシーに出くわすことはある。
クレジットカードは大丈夫だというので、クレジットカード払いをお願いすると、「クレジットカードですか?」と嫌そうに言われることがある。
手数料が差し引かれるからだろうか?と思ったが、どうやらそうではなくて、クレジットカード払いの端末操作に慣れていないようで、クレジットカード払いの操作、苦手なんですよねと言いながらも操作を始めている。
数分待たされて、「はい、どうぞ」とカードの読み取り端末が出てきた。
カードを機器に挿入するが、なかなか読み取ってくれない。
どうやら、操作を間違えたようで、すみませんと、カードの読み取り端末を引き上げて、また何やら操作を始めている。
ようやく、読み取れたようだが、なかなかクレジットカード払いの明細等が出てこない。
運転手の方は、「少し時間がかかりますので・・・」と言ってくれたので、そういうものなんだと思いつつ、「クレジットカード払いは大変なんですね」と声をかけると笑っていた。
なんだかんだと5分程度かかったのではないだろうか?
そんなことがあってからタクシーでは、クレジットカード払いではなく交通系のカードを使うようにしている。
今後、現金払いを避ける人は益々、増えていくはずなので、カード読み取り端末の操作は簡単にしてあげて欲しいものだ。