個人も発信者
これまでは、マスメディアしか持っていなかった情報を発信する力をSNSの普及により個人が誰でも簡単に手に入れることができるようになってしまった。
その結果、たった100文字程度の自分の意見をSNSき投稿しただけで職を失ってしまう。
そんな、おそろしい時代になってしまった。
以下は元フリーアナウンサーの方が投稿した一文。
ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど、夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…
自分の感想とそれに対する自身が行ってる内容を書いただけのもの。
最初に「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど」と断ってから書いている。
この文が不適切投稿と判断されて、職を失ってしまう?
彼女の投稿を批判している人達の言葉の方が不適切な内容のように感じるものもあった。
- 人の体臭とか気になるなら防塵マスクでもして生きてけよ
- 信じられないくらい、老けてませんか?
- 男の体臭よりも、自分の人間性が、不快感満載だったようだ。
契約解除はやり過ぎ
ただ、どちらかというと「契約解除までしなくても」という意見が多かったように思うので、契約を解除した事務所はどういう
契約を解除した理由と経緯について元所属事務所がホームページに以下のように掲載している。
当社の判断につきましては公表の通り、言葉を扱う仕事である以上、言葉によって多くの方を不快にさせ、傷つけてしまったという事実を重く受け止め、契約違反と判断いたしました。当社としても苦渋の判断となりました背景には、当社宛に発言で深く傷ついたという内容のメールや問い合わせが多数届いたことにあります。アナウンサーは言葉を扱うプロで、お客様から「安心して任せられる人、安心して聞いていられる人」という信頼関係でなりたっていると考えております。当社では、言葉で誰かを傷つけることがないように。ということを大切にしているため、業務委託契約を続けることは困難という苦渋の決断に至りました。
今後は?
「当社宛に発言で深く傷ついたという内容のメールや問い合わせが多数届いたことにあります」ってどれくらい届いたのだろうか?
おそらく、マスコミが騒いでいるほど、批判はなかったと思う。
世の中の炎上報道のうち、本当に炎上しているのはごくわずかで、残りはマスコミのでっち上げだと確信している。
こんなことが、いつまでも続くとは思いたくない。
今後は、正しく判断できるように常日頃から、内容を適切に判断できるような知識・感性が必要だと思う人は増えていくと思う。
そうなれば、自然と、マスコミが着火する炎上というのは減っていくはず。