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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

旧民主党議員は全員辞職して民意を問うべき

立憲民主党

所属する国会議員は、2022年9月27日時点で、衆議院議員が97名、参議院議員が39名で、合計136名が所属する自民党に次ぐ大きな政党になる。

石川県からも衆議院議員1名が比例代表で当選している。

国会議員が136名もいる立憲民主党には、どのような実績があるのだろうか?

立憲民主党の前身は、あの「民主党

年金問題」から国民の期待を背負って、2009年8月の衆議院議員総選挙で念願の政権交代を果たした。

年金問題というのは、2つあると思う。

1つは、年金のオンラインデータに正しいデータが反映されていなかったものが約5000万件もあったということ、年金財源が、厚生労働省所管の特殊法人「年金福祉事業団」の大規模保養基地グリーンピアという全国の施設に年金財源が3800億円もムダに使われていたこと。

これで、国民の怒りは爆発して自民党は信用を無くし、民主党を支持する人が増えた。

民主党が政権を取った

こうして民主党は政権を自民党から取ることができた。

民主党の、「暮らしのための政治を」というスローガンは、年金問題で国民が怒っている、税金の無駄遣いを中心にしたもので、税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使うという内容になる。

その時の公約(マニフェスト)の最初には、五原則が書かれてあった。

  • 原則1 官僚丸投げの政治から、 政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ。
  • 原則2 政府と与党を使い分ける二元体制から、 内閣の下の政策決定に一元化へ。
  • 原則3 各省の縦割りの省益から、 官邸主導の国益へ。
  • 原則4 タテ型の利権社会から、 ヨコ型の絆(きずな)の社会へ。
  • 原則5 中央集権から、地域主権へ。

公約は実現せず・・・

具体的には公立校高校の実質無効化、暫定税率ガソリン税)を廃止、高速道路の無料化といったことが数多く記載されていたが、何一つ実現することはなかった。

前原議員は国土交通大臣時代には、八ッ場ダム建設工事は税金の無駄遣いだと中止を明言したが調査の結果は建設が望ましいと判断され断念。

日本航空の経営が危うくなった時には、破綻という事態が起きることは絶対あってはならない、存続を前提に支援を検討すると言ってたが、その後、約3ヶ月余りで日本航空は経営破綻した。

北方領土終戦のどさくさに紛れて旧ソ連が不法占拠したことを言い続けなければいけない。と発言していたが、外相に就任すると不法占拠という言葉は使わずに法的根拠のない形で支配されていると言い換えるようになった。

このようなことが続き、言うだけで実行が共わないことから、「言うだけ番長」と揶揄されるようになった。

蓮舫議員は予算編成のための事業仕分けで次世代スーパーコンピューター事業について「2位じゃダメなんですか?」という発言を行なった。

当時、処理速度世界一にばかり注目されていて、7年間で約1100億円を投入する予定だった。(この時点で半分は投入済)

2位じゃダメなんですか?

その後、日本のスーパーコンピューター「京」は世界一となり、やっぱり2位ではダメだよという風潮になっていた。

ただ、この件については蓮舫の発言は間違っていなかったように思う。

スパコンは処理速度を競うためのものではなくスパコンを利用して研究開発に役立てることが重要になる。

いくら、処理速度が早くても使いにくければ意味がないし、世界一の高額な1台より、世界二位でも台数が多い方が色々な研究開発に役立てることができる。

そういったところも考慮して行ってくださいということを指摘しただけで、実際には予算は認められている。

内容の詳細についてはあまり報道されずに「2位じゃダメなんですか?」という研究開発費を無駄と考えていると誤解される部分だけがクローズアップされていたのは民主党にとっては不運だったように思う。

次々に首相が辞職していった民主党

鳩山元首相は、沖縄の普天間基地の移設ついては、最低でも沖縄県外に移設すると約束していたが、蓋を開けてみれば、移設先を決めることができずに約束は破棄。更に政治資金管理団体の収支報告書には虚偽の記載が行われていたことが発覚し、7ヶ月余りで辞任。

次に民主党の代表となったのは菅直人

選挙前に威勢よく発言していた数々の目玉政策は期待はずれの結果となり、菅首相となっての参議院議員総選挙は与党が過半数割れする事態になった。

菅首相は責任を問われたが辞任はせず続投したことから国民の意思を無視していると反感が強まっていった。

2011年には東日本大地震に見舞われて、福島原発の冷却機能が停止しメルトダウン(核燃料の融解)が起きる大事故になった。

この時の対応が批判されて、2011年8月に辞任した。

敗戦処理に回されたのが野田元首相。

2012年11月14日の自民党安倍総裁との党首討論で、野田元首相は突如、次期通常国会での衆院議員定数削減などを条件に衆院解散を宣言した。

政権を取られた民主党

完全に国民からの信用を失っていた民主党に勝ち目はなく、解散総選挙自民党が圧勝した。

それでも、未だに民主党の残党が国会議員として当選しているのがどうにも理解できない。

民主党は国民から不要だと突き付けられている。

党の名前を変えたり、新しく党を作っても、信用を失っていることに変わりはない。

本当に国民のためを思うなら、党を解散、残党は議員を辞職して、しっかりとケジメをつけて欲しいと思う。