踊る大捜査線
1998年に 「踊る大捜査線 THE MOVIE」が公開され、興行収入100億円超えの超大ヒットを記録。
- 事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!
2003年公開の映画第2弾 『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』 では、興行収入173.5億円を記録。
- レインボーブリッジ封鎖できません!
この記録は、20年以上経った今もなお、邦画実写記録の圧倒的頂点に君臨している。
踊るプロジェクト 再始動
2024年3月17日 21時00分 踊る大捜査線のX公式アカウントで久々の投稿があった。
2013年9月29日 9時23分以来、10年と5か月19日ぶりだ。
内容は「24:00:00:00」という画像だけが表示されている。
何かのカウントダウンのようだ。
そして、2023年3月18日21時00以下のような投稿があった。
”踊るプロジェクト”映画最新作 公式
@odoru_movief
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3月18日
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#踊るプロジェクト 再始動#室井慎次
2024AUTUMN____________◢
1997年3月18日は、テレビドラマ版の「踊る大走査線」の第11話、つまり最終回が放送された日になる。
そして最終回で、青島と室井は約束した。
青島:
あんたは、上にいろ!、俺には俺の仕事がある。
あんたには、あんたの仕事がある。
・・・・
俺、がんばれます。
自分とおんなじ気持ちの人が上にいてくれるんですから・・・
室井さん現場の刑事は、あなたに期待しています。
お願いします。
室井:
わかった。
【出典】踊る大捜査線 第11話より
27年後・・・
そして・・・あの約束から、27年。
長官は組織など、そう簡単に変わるものではないと・・・
5年もやったんです。
もういいでしょ?
“踊るプロジェクト”再始動――2024年秋公開! 亀山千広(プロデュース )×君塚良一(脚本)×本広克行(監督) あなたはまだ、室井慎次の全てを知らない。
新たなる希望
踊る大捜査線は、「踊る大捜査線 THE MOVIE FINAL 新たなる希望」で終わった。
しかし「新たなる希望」とサブタイトルが記載されている。
その意味は以下の通りだ。
現在、エグゼクティブ・プロデューサーとして部下をまとめる立場の亀山氏は、過去の自身を重ねながら「青島みたいな部下に早く会いたいと思っています。かつての自分は上司に向かって、『俺を信じてくれ! 絶対に当てるから!』と言っていましたから。もちろんコケたこともありますけど(笑)。そういうタイプの人間でしたね。だからこそ、青島みたいな部下に会いたい」と、職場での“青島”を心待ちにしているという。
パッと目を見て『コイツは信じられる』と思えたら、『お前に託す、責任は俺が取る』って言えるのは格好いいじゃないですか。上司が部下に説教を垂れても誰もついてこない。やっている姿=後ろ姿で見せるしかないんですよと、力強く語る姿はどこか室井慎次の雰囲気にも似ていた。
この4作目でファイナルというのが決まってから『本当にこれで終わりなんですか?』という質問が多い。もちろん、今回でラストですが、もし若いプロデューサーが、本広監督と脚本の君塚さん、織田くんほかキャストをも巻き込んで、『僕に任せてください!』って言ってきたら、『分かった、責任は俺が取る』って言うかもしれない。そういう若手が現れたとしたら先はどうなるか分からないですよね。それも“希望”ですと、ファイナルのサブタイトルをからめた続編の望みを笑顔で明かした。
結局、俺に任せてくださいと言ってきた部下はいなかったのだろうか?
それで自分でやることにしたのだろうか?