嘘ばかりのフジテレビ
中居氏のトラブル
昨年末からの中居氏と女性とのトラブルの和解金で支払った金額が常識を逸脱していたことから何があったのだという憶測が飛び交った。
週刊誌がフジテレビ社員が中居氏と女性との仲介を行っていたという記事を書いたことでフジテレビにも火の粉が飛んだ。
フジテレビは即座に社員の関与を否定した文章をホームページで公開した。
それが、更に憶測を広げていく要因となり、フジテレビへの不信感が強まっていった。
仕方なく、フジテレビ社長は記者会見を行ったが、それはクローズなものだった。
- 会見に出席できたのは東京放送記者会の加盟社の1社2名とNHKや民放各局
- 生中継や動画の撮影は禁止
- 静止画の撮影が許可されたのも冒頭の5分間のみ
- 民放キー局やNHKは質問などを認めない「オブザーバー参加」

この会見によりフジテレビは一気に炎上した。
フジテレビの番組スポンサーが次々にCMをACジャパンへの差し替えを希望したのだ。
その数は、1月20日現在、75社。
ネットで炎上するよりスポンサーの炎上の方がテレビ局には死活問題。
今回の件でフジテレビの対応は完全に失敗したと言える。
吉本興業と同じ失敗を繰り返しただけ
フジテレビは、これまでに色々なトラブルを報道してきたはず。
このような場合もあったと思う。
最近だと、松本氏の問題で松本氏が所属する吉本興業は「当該事実は一切ない」などと報道内容を否定していた。
しかし、その後、吉本興業は、「私的行為とはいえ、所属タレントらがかかわったとされる会合に参加された複数の女性が精神的苦痛を被っていたとされる旨の記事に接し、真摯(しんし)に対応すべき問題であると認識している」と述べ、外部弁護士とともに当事者を含む関係者から聞き取り調査をしていることを公表した。
そして社外有識者を交えた「ガバナンス委員会」が2024年1月23日に開催されたことを報告した。
その中に以下のような内容があった。
- 事実確認をしっかり行った上で、何らかの形で会社としての説明責任を果たす必要がある
- 当初の「当該事実は一切なく」との会社コメントが世間の誤解を招き、何を指しているのか不明確で混乱を招いた」といった指摘が出たことを明らかにした。
結果的に今回のフジテレビ対応は、この時の吉本興業の対応と同じとなっているが、この内容はフジテレビも報道しているはずなので、情報としては持っていはず。
しかし、フジテレビは、このことから何も学んでおらず、吉本興業と同じ失敗を繰り返したことになる。
本当に被害者女性のことを第一にした結果なのか?
フジテレビの記者会見の内容から、フジテレビは中居氏とトラブルがあったという女性はフジテレビ社員であったことを知っていたことになる。
にも拘らず、以下のような文章をホームページで公開している。
【出典】企業情報 - フジテレビ
記者会見では、やたらと被害者のことを第一にということを話していたが、この文章では、中居氏とトラブルがあった女性がフジテレビ社員だということについては一切、触れていない。
仮に被害者についてもフジテレビ社員でなかった場合には、この点についても間違いなく否定していたはず。
つまり、この時点で、被害者=フジテレビ社員だと認めていることになる。
この対応はフジテレビの保身を第一に考えた結果だと言える。

なぜ「だれかtoなかい」を終わらせなかったのか?
そして、フジテレビ社長による記者会見ではトラブルの報告を受けた時点で「だれかtoなかい」を終了させなかったことも、被害者女性のことを最優先に考えた結果だといったことを話していたが、この点についても嘘だと言わざる得ない。
中居氏のトラブルは2023年6月で、直ぐにフジテレビ社長にまで報告がされていた。
普通に考えれば、トラブルの報告を受けた時点で中居氏を訴えるといった対応も取れたはず。
しかしフジテレビは、今回の件が明るみに出るまで「黙認」していたことになる。
これも被害者のことを第一に考えた結果だという。
本当にそうだろうか?
「だれかtoなかい」は元々、2023年4月に放送開始された「まつもとtoなかい」だ。
この番組の放送開始直後に中居氏とのトラブルがあったことになる。
ところが、2023年の12月末に週刊誌により、松本氏のトラブルが報道された。
その後、松本氏は芸能活動を休止したので、 この時点で「まつもとtoなかい」の「まつもと」が不在となり番組としては成立しなくなった。
このタイミングで番組を終了しても中居氏とトラブルがあったから番組を終了させたという憶測は絶対になかったはず。
しかし、フジテレビは、「だれかtoなかい」として番組を継続することを選択した。
本当にフジテレビが今回の件で関与していないのであれば、中居氏の番組は終わらせることを勧めたはず。
中居氏は自社の社員に対して莫大な和解金を払うようなことをしたのだからフジテレビとすれば許すことができない存在と言える。
しかし、フジテレビは中居氏と被害者を天秤にかけて中居氏を選んだ。
これは、中居氏と被害者とのトラブルについては和解も済んでいたからだろう。
そのために巨額な和解金まで払っている。
もしかすると、この和解金には裏でフジテレビから中居氏へのギャラという名目で出資されている可能性だって否定できない。
和解金が大きな額なので、被害者は間違っても世間に公開するようなことはしないし、できないだろう。
和解金を支払ったことで、この件は終わったのだと中居氏もフジテレビもそう考えていたはず。
だからフジテレビは「だれかtoなかい」を継続した。
何が被害者の気持ちが第一だと言いたくなるほど、フジテレビは、ここまで嘘しか伝えていない。
これが自分の見解になる。
第三者委員会を設置することを決めたようだが、本当に第三者委員会が正常に機能したとすれば、まだまだ、信じられないような事実が出てくるはず。
それで、第三者委員会の存在価値が判断できる。
最後に
今回の件、正直、書かないで済ませようかと思っていた。
しかし、フジテレビの対応を見ていると誠意が全く感じられず同情の気持ちが全く得られなかった。
正直、今のフジテレビの上層部が今後も継続するのであれば、フジテレビの存在価値はないとさえ思っている。
「めざましテレビ」での不自然な体調不良により休み、「まつもtoなかい」の不自然な番組続投に対して何の説明もしないフジテレビの姿勢には苛立ちしか感じてこなかった。
そして、先日の社長による記者会見というか、独り言のような会見や、副会長の会見、元専務の会見を見ても共感できる内容は何一つなかった。
そもそも、番組制作で無茶をしてきたような人が、経営層に君臨すれば自分達がやってきたようなことは認めざる得ないというか、むしろ当然のことだと思うかもしれない。
これで「企業統治」ができるとは思えない。
これはフジテレビに限ったことではなく、一般企業では実績をあげてきた人=優秀な人=経営層という発想が当然のようになっている。
しかし、現実は、実績をあげてきた人=無茶をしてきた人なので、こんな人が経営層に君臨して、まともな企業になるはずがない。
真面目に務めてきたフジテレビ社員には申し訳ないが、今のフジテレビは、癌の末期ともいえるような状態で、癌を切除しようとすれば身体の大半が切除されるくらい癌が転移している状態でもう何もできない。

仮に上層部を総入れ替えしたとしても、手遅れという可能性だってある。
しかし、そこまで見て見ぬふりをしてきた一般社員にも問題はあるので厳しい言葉で言えば、自業自得。
ここまで自分の会社を放置してきた社員が悪いとも言える。
そう考えると、フジテレビは一度、解体するしかないのかもしれない。
