石川県でも外車が増えた
先日、知人と話していて、最近、石川県でも外車をよく見かけるようになったなぁという話をしていた。
Audi、BMWから始まり、ベンツ、ポルシェ、フェラーリーまで見かけるようになった。
外車はクリーンディーゼル車があって、ガソリン車と遜色がないほどの高トルクで静寂性も改善されている。
そしてなんといっても魅力的なのは、軽油なのでガソリンよりも安い。
しかも燃費もガソリン車並みなので、これが理由で買っている人もいるのではないか?ということ。
Audiのクリーンディーゼルだと、車両本体価格でも600万円は超えるだろうから、トヨタのプリウスの方が良いのでは?という話になった。
フェラーリーだともう、燃費は5km/ℓ程度だろうから、もうガソリンを垂れ流しているような気になる。
そもそも、そんなことが気になる人はフェラーリーには乗れないのだろう(笑)
ふと、気にならない人は、世の中には多いのだろうか?ということが気になった。
フェラーリーは儲かっているのか?
世の中に少なければ、フェラーリーは存続できないことになる。
フェラーリーといえば、何千万円もするような価格設定。
世界中で何人の人が購入するのかは知らないが、儲かっているのだろうか?
高級車といえばフェラーリなので調べてみた。
2023年1月~6月の売り上げ高は29億0300万ユーロ(約4550億円)で総販売台数は6959台。
1台あたりに換算すると約6500万円
6500万円もする車を半年で約7000台、つまり年間で14,000人程度の人が購入していることになる。
世界の人口が78.8億人なので、割合とすると、1.78PPM。
もはや0に近いと言ってもいいくらいの数字になっている。
金額的には、ざっくり1年で9000億円の売り上げで、フェラーリこ営業利益率は25%だというので、これまた、ざっくりになるが、約2250億円の営業利益が見込まれる。
つまり、一台販売すると約1600万円の儲けになる計算だ。
日本車の場合だと、1台あたり30万円を超える数字なら利益率が高いと言われている。
中には1台販売しても利益は10万円にも満たないという自動車メーカーがあるなかで、フェラーリの1600万という数字は日本の自動車メーカーからすると、羨ましい限りだと思う。
フェラーリは従業員が4571人(2021年現在)なので、5000人に満たない従業員の会社で、利益だけで2000億超えなら文句はないだろう。
フェラーリの経営方針
フェラーリーは「広告は出さない」、「欲しがる客の数より1台少なく作る」といった独特の経営哲学が有名。
ガソリン車が悪だと言われるようなヨーロッパの自動車メーカーであるのに、電気自動車等は一切作らないで、スーパーカーと呼べるものしか作らないというのは凄いの一言。