総理大臣は凄い人
総理大臣といえば、子供の頃は、日本で一番偉い人だから凄い人だと思っていた。
しかし、今の総理大臣は、どうだろうか?
「国民の声を聞く」とか言っておいて、一刻も早く辞めてくれという国民の声は耳には入っているはずだが、聞こうとしない。
この時点で、今の総理大臣は、国民の声を聞くだけで、何もできないことがハッキリしている。
一体、この人は、どんな風に生きてきたのだろうか?
大学を卒業して、銀行に入行、5年間勤めて衆議院議員だった父親の秘書になって、6年後に衆議院議員初当選している。
社会に出て5年の人が、父親が政治家だというだけで、地元の票を獲得して国会議員になれてしまうのだから、何とも恐ろしいことだと思わないだろうか?
医者を選挙で選んでいるようなもの
例えば、医者が医師免許ではなく、投票制で得票数が多い人が医者になれるような制度だったら、どうだろうか?
同じように医者の息子だからと、患者は何も考えずに、その息子に投票するだろうか?投票前には、医学の知識はどれほどなんだろうか?人間的にどうなんだろうか?手先は器用なのだろうか?と自分が診てもらうことを前提に考えるのではないだろうか?
しかし、選挙で政治家を選ぶときはどうだろうか?町内会で、この人に投票してと言われているから、近所の人で顔は知ってるからとか、親の葬儀に弔電を打ってくれたとか、義理と人情で選んではいないだろうか?
国会議員になれば、総理大臣になるための資格が一つ与えられたようなもの。
つまり、国会議員を選ぶことは、総理大臣候補を選ぶのと同義だと考える必要がある。
近所の顔見知りだからという理由だけで総理大臣になるかもしれない人を選んだ場合、どんな結果になると思っているのだろうか?
近所の人を選んでしまう日本人
弔電を頂いたからという理由で総理大臣が務まるのだろうか?
しかし、現実は、義理や人情で選ぶ人が投票所に足を運び、義理や人情の薄い人は、自分1人が投票しても何も変わらないから行くだけ無駄だと投票に行くことはない。
その結果はどうだろうか?
義理と人情を自分の野心のために利用できた人が選挙で勝つことになる。
結果、凡人の野心にまみれた議員が多く誕生することになる。
しかも、義理と人情で国会議員になった者が、時を経て総理大臣になってしまうので何ともバカげた仕組みが政治の世界では成立しているものだと呆れてしまう。
その辺の近所のお兄さんだった人が総理大臣になったようなものだ。
総理大臣というのは日本で一番偉い人だというのであれば、一番凄い人でもある必要があると思う。
経歴的には、自分の周りでも、今の総理大臣より、もっと凄い人は、たくさんいる。
そう考えると、日本にはもっと、総理大臣に相応しい人が、たくさんいることになる。
そしてアベンジャーズのように、日本の凄い人を集めて国会議員を形成するべきではないだろうか?
もう、その辺にいるような人より劣る人が国会議員になったり、ましてや総理大臣になってしまうのは、耐えられない。
もう、そんな人に日本を任せておけない。
今の日本は、そこまで追い詰められている。