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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

空飛ぶクルマじゃなくて陸を走るドローンでは?

空飛ぶクルマ

「空飛ぶクルマ」の実用化が近づいてきたらしい。

滑走路が不要で騒音が少なく大都市の渋滞対策の切り札になると期待されている。

ジャパンモビリティショーでも、展示されるようになってきた「空飛ぶクルマ」は本当に実用化可能なのだろうか?

まず、たくさんの「空飛ぶクルマ」が空を飛び交うのだから交通ルールが重要になってくる。

ドローンのような小さなものでさえ、統制が取れないので、結局、規制を厳しくしていき、許可なく飛ばすことをできなくしている状態で、空飛ぶクルマなんて本当に飛ばせるのだろうか?

空には信号機などないので、各自が勝手に飛び交えば衝突、墜落という事故が絶えなくなる。

信号機がある状態の自動車でさえ信号無視、ながらスマホに、飲酒運転、燃料切れ、整備不良だった場合は?と不安要因は多い。

操縦者

中でも1番の心配は操縦者の人格だ。

いくら規制を厳しくしても飛んでしまえば、あとは操縦者の判断になってしまうので、安全性は人格に左右される。

現状でも旅客機のパイロットが飲酒した状態で操縦していたということも過去にあったのだから一般の自動車を運転している人が、空を飛べるようになれば、何をしでかすか想像できない。

操縦者に左右されない

これを解決するとなると、操縦者に左右されない仕組みを作るしかない。

それはオートパイロット、つまり自動操縦でコントロールするしかない。

人間が操縦に関われば、空に飛んでしまえば、誰もコントロールすることはできなくなる。

自動操縦もバグとか天候状況といった想定外のことが起きる心配は確かにあるが、それは人間をコントロールすることに比べれば、初歩的な技術だといえるほど違いがある。

たとえば、現在の自動車でのアクセルとブレーキの踏み間違え。

これは、高齢者が運転を続ける限り、絶対になくならない。

免許返納では、移動手段がなくなり、困ると思うので、クルマは陸だけではなく空も自動運転にしなければならない。

重要なことなので、何度も繰り返すが、人が操縦に介在する限り事故はなくならない。

免許取得に最低2か月

そして、人が操縦するということは自動車と同様に免許が必要になると思う。

現状、自家用飛行機を操縦するための免許を取得するのに最短で2か月かかるという。

しかも、航空学校のようなところに通って基礎知識や技術を取得する必要もあるだろう。

現実問題として何年も学校に通わないといけないのは無理がある。

しかし、人間が操縦を行う場合を考えると、それくらいのことをしなければ、操縦させることはできないだろう。

以上から、人が操縦するとなると、最低でもこれだけの問題を解決する必要があるが、解決策が見つかるとは思えない。

このため、空飛ぶクルマが実用化するためには、空に仮想レールを敷き詰めて、その上を飛ぶという仕組み(自動操縦)にしないといけないと考えている。

このため、いくら、空飛ぶクルマが実用レベルになったとしても、実際に空を飛べるようにするためのルール作りが完成しない限り、実際に普及させることはできない。

このため、空飛ぶクルマが実用レベルになっても、実際に操縦することができるのは既存の飛行機等の操縦免許を持っている人たちだけだと思う。

実用化可能だとすれば、自家用機としての使用は禁止とする。

そして、しっかりと教育・訓練を受けて、免許を取得した人が操縦する空飛ぶタクシーを操縦するというところが現状の着地点ではないだろうか?