本屋にて
本屋をブラブラしていると・・・
「読むだけでお金が貯まる マインドセット!」という文字が目に入ってきた。
DaiGoさんが好き過ぎるマネー本で、なぜか売れなかったために絶版となった。
2023年8月11日に、Youtubeのライブ配信をされていて、その時に、話されていた本だと思った。
ライブ配信では、Daigoさんが角川さんでDaigoさんの本を担当している方にメッチャいい本だから、絶対に復活した方がいいと言って自分の本より先に復活したみたいなことを話されていた。
本の概要は、マネー系の心理学の神様みたいな研究者が書いた、「マネーセンス 人生で一番大切なことを教えてくれる、「富」へ導くお金のカルテ11」という長いタイトルの本。
お金の大嘘
お金が稼げないのは能力がないからではない。
お金に対する考え方が間違っているんだけど、お金持ちの人からすると、みんながお金持ちになったら困るので、お金の真理について教えたくない。
だから、多くの人はお金の真理を知らないので騙されていることになる。
お金の真理を、科学的かつ心理学的に全て暴いてくれるのが、「マネーセンス」という本だとDaigoさんは話している。
メンタリストDaiGo氏がYouTubeで何度も絶賛】
★メンタリストDaiGo氏のYouTubeチャンネル2023年8月11日放送『お盆に読めば人生変わる名著TOP10』で紹介されました★
ファイナンシャル心理学の権威・クロンツ親子・伝説のお金の本緊急復刊!読むだけでお金が貯まるマインドセットが身につく。□将来のことを想像すると不安で仕方がない
□資産管理が苦手
□投資が怖い
□ついつい人におごっちゃう
あなたの「お金の病気」を解決し、豊かな人生に導きます。
この本の最初に、「みんな、お金の管理については「大嘘」を信じ切っている」と断言していた。
では、「大嘘」とは何か?
お金で困っているのは、自分自身のせいで、自分が怠け者だから、頭がどうかしているから、欲深いから、いや愚かだからと言って非難することが大嘘だという。
面白そうなので、買ってみようか悩んだ結果、結局、その時は買わなかった。
政府によって全てを失った
子供の頃、無駄遣いはダメなこと、正月にお年玉を頂いても、全額貯金。
お金は必要なものにだけ使って、それ以外は全て貯金する。
それが、お金の真実だと教えられて育った。
しかし、大人になるに連れて、銀行や郵便局の定期預金や定期貯金で預けても1年間で0.002%。
どんなに金額を多くしても、長く預けても金利は一律同じ。
銀行に預けているだけではお金は増えていかないことに気がついた。
株だと定期的に配当が入って来る。
銀行や郵便局に預けているより短期間で多くの金額が増えていく。
それも、長くは続かなかった。
まず、1989年に国が公定歩合の引き下げを行った。
これにより、1年後には日経平均株価は1万円以上下落した。
更に国は地価を下げるために総量規制を行った。
これは、貸金業者(銀行等)から借りられるお金の総額の上限を規制する法律で、不動産融資が上限を超えて受けられなくなったことで不動産を買うことができなくなり、地価は下がっていった。
これが日本のバブル崩壊だ。
株を買った額は一気に10分の1になってしまった。
僅かな配当では補填できないくらいの額だ。
日本人は国の低金利政策により預金・貯金をしても利子が得られなくなり、株に手を出せば、株価を下げて、総量規制で地価も下げて国民に大きな損失を与えた。
それだけではない、バブル崩壊で設備投資を控え、値下げ競争が始まった。
当然、給与のペースアップも減った。
デフレ時代の始まりだ。
更なる値下げのために人件費の安い韓国や中国に工場を移転したことで、正社員は減り契約社員が増えていった。
made in Japanも海外進出と共に失った。
共働きを余儀なくされ、年収200万円台の人が多くなった。
税収が減るので消費税だけは上がっていった。
政府の浅はかな考えにより経済大国日本は、何もかも失って貧乏な国に、あっという間になってしまった。
このことを国民は理解しているのだろうか?