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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

久しぶりの挑戦的な日本車「Honda e 」

最近、無難な車が多い日本自動車メーカー

日本の車ってずっと、無難なものが多くて、勢いがなくなったなぁと思っていました。

ようやくHondaが、EV車「Honda e」を発売しました。

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シンプルなデザイン

特徴的なのは、シンプルなデザインです。

サイドミラーがありません。これは日本発です。

ウインカーがなく、これは前後面に取り付けられている、丸いランプの中とサイドミラーの代わりに取り付けられているカメラの部分に組み込まれています。

ブラックアウトされたグリルの中にヘッドライトやレーダーのリッド、マルチビューカメラシステムなどの機能部品が集約されているので、カメラがどこにあるのか一見するとわかりません。

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フロントガラスにワイパーがもないのでは?と思うかもしれませんが、これは、フロントガラスとボンネット部分の間に隠れて見えないだけです。

6つのスクリーン

そして車内には5つのスクリーンを配置し左右には再度ミラーの代わりにサイドカメラミラーの映像が写し出され、スマホとナビが一緒になったような2つのスクリーンが中央左、運転席側にはインパネ用のスクリーンが配置されています。

ルームミラーもカメラ映像に対応していますので、合計6つのスクリーンが前面に配置されていることになります。

Honda eは注文受付数が第一期の販売予定台数に達したため、ただいまご注文を一時停止させて頂いております。

www.honda.co.jp

車の中にコンシェルジュ

AIによる音声認識機能は、まるで車の中にコンシェルジュがいるかのようです。

米SoundHoundと共同開発したもので、ウェイクワードは「Ok,Honda」。質問の文脈を理解できるので、例えば「近くのフレンチレストランを探して」と頼んだ後、「駐車場付きで」と言い足すと両方の条件に合ったレストランを検索してくれます。

今は、運転中に画面を注視すると違反になりますので、音声で操作ができるというのは助かりますね。

安全面も凄い

安全面では、衝突を予測してブレーキをかけたり、前のクルマにちょうどいい距離でついていったりできる多彩な安心・快適機能を搭載した先進の安全運転支援システム、HONDA SENSINGが搭載されています。

  • 車両や宝光社、自転車との衝突回避を支援
  • 不注意による急発進を防止し注意を喚起
  • 不注意による急な後退を防止し注意を喚起
  • 壁などの障害物の見落としによる衝突回避・被害の軽減を支援
  • 車線を検知しはみ出さないように支援
  • 適切な車間距離を保ち運転負荷を軽減
  • 車線内を走行できるようにステアリング操作を支援
  • 停車時に先行車が発進したことをお知らせ
  • 標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援
  • 先行車や対向車を検知し、ハイ/ロービームを自動で切り替え

歩行者と衝突した場合に備えてポップアップフードシステムがあります。これは歩行者との衝突を感知すると、ボンネットフードの後部を持ち上げ、歩行者の頭部への衝撃を低減するというものです。

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走行機能も凄い

自動車本来の機能である走行機能では、スムーズな走りで運転しやすい「NOMAL]、レスポンス良く力強い加速が行える「SPORT」モードlがあります。そしてベースタイプで最高出力136馬力、アドバンスタイプで154馬力です。

動画を見ていても加速感が凄いです。

RR駆動なので、ステアリングが大きく切れます。

その結果、最小回転半径4.3mを実現しています。

HONNDAで人気のN-BOXの最小回転半径が4.5mですから軽四より小回りがきくことになります。

運転支援では、ボタン一つで、6パターンの駐車を自動で行ったり、出庫時に近づく車を知らせてくれる支援機能もあります。

駐車枠がある場合では、以下の3つ

駐車枠がない場合は、ソナーで認識して以下の3つに対応します。

車庫からバックで出るときって後ろを見ながら更に近づいてくる車を気にしながらの運転になりますが、後退出庫サポートでは、近づいてくる車両を検知し警報音とナビ画面で注意を促してくれます。

縦列駐車や並列駐車を自動で行ってくれる、パーキングパイロットは駐車場が苦手な方には最適な機能だと思います。

とにかく、カメラやソナーを駆使して安全対策が施されていますので運転が苦手な人には最高の車ではないかと思います。

シングルペダルコントロール

シングルペダルコントロールがあります。これはアクセルペダルだけで減速・停車まで行えるというものです。アクセルを踏むと加速、アクセルを緩めるとブレーキになるというものです。

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これは初めて使う時は怖いでしょうね。

アクセルを踏むと加速するのは従来通りですが、緩めるとブレーキが作動するという感覚は初めてなので、本当に止まるんだろうか?と心配になります。

充電は?

普通充電ポートに、急速充電/外部給電ポートに対応しています。

家庭用の普通充電でフル充電になるまでが約10時間、30分の急速充電で80%まで充電できます。

HONDA eですが、充電中でも社内で快適に過ごせるようにということで、エアコン・オーディオはもちろんのこと、走行以外の全機能が利用可能です。

残念な点は?

フル充電で走行できる距離は、ベースモデルで、283Km、アドバンスで259Kmです。

バッテリー容量でHONDA eに近い、日産リーフの40Kwh車だと322Kmなので、もう少し頑張って欲しかったなぁと思います。

価格でも日産リーフの40Kwh車が332万円~ですが、HONDA eは451万円~です。

WLTCモード

価格は?

最後に価格ですが、ベースタイプのHONDA e で451万円~、HONDA e アドバンスタイプで495万円です。

乗ってみたいという方

価格が高いので、購入は難しいなぁという方でも、HONDAのカーシェアサービス「Every Go」を利用すると乗ることができます。

2020年10月30日が発売ですが、今現在、Every Goでは先行で乗ることができます。15分200円ということなので、1時間で800円ということです。

これなら8時間乗っても6,400円なので普通のレンタカー感覚で利用できますね。

最上級グレード HONDA e アドバンス

everygo.honda.co.jp