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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

経験から何を学ぶのか?

麻雀好きの成功者

学習塾のフランチャイズ経営で成功した麻雀好きな方がいる。(仮にA氏と呼ぶ)

しかし、麻雀の実力は大したことないという。

自分は麻雀をすることはないが、麻雀漫画の「咲-Saki-」を読んで、どうなると勝ちになるのか程度は把握しているつもりだ。

麻雀は、相手(3人)の欲しい牌と不要な牌を見極めつつ、自分の欲しい牌が不要な牌のように見せつつ、一番早く、役と言われるパターンで牌を揃えていく。

そんなゲームだと思っている。

麻雀は、早く役を作って上がるということも必要になるが、相手が捨てた牌や仕草から相手が必要としている牌を見極めることも必要になる。

それを怠ると自分が捨てた牌で相手が儲かり、自分は損をすることになる。

麻雀とビジネスは同じ?

このため、ビジネスでの競合他社との戦いに似ている感じがする。

そんな麻雀なので、ビジネスで成功した人で麻雀が好きだというなら、無条件で強いのだと思っていた。

ところが、ビジネスで成功していて、麻雀が好きだというのに麻雀は弱いとは、どういうことなのだろうか?

実際に、普通の麻雀好きの会社員(仮にB氏とする)と、もう1人の成功者の社長(仮にC氏とする)の3人で麻雀を打つ動画が公開されていた。

※半荘3回勝負(点数は5万点からの前回分積み上げ方式)

結果は?

確かに、前評判通り、A氏はダントツで弱かった。

A氏はビジネスに関しては、確かに普通の会社員と比較した場合に、目の付け所は比較にならないくらい鋭いのに、麻雀に関しては立場が逆になるほど弱かった(笑)

いきなり、B氏がロケットスタートで差を広げた。

C氏は焦りを感じて口調が荒くなっていた。

これが、C氏の作戦だったのかもしれないがB氏は大きく勝っていたにも関わらず動揺したように見えた。

結果、1番強かったのはC氏、次がB氏だった。

  • C氏:196,000点
  • B氏:  39,000点
  • A氏:ー85,000点

最初、B氏が独走するのか?と思うほど、調子良く上がっていたが、守りに入ろうとして消極的な麻雀に変わってしまった。

逆にC氏は積極的な麻雀でA氏を追い抜き、一気に差を広げていき一方的な結果になってしまった。

A氏はマイペースで負け続けた。

この結果をどう見れば良いのだろうか?

ビジネスで1番成功しているのはA氏。

次がC氏。

自称普通の営業マンであるB氏にさえA氏は大きく負けている。

動画を見ている限り、何回やっても、最終的には同じ結果になるように感じた。

ビジネスセンスと麻雀センスは全く別物ということなのだろうか?

勝敗を分けたのは?

多分、麻雀の実力的には、C氏とB氏は大差ないように思う。

そして、A氏だけが断トツで負けたのは、麻雀経験の少なさなのだろう。

同程度の実力のC氏とB氏で、最初はB氏の方が有利だったのが、最終的には、これだけの差がついてしまったのは、チャンスを呼び込むことができるのか?チャンスに積極的になれるのか?そして経験から何を学んだか?ということではないだろうか?

それは麻雀に限らず、何にでも共通することだと思う。

B氏の敗因は、序盤、完全に流れはB氏だった。

願ってもないチャンスが飛び込んで来たにも関わらず、安い役で早く上がろうと守りに入ってチャンスを台無しにしたこと。

C氏は何とか流れを変えようと「鳴き(ポン・チー)」を積極的に行っていたが、B氏からはそういったことが感じられなかった。

そして、C氏は流れを引き寄せたと判断すると鳴きがなくなった。

逆にB氏の引きは悪くなり、打ち方も乱れてしまった。

この麻雀を見ていて、成功の仕方を目の当たりにした。

成功する・しないは、運が大きいと思っていた。

しかし、運を呼び込む努力も重要で、呼び込んだ運をどう活かすか?これらを経験から学んだ人が成功するのだと強く感じた。

そして成功者と普通の人の差は、気持ちの差も大きい。

負けていても、諦めることなく、何とか自分の方にチャンスを呼び込もうと試行錯誤する姿勢は経験がなせる業だと思う。

勝ち方を知っているというのは、このことなのだろう。

波に乗る

「波に乗る」という言葉があるが、波に乗ってしまえば、あとは流れに身を任せておけば勝手に前に進んでいく。

どうやって波に乗るのか?

これを経験を繰り返すことで学ぶということだと思った。

そして、今回、A氏は大敗を喫したが、それは、自分が上がることに精いっぱいで、相手が何を待っているのか?ということが見えていなかったので、振り込むことが多かったからで、今後、麻雀の経験を積んでいけば、振り込むことが減っていくので、B氏を超えるのは間違いないと思う。