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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

栄養剤は何を選べば良いのか?

ドリンク剤は効果があるのか?ということで先日、ブログで書いてみた。

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疲労回復には睡眠、気持ちのリフレッシュに加えて、回復するためのエネルギーが必要で、エネルギーを生成するには三大栄養素である、タンパク質、炭水化物、脂質が必要になる。

栄養ドリンクは三大栄養素からエネルギーを生成する際の補助的なものなので、欠かせない栄養ではあるが、栄養ドリンクだけでは効果は期待できないといったことを書いた。

ドリンク・錠剤・ゼリー、どれがよいのか?

今回は、栄養ドリンクだけではなく、錠剤、ゼリーも含めて、どれが良いのか?

また、どこの栄養剤が良いのか?といった点まで検証してみたい。

調べてみると、アリナミンのホームページに以下のような質問と答えが掲載されていた。

Q:錠剤とドリンク剤の違いを教えてください。

A:今、対処したい疲れを感じている場合は、ドリンク剤がおすすめです。

一方、フルスルチアミンなどの成分含有量は錠剤の方が多いため、疲れがたまってきたと感じている場合は錠剤がおすすめです。

【出典】アリナミンによくある質問​|アリナミン

アリナミンの場合は、直近の疲労回復を期待するならドリンク、長年蓄積された疲労に関しては錠剤ということのようだ。

しかし、これではアリナミンに限定されてしまうかもしれないので、他にもないか調べてみた。

同じような質問と答えが、病院のホームページに記載されていた。

Q:ドリンク剤と錠剤の効果の違いは?

A:ビタミンを補給する場合はドリンク剤と錠剤のどちらが良いか、という点については、一長一短があります。 吸収の速さ、という点ではドリンク剤が優れていますが、長期にわたって服用し続ける場合は錠剤の方が経済的です。 栄養面ではほとんど差が有りませんから、好みで選ぶとよいでしょう。

【出典】ビタミン剤・保健機能食品・サプリメント この違いわかりますか?

アリナミンと同じような書き方だ。

速攻性を期待するのであれば、ドリンク剤、長期にわたって服用するのであれば錠剤という点は共通点。

あとジェルタイプもあるが、こちらは、ドリンク剤・錠剤と比較した場合に効果が弱く設定されているということだった。

ビタミンB1は重要だが不足しやすい

疲労回復にはエネルギー生成が必要で、そのためには必要な要素がいくつかあるが、その中でも、ビタミンB1は糖分をエネルギーに変換する際に欠かせない栄養分になる。しかし、1回に摂取しても体内に吸収される量が最大10mg程度。

更に、水に溶けやすく、熱にも弱い。また、たくさん摂取しても体内には蓄積できずに尿と一緒に排出されてしまうので不足しやすい栄養素と言える。

これをフルスルチアミンとして摂取することで、体内への吸収が改善されるので、最大10mgの壁がなくなりビタミンB1不足の解消に繋がる。

ビタミンB1を食品等だけで摂取しようとすると意識的に水や熱を使わない方法で食べられるものを選ばないと、1日に必要となるビタミンB1が摂取できないことになる。

しかし、フルスルチアミンとして摂取すると手軽にビタミンB1が摂取できる。

ビタミンB1の1日の必要量

ビタミンB1の1日の摂取基準量は、男性でも多くて1.5mgだとされている。

【出典】ビタミンB1の働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット

そして、フルスルチアミンにはビタミンB1以外の成分も含まれている。

仮にフルスルチアミン100mgの中に、どれくらいのビタミンB1が含まれているかというと約85%、つまり、約85mgのビタミンB1が含まれていることになる。

【出典】錠剤・カプセル・粒状等の医薬品・医薬部外品食品に強化目的で使用される部外品、食品に強化目的で使用される化合物からのビタミン・ミネラル摂取量算出及びコード化の考え方

1錠中のフルスルチアミンの成分量が約30mgだとすると1日1回1錠で1日に必要なビタミンB1が充分に摂取できることになる。

疲労が蓄積している場合等には当てはまらないと思うので通常はアリナミンAだと1日1錠で十分な量が摂取できそうな気がする。

※個人差はあると思う。

アリナミン疲労回復のスタンダード

ビタミンB群がエネルギー生成に必要となることから、アリナミンの考え方というのが疲労回復を考えた場合には一番、合理的なものだと思う。

実際、医療用のアリナミンとして、アリナミンFが存在する。

これは、フルスルチアミンのみを含んだアリナミンとなる。

にんにく注射というのも、にんにくを注射しているわけではなく、アリナミンFを注射していることになる。

以上から、フルスルチアミンビタミンB1誘導体)が含まれている栄養剤を選択することが重要だと考えられる。

そんなことから、アリナミンEXプラスと全く同じ成分のジェネリック品のようなものが多数販売されている。

疲労回復では、実質、アリナミンEXプラスが栄養剤のスタンダード言えそうだ。

比較してみよう

ジェネリック品のようなもの以外にも、ユンケル1・6・12EXやエスファイトゴールドのように全く同じではないが、アリナミンでは含まれていないビタミンB群の「ナイアシン」を含んだものもあったりする。

そこで、どのように違うのか、以下に比較表としてまとめてみた。

しかし、アリナミンは高い・・・

アリナミンEXプラスαとアリナミンEXプラスの違いは、ビタミンB2成分があるかないか。

ビタミンB2も1日に必要な摂取量は男性で1.7mg

【出典】ビタミンB2の働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット

しかし、ビタミンB2は魚介類、肉類、藻類、豆類、乳類、卵類、野菜類、種実類と色々な食品から摂取することができるので、普通に食事をしていれば、必要な量が自然と摂取できるものと思われる。

このため、普通にバランスの良い食事をしていることを前提にするなら、アリナミンEXプラス。

ビタミンB群の補充だけを目的にするのであれば、アリナミンAで十分ではないだろうか?

しかし、それでもアリナミンは高い・・・

そうなると、やはりジェネリック品のような商品を選びたくなる。

なぜなら、アリナミンEXプラスと同等のものが、アリナミンAの半額以下で買えてしまう。(Amazon価格)

新ネオビタミンEXは、価格的に凄く安価ではあるが自分は使用したことがない。

しかし、製造元は、本社は兵庫県にある、皇漢堂製薬というジェネリックメーカーだという。

現在、自分はアリナミンEX Plus αを使用しているので、全て飲み終わったら、是非、試してみたいと思う。

  • 新ネオビタミン EX 270錠:1,900円
  • クレマエースEXP 270錠:2,110円
  • ハイオールEXゴールド 270錠:3,580円
  • アリナミンA 270錠:4,750円。
  • アリナミンEXプラス 270錠:6,485円
  • アリナミンEXプラスα 280錠:7,128円