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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

他愛もない話(軒先渡し)

他愛もない話について

  • 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
  • あまり役に立たない内容になるかと思います。
  • 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
  • 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)

軒先渡し

大きなものを注文して配達してもらう際に、確認しておく必要があるのが、どこまで持って来てくれるのか?という点。

一般的なのは、軒先渡し。

荷物配送後に、ドライバーが受取人の家や施設(小売店舗、物流センターなど)の玄関または搬入口まで持って来て荷下ろしを行うというもの。「軒下渡し」とも言う。

ちなみに、一般的な宅急便は、以下のように軒先渡しとなっている。

ヤマト運輸

Q:大きい荷物や重い荷物は、家の中で受け渡しできますか?

A:申し訳ございませんが、家の中へ入ってお荷物の受け渡しはできません。
ヤマト運輸のサービスは、集荷・配達のいずれも玄関先でのお荷物の受け渡しとなります。
 ※家電など重い荷物の梱包・搬出や搬入・開梱設置は、別サービスで対応できる場合あり。

【出典】大きい荷物や重い荷物は、家の中で受け渡しできますか? | 宅急便| ヤマト運輸

佐川急便

料金の計算方法について
集荷担当営業所から配送担当営業所への運賃(輸送料金)と、配送担当営業所からお届け先の軒先までの運賃(配送料金)、開梱設置・梱包材の持ち帰りサービス料金(付加作業料金)で計算された金額になります。

【出典】【佐川急便】飛脚大型家具・家電設置便(大きな家具・家電の配送・取付サービス)|宅配・配送サービス

軒先渡しでのトラブル例

以上の内容を踏まえて以下のケースを考えてみて欲しい。

とある、女性Youtuberの動画でサムギョプサルを食べながら、最近会った出来事を話していた時の内容の一つになる。

最近さぁ、ちょっと怒った話っていうか、悲しかった話っていうか、そんな話があるんだけど、なんかね最近、私、家具を頼んだんですよ。

家具を頼んで、凄い大きい自分と同じくらいのサイズの段ボールが3つ玄関前に届いたの。

で、配達員の方が2人いて2人で玄関前まで運んでくれたんだけど、私が、ごめんなさい私の事情なんですけど、実は、身ごもってて1人でここまで運べないからせめて「玄関」の中まで運んでくれないかな?ってそんな外にさでっかいの置いといてもさ、共用部分だからマンションで怒られちゃうし、1人で運べないから手伝ってもらえませんか?ってそのお兄さんたち2人に言ったら、1人の方は凄い親身になってくれてたんだけど、もう一人のちょっとリーダー的な方が「それはお客様の事情ですよね?そういうのやってないんで誰か呼ぶなり何なりして何とかしてください。じゃあ。」みたいな感じで行っちゃって悲しくなった。

暫く玄関の前に出しっぱなしで、マンションの防災センターの方にも、管理人の方にも怒られて、ごめんなさいって謝ることしかできなかった。

リビングに入ってここに設置してくれって言っているわけではないの。

せめて、中に入れてもらいたかっただけなのに、冷たかったメッチャ。

女性だろうが妊婦さんだろうが、1人暮らしだろうが、そういうのやってないんで、お客様の事情ですよねって言われると、悲しい。

人呼んでくださいみたいな・・・そんなことがありました。

思い出したらまた悲しくなってきた・・・

軒先渡しなので、家の中(玄関も含む)まで運ぶ義務はない。

しかし、状況を考えると、どうなのだろうか?

そもそも、販売する側が、1人では運べないようなものであれば最初から配送を軒先渡しでは受け付けないようにするべきではないだろうか?

組立までは不要だと考える人は、玄関先渡しで依頼することになるので、大きな荷物であれば最低でも家の中まで「運ぶ」というオプションがあって良いのではないだろうか?

これまで、自分が大きなものを注文した時には、大丈夫ですよと伝えても、重いですからと玄関の中までは運んでくれていた。

これは本来「ご厚意」ということであれば、オプションとして運送会社も設定するべきだと思う。

そして、大きな荷物をマンションの部屋の前の通路に置いたままにするというのは、他の住民に迷惑がかかるし仮に火事が発生した場合には避難の妨げにもなる。

配送を担っている人としては、家の中まで運んで欲しいと助けを求められて、断るのは正しいのかもしれないが、1人の人として考えた場合に、この対応は正しかったのだろうか?

こんなに良識的な人が多かった?

もう一つは、世の中、こんなに良識的な人が多かっただろうか?と思えるようなことが起きたこと。

この動画が、大きな荷物でも通常料金だと軒先渡しが当たり前といった感じで炎上したかのようなネットニュースになってしまった。

ネットニュースを見た人が、Youtube動画のコメント欄に、一斉に批判的な意見を書き込むようになった。

常連さん達からは同情的なコメントが多かったが、ネットニュースが公開されると、配慮を求め過ぎだ、教育や環境って大切だ、優しさの強要だといった批判的なコメントに流れが変わった・・・

世の中、こんなに良識的な人ばかりだったかな?と思えるほど、一見すると正しいこと言ってるかのようなコメントが書かれているが、本当に、この人達は、普段から、こんなにも、きめ細かなことを配慮しながら生活しているのだろうか?

しかし、動画のコメントに書かれた内容を見ていると、きめ細かな配慮を行っているとは思えないような、誹謗中傷とも受け取れるような内容が、多数書かれている。

それは、世間の常識から外れた人には何を言っても良いだという厳しい言葉が、情け容赦なく使われている。

確かに、ネット記事として紹介される前のコメントには、きめ細かな配慮がされた、間違いを促すといった感じの言葉が使われていた。

おそらく、このYoutuberの元からの視聴者の方達だと思われる。

ネットの情報崩れ

そこへ、ネット記事を見た人達が、何か言ってやろうと一気に、なだれ込んできた。

批判的な内容が続くと、まるで何を言っても良いという許可が得られたかのよう一斉に批判を始める。

コメントの中には、動画を見ていないのに、ネット記事のタイトルだけを見てコメントしているかのような内容のものもあった。

それは、大雨などで、斜面が緩んでしまって、土砂が一気に崩れ落ちて来るかのような光景と重なった。

ネットを山に、たとえた場合の「土砂崩れ」ならぬ「情報崩れ」と言える。

今の時代を反映するかのようなネットでも弱いモノ虐めが横行している。

一番、危ないと思ったこと

ネットニュースの内容よりも、動画を見ていて、これはダメだと思ったのは、カセットコンロのガスボンベ部分の上に鉄板が被さっていた点。

通常は下図左側のようにガスボンベの上には鍋などが被さらないようにする必要がある。

しかし、動画では下図右側のように、鉄板がガスボンベの上に被さっていてガスボンベが鉄板で過熱される状況にあった。

こんな危険なことを同じマンションの住人が行っていると知ったら、そっちの方が大問題になる。

動画のコメントにも危険だといったことが書き込まれていたが、圧倒的に多かったのは、宅配便についての非常識を責める内容だった。