問題なのはエッフェル塔ポーズではないよね?
自民党のフランス研修での写真投稿報道に関してマスコミは未だに報道している。
研修が法的に許されている行為で、休憩時間等を利用しているのであれば、別にエッフェル塔の前で写真を撮って、それをSNSに投稿する行為のどこに問題があるのだろうか?
今回の場合は、研修であるにも関わらず、まるで海外旅行のように自由行動の時間が取られていたり、そもそもの研修時間が3泊5日もあって、6~9時間程度だったとのことなので悪質だと言える。
しかし、自民党に対して好感は持っていないが、そんなことを国会で追求しようとする野党の方が無駄な税金を浪費する行為なので、問題にするべきではないだろうか?
誰でも、出張中(研修含む)に休憩時間を利用して写真を撮影することはあるし、撮影した写真をブログで公開したりもする。
そのこと自体、誰も責めることはできないと思う。
問題なのは、「研修や視察」が本当に必要なことかどうか?という点であって、研修先で写真を撮影してSNSに投稿したことではない。
追求するなら研修費用の一部に党費が使われることが問題か?どうか?だと思う。
その党費と純粋に党員から徴収した分から捻出しているのであれば、マスコミや野党等がとやかくいう問題ではない。
研修や視察が許されるなら休憩時間中に写真を撮影してSNSに投稿することも問題ない。
それでも許せないというなら、自民党で発言力を持つ存在になるか、自民党から国会議員を1人も当選させないように新たな党を作るしかない。
女性局長って何さ?
もう一つ、一連の報道を見ていて女性局長って言葉が気になっていた。
最初、女性の局長だから、女性局長だと思っていた(笑)
調べて見ると、自民党に「女性局」という組織があるようだ。
女性局の局長だから女性局長。
なんとも、紛らわしい役職名だ。
女性局では以下のようなことを行なっているとか。
- 女性ならでは視点で政治、政策を考え、自民党を通してその実現のために行動しています。
まあ、上記は綺麗事であって実際、女性局が、何を目的に作られたのか?といえば、自民党は女性政治家を増やそうとしているというアピール。
しかし、どうしても、自民党の「お飾り」のように見えてしまう。
なぜ、そう思うのか?
自民党のホームページに「機構図」が記載されている。
ざっくりとしたイメージを図にしてみた。
女性局は、「組織運動本部」という組織に属している。
「組織運動」という部署名が示すように、女性局は組織運動の一つだと解釈できる。
そして、自分のイメージで「女性局」は自民党の活動を有権者達にアピールするための活動の一つ。
つまり「お飾り」なので、女性局長が辞任しても後任は立てないという対応になってしまうのだろう。
「女性」を何でも良いのでグループの「長」にすることに意味があっただけで、局長として機能していたか?必要な存在だったのか?と言えば「局長」も「お飾り」なので、存在することだけで機能していることになる。
器が「お飾り」なので「局長」が不在であっても何の問題もない。
何かあれば、副局長が実権を握っていたのだろう。
マスコミも野党もなかなか追及を止めないので、仕方なく局長を辞任させて、騒動が治るのを待つことにしたのだろう。
今回の件で「女性局」は悪名が広まってしまったので「お飾り」としては汚れてしまったことになる。
汚れてしまった、女性局は、お色直しをして「お飾り」として復活させることになるような気がする。
意味のある活動を
女性を、もっと政治の世界にというのであれば、自民党の副総裁に「麻生太郎」という名前が掲げられているので、そこに女性の名前を掲げるくらいの意気込みを見せてくれないと真剣さが感じられない。
フランス研修で写真を撮影してSNSに投稿した等という、どうでもいい内容を国会で追求する時間があるなら、日本が核兵器禁止条約に参加しないのは、核保有国が一国も参加していないのが理由らしいが、なぜそれが、参加しない理由になるのか?といった他に追求したり議論する内容はあるのではないだろうか?
選挙を見据えての足の引っ張り合いのような国会での議論は不要としか感じられないので意味のある議論を行って欲しいものだ。