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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

それって騙すような書き方じゃないですか?

特許出願中

ドラマ「それってパクリじゃないですか?」で、猫のシャンプーが「他にはない特殊な技術を使っていて」

容器には、「ホホバオイルスレッジ配合」と書かれてあり、その上には「特許出願中」と大きく書かれてある。

「特許」という文字が書かれてあるので、何やら凄いシャンプーのような気がした。

しかし、ドラマの中で、以下のようなことを言っていた。

  • 特許を出願しているだけで特許を取っているわけではありません。
  • 特許を出願するだけなら誰でもできますよ
  • それって騙すような書き方じゃないですか?

特に「それって騙すような書き方じゃないですか?」って言葉が心に響いた。

確かに、世の中には特許出願中という表記の商品を時々、目にする。

悪く言えば、発明技術が使われているのだと勘違いしてしまうことを利用しようとしていることになる。

1万mg摂取

表示一つでも、疑ってかかって見ないといけないんだなと思いつつ、翌朝、テレビをつけていたら、「これ一本で、xxxxxが、10000mgが摂取できます!」という声が聞こえてきた。

1万ミリグラム?

1万という数字を使って「たくさん」という表現をしたかったのだろう。

余計な単位と0を相殺すれば10gということ。

だったら、単位をμgにすれば、10,000,000になるので、1000万マイクログラムでも良いことになる。

あの手この手

しかも、このテレビショッピング、結構な頻度で流れていて週に数回は放送している。

それでも、xx本で1000円で、更に送料無料

12本1000円で、毎回、先着500名様までと言っている。

1回限りではなく、繰り返し放映するのであれば先着500名にする意味合いは多分ない。

これは、実際には先着500名の制限はなく、早く買わないと、送料無料で買えないという「あおり」なのだろう。

定価3万円のところが、今だけ1万円といった風に、定価より販売価格をかなり安くしてお得感をあおる手法もある。

仮に定価をあらかじめ無茶苦茶、高い価格に設定しておいて、販売価格が実は定価だったということもあるように思う。

定価に明確な根拠がないと、二重価格として判断され禁止行為になる。

似たような内容で「限定」という手法もある。

限定、xxx個、本日限りといった具合で、購買意欲をあおろうとする。

これは、本当に限定の場合、言わないと、おとり広告になってしまい、これも禁止行為に当たる。

今では更に期間を短くして、本日の朝6時までにお電話して頂けたら・・・という感じになっていたりする。

xxxだから安心はなくなった

決定的に強いのは「テレビ」で放送しているものだから・・・

という安心感があると思う。

「テレビ」でやっているものだから間違いない。

芸能人が出演しているCMだから安心。

有名な大手企業が販売している商品だから安心。

そんな保証なんてないし、見てる側の勝手な思い込みだ。

広告には消費者が誤解しないようにするためのルールが定められている。

実際よりも品質や内容を著しく良いものに見せたり価格を安く感じさせるような表示が行われると、消費者の正しい商品選択が妨げられるおそれがあるからだ。

JARO(日本広告審査機構)のCMに出て来る、3つのキャラクターが広告を判断する3つのポイントだと思う。

  • 嘘(ウソぴょん)
  • 大げさな(こダイ)
  • まぎらわしい(まぎらワシ)

【出典】JAROってなんじゃろ? | JAROについて | JARO 公益社団法人 日本広告審査機構

広告の表記などを改めて見直してみると、今の日本は、定められている広告のルールに対して、違反スレスレというものが多いことがわかった。

広告や表記に、嘘がないか?誇大ではないか?紛らわしくないか?をしっかり見極めて買って損をしたとか、後悔するようなことが無くなるようにしたいものだ。