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人生の分水嶺(ぶんすいれい)

シャウエッセンの値上げ

日本ハムの人気商品、あらびきウインナー「シャウエッセン」が2022年2月に、初めての値上げ(7%)を実施した。

すると、2022年4月の売り上げは、2022年1月の売上よりも、2割ほど減った。

売上減少を我慢している間にスーパーの棚は、値上げをしていなかった他社製品に差し代わってしまった。

値上げ前は330円~390円程度で販売されていたのが、値上げをしたことで、スーパーでの販売価格が400円を超えるようになった。

すると、シャウエッセンは売れなくなり消費期限切れになるものが増えていくので、スーパーとしても仕入れを減らすだろうし、ウインナーの陳列棚の特等席である一番下の陳列棚は売れ筋の他社製品に差し替えられる。

シャウエッセンの「分水嶺」は400円だったことになる。

ちなみに、4月22日にスーパーのウインナー売り場で、シャウエッセンがどこにあるのか探してみると、一番下の棚に置いてあった。

しかし、シャウエッセンが占める面積は以前とは比較にならないほど、小さくなっていた。

シャウエッセンの価格を見ると398円になっていたので、分水嶺を切る価格設定になっていたが、それでも、苦戦を強いられている感じがした。

分水嶺という言葉は、このニュースの記事の見出しに使われていたので、自分も使ってみた。

分水嶺とは?

高地や山に雨や雪が降ることで貯まる水は下の方へと流れていく。

それが川となり海へ流されていく。

しかし、傾斜は360度全ての方向にあるので、水は、必ずどこかで分岐することになる。

この分岐する境界を分水界という。

山岳地帯では山稜が境界になるので分水嶺と呼んでいる。

よく見かけるのは、太平洋と日本海分水嶺

こっちの川は太平洋、あっちの川は日本海へと繋がっているのかと思うと何とも不思議な感じになる。

そんなことから、太平洋と日本海分水嶺の場合には中央分水嶺と言われている。

中央分水嶺は、北海道の宗谷岬から、南は鹿児島県の佐多岬まで日本を縦断するように一本の線のように繋がっている。

「嶺」というのは、山の傾きという意味になる。

そんなことから、物事がどうなっていくかが決まる分かれめという意味でも使われる。

どこの分水嶺で判断するか?

人はみな、山脈の頂上を歩いていて、どこかの分水嶺で、どちらに進むのかを決めないといけない。

どこで判断するのか?

そして、どちらに進むのか?

もしかすると、この分水嶺が人生を左右する大きな分岐点になるかもしれない。

分かれ道をどこにするのか?

進学と就職が大きな分岐点と考える人は多いかもしれない。

しかし、1番大切なのは「誰」と出会うか?といことだと思う。

中央分水嶺は、日本海側と太平洋側のどちらかの分岐点になる。

ここでの選択は2度と変えられない。

「師匠」との出会いが、人生を決めるのだと思う。

師匠と言っても、職の師匠は、まだ先のことになる。

その前に出会うべきものがある。

それは、自分が目指すべく「イメージ」だと思う。

本を読むことで出会えるかもしれない、また、漫画、映画、歌舞伎、スポーツの試合なのかもしれない。

日常生活で出会う誰かの影響を受けることもあるかもしれない。

まさに、人生にとっての中央分水嶺と言える。

まずは、中央分水嶺を最後まで確認して、その上で、戻るという選択もあるだろう。

中央分水れのどこで分岐するのか?

人生にとって最も重要な決断になる。