100万人登録のチャンネルが終了?
日本経済新聞とテレビ東京のYoutubeチャンネル、日経テレ東大学チャンネルが近日中に終了するようだ。
日経テレ東大学でも、人気の番組、ひろゆき氏と成田氏の、RE:HACKは、2023年3月初で終了している。
2023年2月6日にチャンネル登録者数は100万人を突破した。
開設から1年10カ月なので凄いと言える。
しかし、その翌日、サンケイスポーツがチャンネルプロデューサーがテレ東を自己都合で退社することを報道した。
昨日、登録者数が100万人を突破した人気YouTubeチャンネルのプロデューサーが辞める理由はないので不自然極まりない。
本人が退職の件を話している動画を確認すると、退職の理由は、日経テレ東大学終了と関係があるのは間違いないようだ。この件で辞めたのは他にもいましたか?という質問に自分ひとりだけだと答えていた。
余談だが、部長未満の社員で1番年収が高い(1800万円)の社員が18年勤めた会社の退職金が450万くらいだと話していたが、年収と勤務年数を考えると安すぎるように感じた。
なぜ、終了になったのか?
日経新聞の意向に、そぐわない番組内容と出演者を採用していたことが大きかったという報道もある。
日経新聞にすれば、紙媒体の売り上げが今後、伸びることはなくジリ貧であることは想像できるので、デジタルコンテンツに力を注ぐ必要があると感じていたことや、固いイメージの日経新聞なので、バラエティ色もワンポイントで加えてみるかという思いもあったはず。
しかし、最初に説明を受けた時の内容と実際の内容は、かけ離れていたものだった。
それでも、人気がなければ、黙認したのかもしれないが、想像以上に話題になってしまい、日経新聞の本業部隊は危険だと感じた。
このため、内容に問題があると、言いがかりとも言えるようなことを言い出して終了させてしまったという感じ報道されているように思った。
好調だったチャンネルだったので、事実かどうかは別にして、何らかの思惑が介入したのは間違いない。
しかし、当の本人(番組プロデューサー)は理由は言えない、墓場まで持って行くと話している。
そして、週刊文春の記事に関しても、正しい内容もあれば、間違っている内容もあると話している。
ReHacQ
RE:HACKの終了を伝える動画を公開すると同時に、テレ東を辞めたプロデューサーが早速、ReHacQ(リハック)チャンネルを立ち上げた。
とりあえず、以下のようなラインナップで動画を無料で公開していく予定らしい。
- 月曜日:新ファンタスティック未来
- 火曜日:検討中
- 水曜日:まったりFUKABORIN
- なんで会社辞めたんですか・・・?
- 木曜日:あつまれ!経済の森
- 金曜日:クレイジーキャリア雑談
- 土曜日:mudai
- 日曜日:政治・社会系コンテンツ
制限や縛りは必要?
ReHacQは、制限も縛りも圧倒的に少なくなり、自由に作れるようになったはずなのに、なぜか見たいと思えるようなタイトルになっていない。
制限・縛りというのは、新しい発想を妨げる存在のように扱われているが、実は、制限や縛りがないと選択肢が多くなりすぎて迷ったりして悪い結果を招いてしまうのかもしれない。
そう考えると、制限や縛りの中で、番組を制作していたのが、突然、自由に作れるようになって、つまらない番組になってしまった可能性もある。
日経テレ東大学は、チャンネル登録者数が100万人を超えているので、今更、終了したくても、100万人を捨てるのは惜しいと感じているのか、2023年4月2日時点で、まだ閉鎖されていないので、仮に誰かが引き継いで継続した場合、どうなるのか?というのも見てみたい(笑)