seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

SOLIDWORKSって怖い

SOLIDWORKSには問い合わせ先がない

業務用の3DCADでは、SOLIDWORKSが有名で、使用している技術者は凄く使いやすいということで満足しているようだが、導入する方にとっては最悪なソフトになる。

保守契約に加入しても、問い合わせ先がない。

繰り返しになるが、「保守契約」に加入しても「問い合わせ先」がないのだ。

無料のサポートではなく、有料の「保守契約」でも問い合わせ先が一切ない。

では、どうやって問題を解決するのか?

ソリッドワークス本社のサポートWebページへのアクセスと情報閲覧が提供されるので、これで解決しろということらしい。

無料で提供してるようなサービスが保守契約に加入することで利用できるようにするから自分で解決しろという酷い仕組みになる。

有料で利用できるサポートWEBなので、さぞかし充実しているのだろうと思うかもしれないが、これが他のベンダーのサポートページと何ら遜色のない、どうでもいいようなことしか記載されていない。

はっきり言って、そんなこと知ってますよって内容ばかり。

それはそうだろう、合わせができないところに、誰も質問はできないので、ナレッジが蓄積されていくはずもない。

サポートページは日本語でも使えるが、翻訳が追いつかないのか、検索した結果は英語ばかり。

クリックすると英語サイトに飛ばされる。

すると言語設定も英語に変更されてしまう。

何だかなぁ〜って感じのお粗末なサポートページ。

仕方なく言語設定を日本語に戻すと、今度はページは存在しないと表示される。

つまり、日本語ページが追いついていないことになる。

これでも英語圏と日本語圏で価格差はないはずなので、日本語圏はかなり損をしている。

こんな状態のものでも保守契約に加入しなければ利用できないというのだ。

では、何のための保守契約かといえば、バージョンアップのため。

他にも以下のような素晴らしい特典が利用できるという。

  1. 最新版プログラムのダウンロード
  2. よくある質問事項とそれに対応する回答(FAQ)の閲覧
  3. 知っているとお得なテクニックやヒントなどの技術情報の閲覧
  4. 機能強化要望の提出
  5. 次期Beta版のダウンロード

これに年間20万円も支払う価値があるだろうか?

勝手に保守契約が更新される!

しかし、こんな保守契約なら更新しなくても良いやと考えて放置していると、とんでもないことになる。

なんと一度契約すると自動更新されてしまうのだ。

しかも、更新前には連絡は一切なく、保守契約を更新しましたので、192,000円請求しますといったメールだけが突然、送られてくる。

「更新しますか?」ではなく「更新しました」というのが恐ろしい。

つまりライセンスは買い切りで保守契約がサブスクという仕組みになる。

ちなみに、ライセンスもスタンドアロン版以外にサブスク版があるが、こちらは、ほとんど利用するユーザーがいないようで近々廃止になるようだ。

使っている人には好評

こんなソフトウェア、ストレスでしかないと思うが、実際に使用している人は、よく出来たソフトだと喜んで使っているので他に乗り換えたくてもできないのが辛い。

ワークステーションが起動しない

そんな、SOLIDWORKSがインストールされたワークステーションが昨日、帰る時は正常に動作していたのに、今朝は起動しないという。

ワークステーションのメーカーのロゴが表示されるとエラーになる。

電源ランプが何らかのメッセージのように緑と橙に色を変えて点滅を行なっている。

またしても、RAID情報が壊れたようだ。

RAIDを崩して一本のSSDで起動すると正常に起動した。

修理を行うエンジニアが到着するまで、この状態で使ってもらっていた。

しかし、運悪く、到着するまでも持たずにSSDがダメになり、ランプが点滅している。

終わった・・・

アクティベーションを行わないと使えない

このSOLIDWORKS、ライセンスの移行には「非アクティベーション作業」を実施しないといけない。

サブスク版では関係ないらしいが、スタンドアロン版では必須の作業。

何が問題かといえば、SOLIDWORKSをインストールしているワークステーションが壊れた時だ。

壊れるときなんて、突然なことが多いので、「非アクティベーション作業」を行ってから動作しなくなるなんてことは皆無。

当たり前のことだが、「非アクティベーション作業」は、正常に動作している時にしか行うことができない。

SOLIDWORKSが起動しなければ非アクティベーションができない・・・

ワークステーションが壊れて、OSの再インストールが必要になれば、SOLIDWORKSも再インストールが必要になる。

この場合、ライセンスは壊れる前のワークステーションが所有していることになっている。

同じワークステーションであるにも関わらず、SOLIDWOKRSを起動するとライセンスが使用中だと表示されて起動してくれなくなる。

まぁ、それは仕方ない。

では、どうすれば良いか?

なんと、オンラインではできないらしい。

売店を通してライセンスの取り消し申請を行う必要があり、利用できるまでに数日待たされた。

ワークステーションは修理も終わり再セットアップも完了しているのに、SOLIDWORKSのライセンスアクティベーションが出来ないために使用者に返せなかった。

売店によると、これがサブスク版だと、このような申請がいらないとか言ってたので、なぜ同じにしないのだろうか?と疑問を感じた。

サポートはない、ライセンス認証は不合理。

最悪のソフトウェアだ・・・

SOLIDWORKS IDと3D EXPERIENCE ID

スタンダードアロン版でもSOLIDWORKS IDを取得しないと、インストールプログラムがダウンロードできないし、ライセンスの登録手続きの際にも必要になる。

SOLIDWORKSスタンドアロン版で購入するとA4の紙が1枚だけ送られてくる。

紙にはライセンスキーが記載されている。

あとは、インストール、ライセンス取得方法に関するマニュアルが公開されているURLとカスタマーポータルのURL。

これだけが記載されている。

スタンドアロン版であっても、インストールメディアも送られてこない。

紙1枚だけ。

もちろん問い合わせ先は一切記載されてない。

無事、アクティベーションが完了して起動すると、次は、タイトルバーに「3DPassport-Login」画面には3DEXPERIENCEという文字が表示されたダイアログが表示された。

使用者のメールアドレスが表示され、パスワードの入力を求められている。

前回、セットアップした時には、このような画面は出てこなかった。

3DEXPERIENCが何のことかわからなかったので、使用者に聞いてみたが、首を傾げていた。

SOLIDWORKS IDと同じパスワードを入力するとログインはできた。

これが、SOLIDWORKSを起動する都度、表示されるので、めんどくさい。

仕方なく、記憶するのチェックボッスにチェックを入れてログインした。

しかし、それでも表示される。

同じ時期に購入した、もう一台のSOLIDWORKSがインストールされているワークステーションでは表示されない。

調べていくとサービスパックを最新版にすると表示され、古いものだと表示されないことが分かった。

とりあえず、古いものに戻して使用することにした。

そして、3D EXPERIENCE IDについては、SOLIDWORKS IDを、3D EXPERIENCE IDに勝手に切り替えられていた。

もちろん、何の連絡もない。

何とも、酷い会社だ。

マイ黒ソフトが可愛らしく見えてしまった。