失礼な会社の代表
取引している会社からプレゼンさせて欲しいというので行ってもらった。
オンラインでのプレゼンで、いつも取引している会社ではなく、別の会社がプレゼンを行うという。
知らない人がいない有名な会社の商品やサービスを使っての提案をしていて何度も、表彰されているということだった。
開始時間になったが、表彰されたという、もう1社が、まだ参加してこない。
数分遅れで参加してきたが、待たせておいて、謝罪の一言もなく、何もなかったかのように自己紹介をしてきた。
この瞬間、何となく嫌な感じがした・・・
自己紹介によれば、会社の代表のようだが、会社の代表がこんな状態では、こちらのことはお構いなしの自分達の売り上げや利益になるような提案しかしてこないだろうという予想はできた。
案の定、高いものを押し付けるだけの、突っ込みどころ満載の内容だった。
いくつか質問すると、自分の提案が否定されたとでも感じたのか、気分を害したように人が変わったような感じで答えていた。
こういう代表の会社と関わっても、気持ちよく仕事ができないことが、ここまでのやり取りで確信できた。
これ以上、この人の提案を聞いてもお互い時間の無駄なので、さっさと切り上げようと、説明が終わるまで黙っていた。
説明が終わって、何か質問はありませんか?と聞かれたが、どうせ質問してもキレるくせにと思いながら笑顔で、「大丈夫です」と答えた。
自分達の利益を優先しようとするのは、この会社に限ったことではない。
顧客より自社の利益
相見積もりをさせないように、引き合いのあった会社の販売店を一つに決めてしまって、どこに見積もりを依頼しても、決めた会社を通さないと見積もりが出せないように「カルテル」のようなことをするところもある。
そんなことをするなら販売代理店を経由させずに直接購入させれば良い。
こんな感じで、IT系の会社というのは、とにかく感じが悪いところが多い。
特に大手ほど酷い。
先日、駅伝の優勝旗を失くしてしまったとか言ってる企業も例外ではない。
自社の選手たちが正月早々から頑張って走って優勝して得たものを軽く扱ってしまうのは、顧客に対する対応と重なってしまった。
その会社に勤めていた知り合いが、残業が多い、ブラックだと嘆いていたが、結局、耐えられず転職している。
顧客より会社、社員より会社、とにかく会社の利益が第一という印象しかないので、ニュースを見ていて、あの企業なら当然だと一人で納得していた。
理不尽な使用許諾
ソフトウェアをインストールする際に、使用許諾が表示され同意を求められるが、しっかりと読んだ上で同意している人はどれくらいいるだろうか?
例えば、販売したソフトウェアを使用して不具合が生じた場合、原因がソフトウェアの不具合だとしても一切の責任は負わないといった内容が書かれている場合がある。
それでも、使用許諾に同意しないとインストールができない。
同意しない場合でも返品できないと記載されている酷いものまである。
これに関しては代金を支払う前だったので、代理店を通して返品を申し出たら応じてもらったことがある。
使用許諾を読んでみれば、理不尽な内容が書かれていることが多いので、驚くはずだ。
過去にそのソフトウェアが原因でサーバーやパソコンの処理が異常に重くなったことがあり被害請求をしたことがあった。その時は、半年分の使用料を無料にするということになった。
それ以外にも実に使い勝手が悪く調子の悪いソフトウェアだった。
それ以後に使用許諾を改定して今では一切責任を負わないと記載したのだと思う。
つまり、使用許諾は過去のトラブルの積み重ねとも言えるものなので、トラブルが起きた時のことが、やたらと多く書かれていて、それが使用者に不利な内容の場合は実例があったと考えるべきだ。そう考えると、評価版で先に試すよりも使用許諾の内容を読んで判断した方が合理的ではないだろうか?
ちなみに、今では、その開発元のソフトウェアは一切使用していない。
しかし、メールだけは毎月のように届いていて最近も古いバージョンでトラブルがあったのか、いついつまでにサポートを終了するという内容だった。
以上から、ソフトウェアを購入する場合は、使用許諾をしっかり読むことをお勧めする。
Windows10バンドル版の販売中止
最近では、Microsoft社がWindows11のCMをテレビで、やたらと放送しているが、MicrosoftはWindows10がWindows最後のバージョンだと発表していたはずだ。
しかし、謝罪することもなく何もなかったかのようにCMを流している。
それだけではなく、暫くするとWindows10がバンドルされたパソコンが購入できなくなる。
Microsoftは、Windows11に完全に移行するようだ。
更にはMicrosoft Office製品はOffice365での販売だけとなり、永久ライセンスでの購入ができなくなる。
パソコン購入時にバンドルされたものは今後もバンドルされたパソコンが動く限りは毎月、毎年の費用は発生しない。
サブスクリプションライセンスのみ
Adobe社の製品をキッカケに、autodesk、Microsoftとサブスクリプションだけのライセンス契約に切り替える企業が増えている。
中にはクラウド上でしか利用できないものがある。
あるクラウド製品の営業マンにインターネットに接続できなくなった時には、どんな対応を考えているのか?を聞いた。
Adobe、Microsoft、Autodeskのサブスクリプションは、ローカルにインストールして使用するのでライセンス認証の時以外はインターネットに接続出来なくても使用することはできる。
しかし、クラウドだとそうはいかない。
インターネットに接続できないと使えない。
営業マンはなぜかイラっとしたようで意外な回答をした。
インターネットに接続できないというのはお客様の環境の話なのでお客様の責任で対処してください。
こちらは、別にインターネットに接続できるようにしと欲しいと思っているわけではなく、オフラインでも使用できるのか?という点を確認したつもりだった。
その後も自社のサーバーは、これまで数分程度停まったことがあるだけで、完全に停止したことはないとイライラした口調で説明しだした。
自分はそんなことが知りたいわけではなかったので、それでも100%停まらないとは言い切れないですよね?と言うと、認めた上で、インターネットに接続できない場合は、こちらで対応すべき内容だと答えた。
つまり、インターネットに接続出来なかった場合は考えていないのか?と聞くと「はい」と答えた。
なぜ、イライラしているのかは、わからないが、何か不都合な点があるのだろうと興味がなくなった。
インターネットに接続できないことは、こちら側が原因の場合より、その先の方が圧倒的に多い。
特にプロバイダの問題が多い。
このことも伝えたが話をすり替えようと必死だった。
こんな話は細かいことも含めれば数週間に一回はある(笑)
営業マンの闇
営業マンなので広く浅い知識しかなく経験はないだろうから経験したことのないトラブル対応のことを聞かれるとパニックになるのがもしれない。
営業マンにすれば、自社のシステムについては、貴方より詳しいという自負があるのだろう。
こちらも、そのつもりで質問しているだけで考慮されてないなら、そう答えてくれれば、それで話は終わる。
IT系の社員というのは、妙にブラインドが高い人が時々いるが、そういう人と一緒に仕事をして気持ちよく仕事ができた試しはない。
昔は、顧客のことを一生懸命に考えて色々と提案してくれる営業マンが多かったが、最近は、表面的には顧客のことを考えているような顔をしているが、裏の顔は別という感じの人が多い。
特にIT系はドライな人が多いように感じられる。
これは会社の方針に従わざる得ないという場合もあるようで、以前は、好感的な営業マンだったのに、突然、変わってしまったということもある。
変わらなければ、早期退職と脅されれば、家族がいる身であれば、従わざる得ない。
だから、感じが悪いからといって、必ずしも本人の意志で行っているとは限らないということだけは理解しているつもりだ。