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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

男女共に狩りと採集の時代

男は狩り、女は採取は間違いだった?

古代の狩猟社会では男性が狩り、女性は採集や子育てなど家庭や集落内での重要な役割を担っていたとされている。

ところが、狩りをしていたのは男性だけではなかったという事実が明らかになった。

2018年のある日。米カリフォルニア大学デービス校の考古学者ランダル・ハース氏の研究チームは、ペルーのアンデス山脈で発掘された約9000年前の墓の周りに集まった。墓の中には成人のものと思われる骨とともに、多種多様で見事な狩猟用の石器があった。大きな獲物を倒し、その皮をはぐ作業までの道具がそろっていた。「彼はきっと優れたハンターで、集団の中でとても重要な人物だったにちがいない」。当時、ハース氏とチームのメンバーたちはそう考えていた。だが、その後の分析によって意外な事実が明らかになった。石器のそばで見つかった人骨は、女性のものだったのだ。それだけではない。2020年11月4日付で学術誌「Science Advances」に発表された論文によれば、当時の南北米大陸では、女性のハンターは例外的な存在ではなかったという。

論文の著者らはこの発見を受けて、米大陸全域で発掘された同時代の墓の調査結果も見直した。その結果、大型動物ハンターの30~50%が女性だった可能性が明らかになった。

【出典】男は狩り、女は採集と限らない 古代に女性ハンター|NIKKEI STYLE

まぁ考えてみればメスのライオンは、シマウマを追いかけて狩りをしているのだから人間だけが狩りは男性だというのは無理があったのかもしれない。

狩りは不要な時代

それでも力は男性の方が、強いと言われかもしれないが、今は女性も格闘技を行っているので格闘技の心得がなければ男性であっても簡単に倒してしまうのだろう。

そもそも今は狩りを行なって食料を確保する必要がない。

スーパーやコンビニに行けばお金を出すだけで手に入れることができるので、狩りなんてする必要はない。

このため狩りは不要になり買い物という採取に変わってしまった。

しいて言うなら狩りの代わりと言えるのは、食料を買うために、お金を稼ぐことかもしれない。

そうすると男女共に働いているのだから、共に狩りに行っているようなものだ。

そうすると、女性だけが採取(買い物)をする必要はなくなる。

つまり今は男女共に狩りと採取の時代だと言える。

今は狩りと採取だけでは生活できない。

採取したもので料理をして食べたり、たべおわっら食器を洗って、部屋を定期的に掃除したり、着ているものを洗濯するといった家事も行わないといけない。

今の日本は男女共に徐々に結婚しない人が増えているので一人暮らしが増えているので、作業の分担ができないので、狩り、採取、家事を全て1人で行う必要がある。

全てを1人で行うのは、かなりキツイと思う。

キツイから手を抜いてしまう。

しかし、キツイならキツくならないように努力するという選択肢もあるはず。

どうせなら、手を抜くのではなく、同じことが楽に行えるようになった方が良いのではないだろうか?

では、一人暮らしで1番の負担は家事ではないだろうか?

掃除、洗濯、料理・・・

どれも、生活する上では必要なこと。

しかし、義務教育で全てを教えてもらったわけではないし、家でも親がやっているのを見ていただけ。

家事をしっかりと学んだり、教えてもらったことなんてない。

生活する上で、大切な家事のことを学んでいないというのは、おかしいのではないだろうか?

家事なんて実際にやって覚えていくものだという考え方もあるのかもしれないが、それだと職人さんの世界のように技術は教えてもらうものではなく見て盗むものだってことになる。

この考え方も確かに一理あると思う。

何かの技術を伝える時に、感覚を言葉で説明することが難しいのは理解できる。

しかし、十分、言葉で説明できることも多い。

新人研修などで、こちらが一生賢明に説明しているのに、メモも取らずに聞いている人がいる。

聞く耳を持っていない者に、いくら説明しても馬の耳に念仏状態と言える。

本当に学びたいと思っている者なら、盗んででも学びたいと思うはず。

話を戻すと、少しでも家事が負担にならないようにするためには、家事をしっかりと学んでおくことが必要だと思う。

技術・家庭科

学校で習ったことで1番役に立ったなぁと感じたのは「技術・家庭科」の授業。

技術では、木工作業で木と木を繋げる時は、単に釘を打ちつけるだけでなく、片側にほぞ、もう一方にほぞ穴を開けてはめ込むとしっかりと付けられるといったことを実際に行って身をもって体験した。

家庭科では食材を切るという作業やジャガイモは芽を取らないといけないといった料理の基礎、裁縫では針と糸を使って実際に縫ったり、ミシンは楽だが糸を針にセットするのが大変だということも身をもって経験したことが今でも鮮明に記憶に残っている。

家庭科での洗濯は洗濯機ではなく、手で洗う実習だったので今の時代には則していなかったので洗濯機を使っての洗濯の方が良かったように思う。

特に洗濯ネットは、色移り防止、他の衣類との引っかかり防止のために使用するといったことを教えて欲しかった。

家事が負担にならないようにというのは、考えずに無意識にできるようになるということ。

考えながら何かをするというのはストレスになるので、精神疲労の要因になる。

そして、不慣れな家事というのは、肉体的にも精神的にも、かなりの負担になるので、負担にならないようにするというのは、もっと注目されてもいいのではないだろうか?

今後「家事」を学ぶという人が増えていくような気がする。