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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

人の数だけ苦労があるんだなぁ〜

ファーストサマーウイカ

2023年1月の、ボクらの時代は、アイドルとアナウンサーの交友録という変わった組み合わせだった。

フジテレビの宮司愛美さん、ファーストサマーウイカさん、元乃木坂46高山一実さんの3名。

ファーストサマーウイカさんはバラエティ番組などでよく見かけることから顔は存じていたが、名前は今回、初めて知った。

本名の名前が「初夏(ういか)」ということから、名前を英訳した、ファーストサマーに日本語読みの「ういか」をカタカナにしてファーストサマーウイカということのようだ。

長いので以後、初夏さんと呼びたい。

女子アナの宮司さんがセンターというのは彼女が一番年上だからかと思ったが、違った。

一番の年上は初夏さんで、宮司さんは二番目だった。

宮司さんは潜在能力テスト!という番組の進行を担当していた。

2人とはパネラーゲストとして出演したことで、知り合ったようだ。

つまり、初夏さんと高山さんは宮司さんを介しての共通の知人という事で宮司さんがセンターだった。

会話の中でキャラ設定という話が出ていたが、宮司さんも、高山さんも苦労されたようだ。

宮司愛美さん

フジテレビの新人女子アナと言えば、自分の名前の一部に「パン」を付加したものをタイトルにした深夜番組、パンシリーズの番組を担当することが看板アナへの登竜門のような感じになっていた。

ちなみに、パンは、チノパン、ショートパンツ、ヤマザキパンといった感じで命名されていたので食べるパンだけではなかった。

新人の頃は同期3人の中の誰がパンになるんだ?と周囲がはやし立てたことや、パンになると仕事がしやすくなり仕事が増えるのでは?と意識せざる得なかったようだ。

しかし、2014年の永島アナの「ユミパン」の視聴率が1%台で低迷したことから翌年は打ち切りになってしまったので、宮司さんが入社した年はパンが不在となった。

めざましテレビでは、MCの三宅アナから、いじられやすいように酒好きキャラを設定したりしていたことを打ち明けていた。

宮司さんと言えば入社1年目から「めざましテレビ」に抜擢された。

次のMCは宮司さんになるものだと思っていた。

カトパンが2016年で卒業することになって、さすがに入社2年目でMCは無理だったのだろう。

次のMCは入社3年目の永島アナが務めることになった。

それでも永島アナが不在の際には宮司アナが、めざましテレビのMCを務めていたので、永島アナの次は宮司アナだと思っていた。

しかし、2018年に井上清華さんが、めざましに加入してきたことでまた風向きが変わってしまい、その年の10月に宮司さんは、めざましテレビを卒業することになった。

宮司さんは運が悪いというかタイミングに恵まれなかった。

逆に同じ年齢の永島さんはタイミングに恵まれて順調にフジテレビ看板アナの階段を登ることができたように思う。

大学時代に半年間休学していなければ、永島さんと同期入社となっていたかもしれない。

そうすると 2人の人生は今とは異なる結果になっていたかもしれない。

ファーストサマーウイカさん

初夏さんは、キャラ設定については、周囲にお任せ状態で、周囲が元ヤンで毒舌というイメージで見えているなら「それでお品書き書きましょうか?」でも、それに乗っかって盛ったりしてキャラ作りをするようなことはしないで、嘘をつかないようになっていたといったことを話されていた。

初夏さんの見た目は確かに元ヤン、毒舌といった印象を持ってしまう。

しかし、色んな番組での彼女のコメントを聞いていると、物事の本質を的確に捉えて素直な気持ちを話しているので共感できる。

素直な自分を出しているので、面白くなければ笑わないし、面白ければ笑うというスタイルも共感できる。

それで、視聴者に受け入れられなかったとしても「お口に合いませんでしたか」って感じで納めるようになっていったそうだ。

「お品書きを書きましょうか?」「お口に合いませんでしたか?」という返しでもわかるように彼女のコメントにはセンスが感じられる。

しかし、無理にキャラ設定をしていなくても気苦労はあるのだと思う。

高山一実さん

高山さんも、宮司さんと同じでキャラ設定は色々と考えていたようだ。

確かに何十人といる選りすぐりの中で、何もしないでいたら取り上げてもらえないと普通は考える。

だからと言って目立とうとすれば、それは逆に鼻について嫌われることになりかねない。

自然と取り上げてもらうには特別な何かが必要になる。

それが、今の時代だとキャラ設定ということなのだろう。

そんなことから最初は昭和のアイドル好きということを前面に押し出してキャラ設定をしていたようだが乃木坂では自らアピールするキャラより向こうから聞きたくなるようなキャラの方が人気があったというので、難易度は高かったと思う。

高山さんは人気グループの乃木坂だったのに握手券が売れ残っていたようなので相当、辛い思いをしていたようだ。

三者三様の苦労話は、全て自分にとって想像していなかった内容だったので、驚くことばかりだった。

人の数だけ、苦労もあるということだ。

素直になれると扉が開く

宮司さんは「多くの人に何かを伝える」ということが好きだった。

しかし自分にどんな職業が合っているのかわからないということから、メーカー・商社・通信・ベンチャーと興味のある色々な会社にエントリーをしたが、最初から最後まで何も嘘をつかずに臨めたのはフジテレビだけで入社することができた。

初夏さんは、ステージに立つ仕事がしたいということから、声優の学校、劇団、バンドとステージに立てるなら何でもよいと色々なことをやった。

結果、異端ではあるがアイドルグループに入ることができ、芸能界入りを果たした。

試行錯誤の結果、今はキャラ設定で嘘をつかない、素の自分でいるようにすることが一番だと気づいた。

高山さんはアイドルの服を着たいということからモーニング娘のオーディションを受けたが気合いを入れすぎて規定サイズよりかなり大きな写真を提出し書類選考で落とされた。次の乃木坂オーディションでは失意のどん底で、普通の写真で応募したところ合格した。

三人共、やりたいことはあったが、どういう道を歩めば実現できるかは見えておらず、試行錯誤を繰り返すことになる。

そして共に到達したのは「素直になったら扉が開いた」ということ。

キャラを作ったり、素ではない自分を演出しようとしても客観的に見れば作っているな、演じているってことは自然と伝わるもの。

言い換えれば、それは偽の姿であって本当の姿ではない。

仮に偽の姿で騙せたとしても、それは本当の自分を受け入れてくれた訳ではないので時間と共に化けの皮は剥がれてくる。

みんな必死に色々と試しはするが、最後は余計なことはしないで素直になることが一番なんだと気付くんだなぁ〜