先日、めざましテレビのお天気キャスター「阿部華也子」さんが2022年3月で卒業して4月からは「めざまし土曜日」のメインキャスターを務めるとの発表があった。
彼女が、めざましお天気を担当したのが、2016年4月からなので6年務めたことになり、これはめざましお天気キャスター史上、最長らしい。
初めて見た時、正直「なぜ?」って思いながら見ていた。
先代の「小野彩香」さんが2年で降板と短かったのは、何が理由があったのか?気になっていたときで、次の阿部さんがまだ19歳の大学1年生だったので、これはスポンサー関係のコネか何かで急遽採用され、先代は、それで降板させられたのだろうと真剣に納得していた(笑)
めざましテレビのお天気キャスターは、ずっとセント・フォースに所属しているタレントさんが務めている。
セント・フォースというのは、フリーアナウンサー、レポーターが多く所属する芸能事務所になる。
モデルとして活躍したり・ドラマなどにも出演して活動する者もいる。
阿部さんも例外ではなく、セント・フォースに所属している。
申し訳ないが、阿部さんに関しては、めざましお天気キャスター史上一番ひどいと思っていたので、1年持たないだろうなと考えていた。
しかし、1年経っても変わらず、それどころか、世間の評判は良くなっている。
2019年には、好きなお天気キャスターランキングで1位になってしまった。
彼女を採用したのはコネではなかったのか?最初から見抜いていたのか?と驚いている。
めざましのキャスティングは、阿部さんだけでなく、他でも驚かされる内容が多い。
現在のメインキャスターが「井上清華」さんに決まった時も驚かされた。
多くの人は、現在、めざまし土曜日のメインキャスターをしている「久慈暁子」さんが先代「永島優美」さんの後任になるものだと考えていたのではないだろうか?
自分も久慈さんになるものだと「諦めて」いた。
久慈さんに関しては、顔に「我儘」感が出てしまっているので朝の情報番組の顔には、合わない気がしていた。
どちらかといえば、情報よりバラエティで自由奔放なキャラとして伸ばしていった方が良いと思っていた。
女子アナの番組か何かで、久慈さんが、「山崎夕貴」アナと綱引きだったと思うが対決を行い、負けたら電気ショックだと聞くと久慈さんが絶対に嫌だと泣きそうな勢いで拒絶していた。
山崎アナは、それを見ていて上手に負けてあげていた。
山崎アナも電気ショックは嫌だったと思うが、バラエティで泣かれてしまったのでは、雰囲気を悪くしてしまうので、自分が負けてオーバーリアクションをした方が盛り上がると考えたのだと思う。
この時の久慈アナは入社したばかりの頃だと思うが先輩に気を遣わせて負けてもらうような自分しか見えていない人だとガッカリした。
しかし、めざましテレビでは、永島さんが休みの時には久慈さんが代役を務めていたので次は久慈さんなんだろうと「諦めて」いた。
しかし、その内、久慈さんの出番が減り井上さんに出番が増えていったように記憶している。
そして、「めざましテレビ」のメインキャスターは井上さん、久慈さんは「めざまし土曜日」のメインキャスターとなった。
久慈さんは、井上さんの1年先輩ということもあり、自分がめざましテレビの次のメインキャスターだと思っていたはずなので、これにはショックを受けたと思う。
久慈さんは、2022年3月でフジテレビを退社するということ、これまでフジテレビの女子アナがフリーになる場合には、担当番組は継続という場合が多かったが、久慈さんの場合は全て卒業ということだ。
これは、久慈さんは次期エースとして期待されていたが、それに応えるだけの結果がだせなかった。
フジテレビの社員としてであれば別だがフリーになれば、他に候補はたくさんいるので、彼女に継続させるメリットがないと判断したのだろう。
時期エース候補という意味では、久慈アナともう一人、「宮司愛海」アナが期待されていたかと思う。
宮司アナは久慈アナの2年先輩になる。
2016年に加藤アナがめざましテレビを卒業したことで、永島アナがメインキャスターとして就任した。
これまで宮司アナも日替わりで、めざましテレビにお天気キャスターの代役等として出演していた。
このタイミングで宮司アナも永島アナが担当していた情報キャスターを引き継ぎ、時期、めざましのメインキャスターへの階段をまた一つ登ったと考えていた。
彼女は久慈アナよりアナウンサーとしての資質は高かったし、安定感もあった。
しかし、表情に柔らかさが足りなく、やはり朝の顔としては十分だとは言えなかったように思う。
時期エース候補として期待された久慈アナが翌年、入社しめざましに加入したことから、宮司アナもその一年後に、めざましを卒業することになった。
キャスティングというのは実に難しい。
第一印象では酷かった阿部さんが、見事に変化していき、お天気キャスターとしては大成功を収めた。
反面、宮司さん、久慈さんという時期エース候補と期待されていた人であっても変化することができずに、歩む道を変えることになってしまった。
個人的には永島アナも加藤アナの後任では辛いだろうと思っていたが、めざまし卒業時の印象としては加藤アナ以上の存在感を感じさせる存在になっていたように思う。
そういう意味で永島アナも加藤アナの影から脱却し自分らしさを出すことで視聴者に受け入れられた。
井上アナは、まだ永島アナの影を引きずっていて自分らしさが出ていないので、見ている側とすれば、借りてきた猫状態で今一つだと思う。
今後、どう変化していくのか?変化できるのか?が彼女にとって課題だと思う。
今のまま続けば、彼女の後ろには