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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

孫悟飯は、なぜ主役になれないのか?

ドラゴンボール 人造人間・セル編は面白くなかった

ドラゴンボールのセル編で、主役を孫悟空から、孫悟飯に変えるシナリオになっていたのは誰もが感じたはず。

実際、セルを倒したのは孫悟空ではなく、孫悟飯だった。

しかし、なぜか、しっくりこなかった。

だから、セル編は、あまり印象に残っていない。

なぜ、しっくり来ないのかはハッキリしていて、孫悟空より孫悟飯の方が強いとは感じられないのにシナリオ上は孫悟飯の方が強い設定になっているからだ。

シナリオは神様であり、神様が孫悟飯の方が強いと言っているのだから、反論の余地はない。

しかし、神様であっても、しっくりこないものはしっくりこない。

だから、人造人間・セル編は面白くなかったというのが個人的な感想だった。

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー

ところが、その人造人間・セル編のリベンジ版のような、「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」が面白いので、ドラゴンボール好きなら是非見るべきだと知人から強く勧められた。

しかし、この映画は、ピッコロと孫悟飯がコンビの映画だというイメージしかなかったので、また、あの人造人間・セル編を映画で見せられるのだろうと興味を持てなかった。

しかも、悟空やベジータの出番は少ないというのだから、面白いはずがないという印象しかないので、見にいくまでもないと決めていた。

ドラゴンボール超 ブロリー」が期待通り、面白くなかったこともあり、今回のピッコロと悟飯の映画が面白いはずはない。

と、先週まで信じていた。

しかし、知人がしつこく勧める。

周囲のドラゴンボール好きにも聞いてみたが、絶賛していた。

一体、どうなっているんだろうか?と少し気になり始めた。

そもそも、公開日は2022年6月11日なので、もう公開していないのではないかと思って、映画館の上映スケジュールを見てみた。

人気のない映画なら、もう公開して1か月、仮に公開していたとしても、上映回数は1日1回程度に減っているはず。

しかし、まだ1日に3回~4回上映している。

つまり、観客がいるということだ。

映画のホームページで再度、情報を確認してみた。

原作者 鳥山明 渾身の一作。

まぁ、これまでで一番、面白かった、ドラゴンボールZ 神と神は原作者が初めて深く関わった映画だった。

その原作者の渾身の一作だというのだから、期待してもいいのかもしれない。

しかし、まだ決断できなかった・・・

キャラクターを見ていった。

以下、以下のURLのホームページによる。

https://2022dbs.com/img/chara/chara_bg.png

【参照】映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』

主役の孫悟飯の右に孫悟空、そして左に娘の「パン」がいて、もう一人の主役と言えるピッコロは孫悟飯とパンの間の後ろにいる・・・

この映画、もしかして「パン」にいよいよフォーカスが当たるのか?と期待してみた。

クリックしてみると・・・

  • 悟飯とビーデルの間に生まれた長女。3歳ながらピッコロのもとで修業しており、高い潜在能力の片鱗を見せる。

おーー、「高い潜在能力の片鱗を見せる?」

個人的には、もう孫悟飯の潜在能力には見切りをつけている。

普通に考えれば、孫悟天が次の主役だと思うが、孫悟飯と似たようなキャラなので、こちらも見切りをつけている。

実際、主役とはかなり離れた位置で左側にトランクスと一緒に配置されている。

念のため、キャラクターをクリックしてみると・・・

もう、明らかに期待されていない感じの紹介だ。

パンの内容とは雲泥の差だ。

パンは予告編にもしっかりと出演している。

これは何かあると直感した。

映画のタイトルが「スーパーヒーロー」

これが、孫悟空ベジータを指しているはずがない。

ましてや、孫悟飯やピッコロでは役不足であるのは間違いない。

では、誰を指しているのか?

当然、「パン」だろ?

主役が男である必要なんてない。

強ければ性別は関係ない。

ドラゴンボールで悟空の次は、「パン」しかいない!

とはいっても、今回の主役はピッコロと悟飯だろうから、期待はできないと思っていた。

ところが・・・

まだ、上映中なので、細かい内容は説明できないが、映画をみた感想だけ。

「面白かった!」

ドラゴンボールの映画版というのは、ドラゴンボールZ「神と神」以外は正直、面白くなかった。

 

しかし、今回の映画は、面白かった。

なぜ、面白かったのかと言えば、戦闘シーンが短くまとまっていたという点だと思う。

自分は、ダラダラと長い戦いを見るのが苦手なので、特にドラゴンボールは余計な戦闘シーンが多い時があるので、戦いはサッサッと終わらせて欲しい。

それよりも、ブルマが神龍(シェンロン)にお願いするシーンだとか、ビルスウイスが食事のことでもめているシーンといった、何気ないシーンの方が楽しい。

今回の映画は、そういう意味で戦闘シーンに無駄がなく、丁度良い感じだったし、自分が期待していた、何気ないシーンも多かったので、見ていて飽きなかった。

ドラゴンボールで一番つまらないのが、ダラダラと長い戦闘シーンなので、原作者の渾身の一作というだけのことはあると思った。

まぁ、残念ながら、今回も悟飯は主役にはなれず、ピッコロが主役の映画だったように思うが、誰が主役か?なんてことを気にしなくても良いような内容だったので楽しくむことができた。

これは、見に行って正解、知人に勧められていなければ見に行ってなかったと思うので感謝したい。

ただ、これはパンを悟空の後継者としての感触を確認するための映画だったようにも感じたので、次の作品では、パンは更にステップアップした姿で登場し、いつかはドラゴンボールと言えば、悟空ではなく、パンに変わると信じている。