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日曜劇場「Get Ready」は色んな意味で驚かされた。

驚かされたドラマ

TBSの日曜劇場「Get Ready」の1話を見て驚くことが2つあった。

今回、ほぼ予備知識を持たずに「日曜劇場」に「藤原竜也」が出演するという情報と「天才外科医」のドラマだということで見ようと思っていた。

このため、藤原達也が天才外科医だとばかり思っていた。

キャスティング間違い?

ところがドラマを見ると藤原さんは天才外科医役ではなく交渉人の役だった。

じゃあ、天才外科医は誰なのか?と思っていると、まさかの「妻夫木聡」さんだった。

これ、どうみても、キャストが逆なのでは?

どちらも、ホリプロ所属の俳優でデビューは同じ年。

まさか、年齢は妻夫木さんの方が上だから?という理由ではないと信じたい。

二人が並んだスチール写真を見ても、どちらが主役なのかは明らか。

役としては天才外科医=藤原、交渉人=妻夫木だと誰もが思うはず。

誰の演出?

大胆なキャスティングだなぁと思って、誰がこんな演出を考えたんだろうか?とスタッフを調べると、演出に「堤幸彦」の名前が。

TBSドラマだと「SPEC]、それ以外にもTRICK金田一少年の事件簿、映画20世紀少年と独特の演出で見る者を楽しませてくれるので、好きな演出家の一人だ。

その堤さんが演出するのだから面白いはずだと思って最後まで見ることにした。

生き延びる価値はあるのか?

「生き延びる価値はあるのか?」が決め台詞のようで、闇医者であるにも関わらず、生き延びる価値がない患者はいくら金を積まれても助けないという設定だった。

これも、意外な設定で、闇医者=法外な金というのがこれまでの常識。

そこに闇医者らしからぬ「生きる価値」を求めるというのだ。

しかし、この設定は、自分にとってはストレスでしかなかった。

まず、助けてやっている感が強い医師というのは、好きになれない。

もう、治療はできない、手術をしても助からないという患者を天才外科医が助けてしまうのを期待して見ていたのに、「生きる価値」がないから助けない、改心して人の役に立つように頑張っているのに、過去の過ちのことを持ち出したりされて引き伸ばされたのでは、ストレスしか感じない。

肝心の手術シーンも、難手術だということも、難易度の高いことをやっているのも伝わってこない。

このため手術が成功しても、ここまでのストレス感の方が強いので、スカッと感が生まれない。

これでは、どんなに好きな俳優が出演しても、どんなに好きな演出家が演出したものでも、みた後に「ストレス」感しか残らないので、続きをみたいとは思えない。

これは、2回目の視聴率は間違いなく、下がるだろうと思っていた。

ところが、結果は若干ではあるが初回を上回っていた。

このドラマのどこが、面白かったのだろうか?

まぁ、仮に世間の評価が高くても、このドラマは見たいと思わないので、もう見ることはないと思う。

キャスティング、設定、結果すべて、自分の考えを覆してくれた珍しいドラマだったので、色んな意味で驚かさせてくれた。