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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

オンデーズのCM

オンデーズ

2022年7月中旬頃まで、毎日のようにオンデーズのCMが流れていた。

1時間に1回は目にしていた。

正直「オンデーズ」という名前は、CMが繰り返し流されるまで知らなかった。

最初は、オンデーズが何のCMなのか?さえ興味を持とうとしなかった。

しかし、繰り返し目にしていると不思議と、眼鏡屋のCMなんだということはわかってきた。

それでも、オンデーズというのは、地元(石川県)の眼鏡屋さんだと思っていた。

理由は、CMに起用されている女性が、どうみても素人さんなので、店の従業員なんだろうと思ったからだ。

ローカルCMというのは、従業員が行う場合が少なくない。

国内外に出店しているチェーン店?

その後、人に聞くと、オンデーズは国内だけではなく海外にも出店している規模の眼鏡チェーン店で、CMに出演しているのは広報・プレス部門の従業員だということ。

ローカルCMではなく全国ネットのCMだったのか?と驚いた。

眼鏡チェーン店のCMには有名人

メガネの三城(関東ではパリミキ)のCMは女優の波留、女優の木村文乃ZOFFは、俳優の村上虹郎(未来への10カウントの転校してきた1年生役)、JINSは女優の佐久間由衣とイメージを重視した人選を行っている。

しかし、オンデーズは従業員。

まぁ繰り返し流せば、嫌でも記憶に残る。

最短20分で受け取れる、薄型レンズでも追加料金0円ということも覚えてしまった(笑)

普段、眼鏡を使用していないので、眼鏡についてはあまり知らないが、通常は厚型レンズのものを安い価格に設定しておいて、購入時には薄型レンズを勧めて追加料金で利益を得るというのがスタンダードだったらしい。

ショッピングモールに出店

もう一つ、ショッピングモールによく出店していて、特にイオンモールへの出店が多いようだ。

OWNDAYS株式会社のホームページを見ると、所在地が沖縄県那覇市となっていた。

なぜ、本社が沖縄なのだろうか?

これは、現社長がオンデーズを買収した時点で負債が14億円もあった。

14億円の負債ではどこの銀行も融資をしてくれない。

しかし負債を全額返済してから融資を受けていたのでは、返済している間にチャンスをいくつも逃すことになる。

このため融資してくれる銀行を探していたが、その時に融資を条件付きで行ってくれたのが、沖縄振興開発金融公庫になる。

融資の条件は「沖縄県内の企業」であること。

確かに沖縄振興開発金融公庫なので、沖縄県以外の都道府県の会社では融資できない。

そこで沖縄県内で展開するオンデーズ店舗を取りまとめる沖縄県内の法人を設立し融資を受けることができた。

その時の恩義から、本社機能を沖縄県に移転した。

目立ったもん勝ち

社長の「田中 修治」をYoutubeで、インタビューを受けている映像を見たが、個人的に仲良くなりたくない感じのオーラが強く発せられていた。

ただ、目がとても印象的で才能を感じた。

オンデーズは前社長の放漫経営で倒産寸前になった。

それを現社長が株式取得して社長に就任し見事再生させて現在に至っている。

これを本にした、ノンフィクション小説「破天荒フェニックス」がドラマ化までされていた。

人生を大きく変えるため、倒産寸前のメガネチェーン店を買収した田中。

しかし、社長就任 3 か月で銀行から「死刑宣告」が下される。
度重なる倒産の危機、裏切りに次ぐ裏切り、決死の資金繰り……。

何度も襲いかかる絶体絶命のピンチに破天荒な施策で立ち向かっていく。

実在する企業「 OWNDAYS 」の死闘の 日々を描いた、ノンストップ実話ストーリー

正直、今回、オンデーズについて調べることがなければ、小説もドラマも知らなかった。

本屋で微かに破天荒フェニックスというタイトルの本の表紙だけは見た記憶が微かにあるが、興味が持てず手に取ることはなかった。

オンデーズ再生のための改革スローガンは、「目立ったもん勝ち」

このスローガンには以下のような考えと信念がある。

世の中の全てのお店は、お客様に『存在』を知ってもらわないといけませんよね。

せっかくお店を開いていても、誰にも気がついてもらえなければ、お客様は来てくれませんよね?

何か欲しい、あれを食べたい、と思った時に『確か、あの辺にお店があったな』と思い出してもらえなければお客さんはやって来てくれません。

逆にその時に、思い出してもらうことさえできれば、来店してもらえる確率はかなり上がる。

すなわち、商売は目立たなければ何も始まらないという事です。

【出典】第6話 目立ったもん勝ち|田中修治@OWNDAYS C.E.O|note

なるほど!と思った。

自分自身、繰り返し流されていたオンデイズのCMを見るまで、何を取り扱っているのかも知らず、名前すら知らなかった。

おそらく、東京でもオンデイズの店の前は通ったりしていたと思うが全く印象はない。

繰り返しCMを流すことは、まさに目立つための手段になる。

実際、名前すら知らなかった眼鏡店のことを、こうやってブログの記事にまでしている。

思惑通り「存在」を知ったことになる。

オンデイズは、元々、眼鏡屋としての基礎はできていたので良いものを安く提供していたのだろう。

そこに加えて、客目線では、これまで問題点であった、眼鏡が出来上がるまでに時間がかかる、薄型レンズに変えると高くなるという内容を改善したことで、良いものを安く早く提供するという三拍子揃った眼鏡店にした。

その結果、国内外400店舗の眼鏡チェーンになり、見事、倒産寸前だったのを再生させた。

ドラマを見た

Amazon Prime で見ることができたので見た。

2018年9月に発売されて以来、たちまち重版、異例のヒットとなったビジネス小説『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』(田中修治・著/幻冬舎刊)を初ドラマ化!誰もが口を揃えて「絶対に倒産する」と断言した、大赤字のメガネチェーンを買収した一人の若者が、仲間と力を合わせて、絶体絶命のピンチを何度も乗り越え、世界進出するまでを描いた実話を基にした奇跡のサクセスストーリー! (C)田中修治/幻冬舎テレビ朝日MMJ

一言、面白かった。

ただ、ストーリー自体は、どうなんだろうか?という点が多々あったので、1回見たら良いかな?という内容になるがドラマとしては面白かった。

自分は眼鏡を使っていないので、オンデイズに行く予定は今のところないので残念ではあるが、どう成長していくのか、見てみたいと思った。