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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

選挙に行っても何も変わらない・・・

安倍元首相をバッシングしていた人まで美化

参議院議員選挙が終わったが、マスコミは、選挙のことにはあまり触れずに、安倍元首相に関する内容ばかりを報道している。

衝撃的な事件だったので、当然と言えば、当然ではあるが、それまでバッシングしていた人たちまで、美談を持ち出してきたりして安倍元首相を美化しているところが見ていて嫌な感じしかしない。

投票率は政治への関心度

投票率を調べてみると、総務省はまだ、公表していないので、前回の参議院議員選挙の結果で説明したい。

比例代表投票率

選挙区投票率

投票率というのは、日本の政治に関する関心を表しているのだろう。

山形県は政治への関心度が高いが、徳島県は低いということになる。

今回の参議院選挙は?というと、全国の投票率は選挙区が52.05%で過去4番目の低さだったようだ。

しかし、2019年度は過去2番目の低さの48.80%なので、これと比較すれば高くなったといえる。

あと、時代を反映する結果で、女性当選者が35人で過去最多の28人を上回っている。

個人的には、女性だから投票という時点でジェンダーのような気がする。

今回、最も投票率が高かったのは、山形県で、61.87%。

最も低かったのは徳島県で、45.72%と、2019年度と同じ結果になっている。

石川県の投票率が著しく低下

石川県が徳島県に次いで、46.41%で、ワースト2位となっているのに驚いた。

【出典】【参院選詳報】全当選者が確定 女性当選者は過去最多の35人 全国投票率は選挙区52.05%、東京選挙区は56.55%:東京新聞 TOKYO Web

金沢市に至っては全国ワースト10位の41.58%。

石川県の投票率が低いのは、やはり、2022年3月13日に執行された石川県知事選の結果だったと思う。

僅かの差(1万票)で、元金沢市長だった山野氏を抑えて、自民党馳浩氏が当選したのは反自民党派の有権者に対して絶望を与える結果になったと思う。

石川県民は、谷本氏にNOを突き付けた。

これで、石川県が変わると思っていた。

ところが、当選したのは谷本氏の意志を継ぐかのような馳浩

しかも自民党

あなたの1票で政治が変わる。

期待して投票しに行ったが、結局、何も変わらなかった。

これが現実なんだと諦めてしまった。

そういう有権者が、参議院議員選挙の投票を放棄したということだと思っている。

「何も変わらない」これが、石川県の投票率を低くした理由だと思う。

生活は苦しくなるだけ

物価は上がるが、賃金は上がらない。

もう、肉体的にも、精神的にも疲労困憊で、選挙に行こうなんて気にならない。

人生を諦めてしまい、生きる希望なんて何一つない。

そう考えると、安倍元首相の命を奪ったのは、山上容疑者でもなく、守ることができなかった、SPや奈良県警の人達でもなく、何も変えてくれてない政治家の人達なのかもしれない。

今の日本というのは、お金がある人にとっては暮らしやすい国でも、お金がない人にとっては、手を差し伸べてくれる人がいないので、生きる望みが持てない酷い国だと思う。

仕事がなくなり、年金保険料を納付できなかった場合、満額は受けられない。

40年間収めると満額受け取れるという。

国民年金だけだと、満額でも、1か月約6.5万円。

納付期間が仮に10年だと約4分の1になるので、約1.6万円

65歳を超えて、これだけの額しか支給されなかった場合、どうやって生活すれば良いのだろうか?

生活保護を受ければ良い?

どうやって?

申請の仕方がわからない。

それでも、行政は助け船どころか、手を差し伸べてもくれない。

本来、税金制度というのは、困っている人を助けるためという目的もあるが、現実は、困っていると助けを求めても助けてくれない仕組みになっている。

今に満足しているから選挙に行かないわけではなく、行っても何も変わらないことを何度も見せられたから希望を無くし行かないだけ。

だから、お金もくれないのに、なぜ、わざわざ暑い中、投票所まで足を運ばないといけないんだ?と考えるのは不思議なことではない。

選挙で変わる可能性が感じられない限り、投票率は上がらない。

今回の参議院議員選挙で、このことを思い知らされた。