缶詰パンが賞味期限切れだった
2022年7月13日に仙台市では大気の状態が不安定となり記録的な大雨が降った。
これにより仙山線は運転を見合わせることになり、仙台市の奥新川駅には快速電車が止まっていた。
午前から長時間停車する見込みになったので、乗客48人に車内で缶詰パンを配った。
善意を悪意にしてしまう人達
しかし、乗客が賞味期限切れ(2022年3月末)であることに気づき問い合わせたことで報道されてしまった。
報道のタイトルは・・・
- 賞味期限切れ缶詰パン配るJR東、乗客48人に
JR東日本が、賞味期限切れ缶詰パンを乗客に配ったということだけを伝えた、何とも悪意に満ちたタイトルだと思う。
そもそも、缶詰パンを配ったのは、長時間電車の中で待たされることになった乗客が、お腹が空いたときに食べてもらえればという善意からだと思う。
それでも、賞味期限切れだったという理由だけで悪意にしてしまう人達には感謝という気持ちがないのだろうか?と思ってしまう。
賞味期限切れで食べるのが嫌なら食べなければ良いだけで、わざわざマスコミに知らせる必要があったのだろうか?
また、マスコミも、そんな連絡を真に受けて、悪意に満ちたタイトルで報道しなくてもよかったのではないだろうか?
こんなことをされてしまっては、良かれと思ってしたことでも、ちょっとした不備でもあれば批判されてしまうと考えて、良かれて思うことをしない社会になっていくと思う。