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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

統一地方選挙

4年に1度

4年に1度、4〜5月にかけて全国の地方公共団体で議員と長の任期が満了となる。

多くの選挙が集中することから選挙期日を統一することで、効率的に選挙を行おうというのが統一地方選挙になる。

石川県は前半が2023年4月9日の県議会議員選挙、2023年4月23日が、市長及び市議会議員選挙になっていた。

石川県議会議員の選挙は基本的に組織票で、組織に属さない人の多くは選挙に行かない。

このため、県議会議員は定数43議席に対し30議席自民党所属議員が占めている。

国会議員や県議会議員の選挙になると、単に投票すれば良いというだけでなく、何とか組合に入っていると、休みの日には選挙活動の手伝いにタダ働きで行かないといけないといった愚痴のような話をよく聞くようになる。

9000人で県会議員、3500人で市議会議員

金沢市選挙区だと、約37万人の有権者がいるが、投票率は約38%。

単純に計算すると37万×0.38÷定数16=約9,000票

となるので、9,000票を獲得できれば石川県の県議会議員になれることになる。

これが金沢市議会議員であれば、定数38で投票率は約36%なので以下の計算式になる。

37万×0.36÷定数38=約3,500票と、県議会議員のざっくり3分の1の票が確保できれば金沢市の市議会議員になれる。

ガーシーがYouTubeで話題になり、参議院議員選挙で約29万票を獲得しているので、市議会議員であれば、SNS等で有名になることで、3,500票程度は簡単に集めて当選してしまう可能性が十分あることになる。

これって凄く怖い話で、議員活動を全くしなくても、時々、アピールだけしていれば、頑張っていると判断されて常連になってしまう可能性があるということ。

国会議員選挙では更に比例代表という、国民の意思を無視した制度があるので、選挙区でNOを突きつけられて落選しているのに、政党票により比例代表で復活することが可能になる。

国会議員選挙に関しては、完全に自民党のための選挙制度になってしまっている。

こんなことを考えていると、選挙に行くのがバカらしくなるのは当然のように思う。

国会議員選挙の金沢市選挙区の投票率は、毎回、50%前後。

半分全てが組織票ということではないはずなので、残り半分で逆転することは十分可能だと思う。

選挙に行かない人達をいかに行かせるか?が課題になる。

県会議員、市議会議員は何をしている?

議員の人達が何をしているのか?任期の間に、何をしているのだろうか?

自分の目には、選挙の時期になると街頭に出てきて握手を求めたりしているだけの人にしか見えていない。

選挙公報を見ていると、以下のようなことが書かれてあった。

「まじめに、ぶれずに20年」

県議会議員として20年、めざす理念に全力で取り組んできました。これからも石川の未来を見つめ続けます。

20年も県議会議員を務めていて、実績が何も書かれていない。

まさか、本当に石川を20年間見つめてきただけなのだろうか?

気になったのでホームページの活動報告を見てみると・・・

尺八ばかり?

石川県さえ見ていないのか?と思いつつ、見ていくと・・・

ようやく、尺八以外の報告が登場してきた。

これって、ただの海外研修のような内容ではないのか?

報告・質問・視察・・・

これが20年間県会議員を続けている人の成果なのか?

正直、国内外を視察して、議会では質問し、それ以外は尺八?

これでは学生のような活動にしか見えない。

県会議員の仕事

県会議員というのは県民の声を県政に届け、条例がなければ新たに作ったり、現状とあっていないものは変えたり廃止する、無駄な予算が計上されていないか?必要な予算が抜けていないか?そういったことを行うのが仕事ではないのだろうか?

自分は石川県で、選挙の時のように街頭に出て県民の声を聞いているような議員を見たことがない。

だから、選挙の時しか出てこない人に見えてしまう。

そんなことはない、やるべきことはやっているというのであれば、しっかりと公表して欲しいものだ。